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| 参考車両:ヴォクシー 2000 X Gエディション初度登録2004年5月 |
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TOYOTA
VOXY TA-AZR60G
トヨタ ヴォクシー |
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| 仕様グレードによっても使い方や走り方が違うが、車体まわりと室内を含めて、全体の様子から、どのように扱っていたか探ってみよう。特に後部シートやラゲッジスペースの状態に注意。また、見かけだけはきれいに手入れしても、走行機能に無頓着な所有者もいるので、記録簿などで整備状況を確かめることも大切だ。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| V |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| Z Gエディション |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| X Gエディション・ナビ |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| Z |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| X Lエディション |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| V |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| Z Gエディション |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| X Gエディション・ナビ |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| X Gエディション・VSC |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| Z |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| X Gエディション |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| X Lエディション |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| X |
TA-AZR65G |
4AT |
4WD |
| X Gエディション |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| X |
TA-AZR60G |
4AT |
FF |
| (ナビ:ナビパッケージ、VSC:VSCパッケージ) |
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●ヴォクシーは、2001年11月から販売されているが、参考車両は2004年4月に改訂されたモデルに該当する。
エンジンは2000(1998cc)、トランスミッションは4AT(コラムシフト)で、駆動方式にはFFと4WDがある。定員8名で2-3-3の3列シート、リアドアは両側スライド式。
仕様グレードは、豪華装備の「V」、スポーティな「Z」、ベーシックな「X」の3タイプがあり、デュアルオートエアコンやプライバシーガラスを組み込んだ「Gエディション」、DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションを装備した「ナビパッケージ」、横滑り防止機構を備えた「VSC(ビークルスタビリティコントロール)パッケージ」、ディスチャージヘッドランプやパワーアシストドアを標準装備した「Lエディション」などの設定がある。
2004年8月以降は、外観の一部変更、トランスミッションをCVTに変更、8名定員の他に7名や5名の設定も加わっている。 |
全体の感じを掴む
車両から少し離れて、車体をひと巡り観察してみよう。
前面は、バンパー、ボンネット、グリル、横線が揃っているか、後面も同様に、バンパー、リアゲート、フェンダーの状態をチェック。 左右ライトを見比べて、どちらかが新しく感じたら、その側が補修されている可能性がある。
全体的には、取り付けや立て付けの状態、塗色の状態、外板の凹みや波打ち、車体の傾きなどを探り、不自然な箇所からヒントを掴んで、各部の異常や修復の痕跡などを詳しく調べる。 |
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斜めから角度を変えて
車体の表面をチェックしよう。
歪みや凹み、あるいは波打っているなどの異常がある部分は、衝撃を受けたか、板金修理跡と判断するのが妥当な見方だ。
また、塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、板金塗装した修理跡かもしれない。
見る角度を変えながら観察すると、見落としやすい広くて浅い凹みなども見つけやすい。 |
エンジンルーム内を観察
ボンネットを開けて、エンジンの管理状態を探ってみよう。
ゴムホースやベルトなどの消耗部品交換をはじめ、エンジンオイルのにじみや漏れなどにも注意しながら点検しよう。
点検整備の実施時期と走行距離、消耗部品交換、修理の状況などを、記録簿で確かめておこう。
また、オイル交換の記録シールを貼っていることもある。整備状態を示す情報にも目を配ろう。 |
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鉄板部の異常を探る
溶接やシーラーに異常はないかチェック。塗装の状態もヒントになる。周囲と比べて不自然な部分があれば、車体になんらかのダメージを受けて、板金修理したり車体部品を交換している可能性がある。
また、ラジエターを支えているラジエターコアサポートは、ダメージの形跡が残りやすい。左右の固定部も含めて、修理や交換した様子はないか、見てみよう。 |
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ボンネットをチェック
表側の凹みや傷の他に、内側に修理跡がないかも調べてみよう。
ボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)の固定部を観察して、取り付け状態を見てみよう。固定ネジを脱着した形跡があれば、事故の修理などで交換した疑いがある。 |
取り付け状態を調べる
エンジンルーム内を点検する時には、フェンダーの固定ネジもチェック。
脱着した形跡があれば、フェンダーを交換、あるいは修理していると推察できる。
傷や凹みを直したり、交換修理していても、事故車(修復歴車)の扱いにはならないが、フェンダーに異常がなければ、大きなダメージは受けていないと判断できる。 |
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車体側面のダメージを推察
