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| 参考車両 : ヴィッツ 1300 ・初期登録2005年9月 |
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TOYOTA
VITZ DBA-SCP90
トヨタ ヴィッツ (4ドアハッチバック) |
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| 実用的で手頃なことから、運転する年齢層が幅広く、走り方もさまざま。車体まわりに擦り傷や小さな凹みを付けている車両が比較的多いので、外観を念入りにチェックしよう。また、走行距離やインテリアの様子を観察して、使用状況から各部の傷みや消耗状態を推察することもポイントだ。エンジンや走行系は、必ず点検整備記録を見て、実施時期と内容を確認しよう。できれば試走して、走行中の異音や異常がないかも確かめたい。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| 1500 (1496cc) |
| RS |
DBA-NCP91 |
5MT |
FF |
| RS |
DBA-NCP91 |
CVT |
FF |
| X |
DBA-NCP91 |
CVT |
FF |
| 1300 (1298cc) |
| U |
CBA-NCP95 |
4AT |
4WD |
| F |
CBA-NCP95 |
4AT |
4WD |
| 1300 (1296cc) |
| U |
DBA-SCP90 |
CVT |
FF |
| F |
DBA-SCP90 |
CVT |
FF |
| 1000 (996cc) |
| F |
DBA-KSP90 |
CVT |
FF |
| B |
DBA-KSP90 |
CVT |
FF |
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●2005年2月のモデルチェンジ時から販売された2代目のヴィッツ。以前は3ドアもあったが、当時は5ドアだけしかない。
エンジンは、1.5、1.3、1.0リッターの3種だが、1.3には同じ馬力でトルク(力)の設定が違う1298cc(4AT+4WD)と1296cc(CVT+FF)がある。
グレードは、外観にスポイラーを装着したスポーティな「RS」、リモコンキーやエンジンスタートシステム、盗難防止装置なども標準装備している「U」、プライバシーガラスやCDオーディオが組み込まれている充実装備の「F」、Fを基にフルオートエアコンを装備した「X」、オーディオ類も省略したシンプル装備の「B」が設定されている。
その後、2005年12月には、一部改良や装備の追加などで仕様グレードが改訂されている。 |
外観の様子を観察する
車両から少し離れて、全体の様子を観察してみよう。
車体の傾きをはじめ、ナンバープレートの曲がり、バンパーのずれ、車体の切れ目の隙間(チリ)が均等になってない、部分的に艶がないとか色がくすんでいる、表面が荒れているなど、他と違って見える部分は補修したり修理していることが考えられる。
異常を感じる部分は、近寄ってさらに念入りにチェックしよう。 |
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車体の表面を調べる
車体に映る周囲の景色を観察してみよう。不自然な歪みや波打ち、映った景色が部分的にぼやけていたり塗装表面が肌荒れのようになっていたら、修理や補修した跡かもしれない。
見る角度を変えながら観察すると、見落としそうな浅くて広い凹みなども見つけることができる。 |
ぶつけた証拠が残る
車体前部に大きなダメージを受けると、ラジエターコアサポート(エンジンルーム前部で左右に渡している鉄板)を修正あるいは交換する確率が高い。ヴィッツは、フロントグリルと一体になっているバンパー上部に覆われていて見にくいので、エンジン側から覗いて観察してみよう。
歪みや交換した形跡、左右フェンダーとの接合部に不自然な様子はないかも点検しよう。異常があれば、バンパーやヘッドライト部など、周辺の状態も念入りに調べる必要がある。 |
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エンジンルーム内を点検
エンジンルーム内の各部の塗装の状態を見てみよう。一部だけ色合いが異なっていたり、周囲と比べて不自然にきれいな部分があれば、修理した後で再塗装している可能性がある。
さらに、ゴムホースやベルトなどの消耗部品もチェック。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。
エンジンの状態や部品交換、修理などに関しては、点検整備記録を探ってみよう。 |
交換した理由を確かめる
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)の固定ネジをチェック。脱着した形跡があれば、車体前部にダメージを受けてボンネットを交換している疑いがある。
ただし、エンジンなどの修理でボンネットを外すこともある。その場合は、修理記録が残っているはずなので、記録簿(整備手帳など)を確かめてみよう。 |
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フェンダーの状態を探る
フェンダーの状態は、固定ネジが目利きポイントになる。脱着した形跡はないか見てみよう。
傷や凹みを補修したり、フェンダーを交換していても、きれいに直していれば事故車(修復歴車)の扱いにはならないが、車体の前部を広範囲に修理しているかもしれない。交換していなければ、大きな事故は起こしていないといえる。 |
車体の隙間と色を見る
外板(車体の外側のパネル)の修理や交換をすると、パネルを塗装することになるが、仕上がった色が微妙に違うことがある。外板の隙間を境に隣り合うパネルの色調を比べてみよう。
また、外板を修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。立て付けをチェックしよう。
判断が難しい場合は、車体の左右同じ場所を見比べると、異常を確認しやすい。 |
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側面のダメージを推察
大きな損傷を受けるなどしてドアを修理する際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)の固定ネジを脱着するので、ネジをチェック。
前後左右のドアを見比べて、特定のヒンジ部にだけネジの頭に傷が付いていれば、ドアを修理していると考えられる。
ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともある。ネジを脱着しているように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
開口部に証拠が残る
リアドアの開口部を観察してみよう。塗装作業時に貼ったマスキングの跡が残っている場合は、板金修理あるいは傷の補修など、何らかの理由でリアフェンダー周辺を塗装していることが考えられる。
車体の左右同じ場所を見比べると判断しやすい。 |
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後部のチェックポイント
フューエルリッド(給油口の蓋)を開けて、マスキングの跡がないかチェック。リアフェンダーを板金修理するためにフューエルリッドを外すことがあるので、脱着した形跡がないかも調べよう。
また、塗料を調合する色合わせの参考に外すこともある。取り外した形跡があれば、他の部分を修理したり補修して、再塗装していることも考えられる。 |
開口部の様子をチェック
リアハッチの左右に鉄板の接合部がある。後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両は、溶接が乱れていたり、車体左右の状態が違う。
板金塗装をしていれば周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。
さらに確かめるには、鉄板の合わせ目を埋めているシール材を爪で押してみよう。 |
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支え金具と周辺を見る
ネジを脱着した形跡がないかどうかチェック。周辺の鉄板に歪みが残っている場合は、大きなダメージを受けたと推察できる。
修理したり車体が歪んでいると、リアハッチの位置がずれることもある。立て付けも見てみよう。 |
スペアタイヤを外す
トランクルームの床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。
車体に大きなダメージを受けてできた歪みなどが床部に残っている(走行に支障がない部分は修理しない)のを見つけることもある。
溶接箇所の状態や塗装が部分的に周囲と違っていないかも探ってみよう。サイレンサーパッド(防音/防振/断熱シート)の切り接ぎ、張り替えた形跡などの異常があれば、後部を修理しているかもしれない。
また、スペアタイヤを外したついでに、タイヤ自体の状態(空気圧や傷の有無など)もチェックしよう。 |
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床下を探る
床下を覗いて、鉄板部の傷や凹み、各部支え金具類の歪みや変形などはないかをチェック。
マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。
外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分はそのまま手を付けていない(補修や修理をしない)ことがあるので、事故などで受けたダメージの跡を見つけることがある。 |
エンジンの調子を調べる
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。
エンジンをかける時に、モーターの回転が弱かったり、始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。また、実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから、アクセルペダルを軽く煽ってみながら、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。 |
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できれば試走して確認
トランスミッションは、セレクター(シフトレバー)の動きを確かめる。できれば試走して、ギヤの繋がるタイミングや異音が発生していないかもチェックしたい。 |
操作して機能をチェック
装備機器類が正常に機能しているか、操作して確かめよう。
まず、ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなど、公道走行に不可欠な保安関係の作動をチェック。さらに、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器もチェックしよう。
オーディオやカーナビなどが装備されている場合は、純正、社外製品を問わず、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。
また、インテリアは、汚れや傷をチェックするだけでなく、シートの調整や収納ボックス類の開閉など、「動く物は何でも動かしてみる」ことも大切だ。 |
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ホイールとタイヤを見る
ホイールカバー(車両によってはアルミホイールの外周部)に傷が多い車両は、運転が乱暴だったり不注意だったり、あるいは不慣れで縁石などに擦ってしまったなど、運転の様子やクルマの扱い方が想像できる。
タイヤは、溝の深さをチェック。1.6mm以上あることを目安にしよう。また、摩耗状態もチェック。一部だけ異常に減っている片減り(偏摩耗)を見つけたら、アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。 |
記録や情報を探る
点検整備記録の内容をチェックしよう。定期点検や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。
また、フロントドアの開口部にはタイヤサイズと空気圧の基準、リアガラスには燃費基準達成や低排出ガス認定、ペイントシーラント(購入後のワックス掛けや洗車に関する注意)の表示など、各部に貼ってあるステッカー類も車両に関する情報になる。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。タイヤハウス内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車の目利きチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行(有料)してくれる。
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