車体側面に大きな損傷を受けると、ドアを外して修理したり、交換することも少なくない。ドアを外すには、支えている金具(ヒンジ)の固定ネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。
ネジの頭に傷が付いていれば、工具を使って回していると考えられる。
ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着しているように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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スライドドアをチェック
まず、ドアを開け閉めしてスムーズに動くか、しっかりロックできるか試してみよう。
そして、アーム(ドアを支えている金具)やレール(スライドさせる溝の金具)などが歪んでいないか点検。
固定ネジを脱着した形跡がないかも見るが、ドアの立て付けを修正するためにネジを回すことも多い。また、新しい部品に交換されている疑いがある場合も、異常があれば、周辺の様子を含めて、詳しく探る必要がある。 |
隙間と色から判断する
例えば前部では、フェンダーの後端とドア、ピラー部(ガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれの隙間が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
また、前方から押されて、ずれているなど、立て付けに異常があれば、なんらかのダメージを受けていると判断できる。
微妙な場合は、車体の左右同じ場所を見比べるといいだろう。
また、修理して再塗装する際に、色合わせがうまくいかないと、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色調が合っているかもチェックしよう。 |
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給油口にもヒントがある
フューエルリッド(給油口の蓋)を開けて、内部にマスキングの跡があれば、リアフェンダーを修理している。周辺の状態を、さらに詳しく探って、確かめよう。 |
後部の状態から推察する
トランクリッド(蓋)の立て付けを見て、全体に隙間が違っていれば、リッドのずれか、車体の歪みを疑ってみる。右または左だけ、片側の立て付けに異常があれば、フェンダー部を修理していると判断できる。また、車体後部に大きなダメージを受けると、支えている金具(ヒンジ)の固定ネジを脱着してリアゲートを交換することもある。ネジに手を加えた痕跡がないか見てみよう。 |
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テールゲートまわりを調べる
テールゲートを開けて、開口部の溶接やシーラーの形状を見てみよう。
異常があれば、車体後部を修理している。衝撃の度合いや部位によっては他に波及していることも考えられる。リアフェンダーの状態や、ルーフなども、異常がないか調べてみよう。 |
床下を覗いてチェック
床下を探ると、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。
鉄板部の凹みや傷、部分的な変形、さらに、支え金具類に歪みなどがないか観察してみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分は手を付けない(補修や修理をしない)ことがある。マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。 |
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裏側の状態を探る
リアバンパーの裏を覗くと、ステー(支え金具)を介して固定されているのが見える。バンパーを修理したり交換しても、外から見えないステーは修正するだけで済ませているケースもある。ステーに歪みや曲がりが残っていないか、固定部に異常がないかも探ってみよう。
さらに奥を見て、鉄板部の塗装状態や溶接部に乱れがないかもチェックしよう。 |
エンジンをかけてみよう
異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、アクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。
また、エンジンをかけたら、ブレーキを踏んだまま、トランスミッションの状態もチェック。NからDへ、NからRへなど、各ポジションに入れて、セレクトレバーの動き確かめてみよう。
さらに、できれば試走して、異音が発生していないか、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないか、探りたい。 |
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装備機器はもれなく操作
ターンシグナル(ウインカー)やライト類など、公道走行に不可欠な保安関係の作動、さらに、エアコンやオーディオなどの装備機器も正常に機能しているかチェック。運転席まわりだけでなく、後部座席側のランプやエアコンも確かめよう。
調整機構がある機器類は、スイッチを入れるだけでなく、操作してみることがポイントだ。
また、オーディオやカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。 電装品は、もれなく「機能を操作してみる」ことがポイントだ。 |
後部シートも調べる
2列目も3列目も、必ず調べよう。小さな子供が乗っていると、飲み物や食べ物などをこぼした染みが残っていることもある。
また、念のために、シートの折り畳みも試してみるといいだろう。 |
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欠陥の度合いを判断する
参考車両には、シートの座面に小さな穴がある。染みや傷、破れなどを見つけたら、クリーニングや簡単な補修で直るか、張り替える必要があるかなど、欠陥の程度を見定めることも必要だ。 |
ホイールとタイヤを点検
ホイールカバーに傷が多い車両は、運転が乱暴か不注意、あるいは不慣れなど、運転の様子やクルマの扱い方が想像できる。
タイヤは、溝の深さを点検するだけでなく、接地面の摩耗状態も見る。一部だけ異常に減っている片減り(偏摩耗)を見つけたら、アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。 |
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点検整備記録に目を通す
整備記録の内容をチェックしよう。定期点検や消耗部品交換などの実施時期、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。
記録簿を見れば、過去の整備や修理もわかるが、最後の実施時期の内容に特に注意しよう。
また、記録簿(メンテナンスノートなど)は、車検証と一緒にケースに入れていることが多いが、他にも車両の取扱書や装備機器の使用説明書などが揃っていることも確認しよう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
クルマの鑑定ならおまかせ!
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