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| 参考車両 : トリビュート 2.0 LX Gパッケージ AT 初度登録2001年1月 |
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MAZDA
TRIBUTE TA-EPEW
マツダ トリビュート |
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| 悪路走破性を確保しているとはいえ本格的な4輪駆動車と違って極端に酷使された車両は多くないといえるが、どのように使っていたかが鍵になる。外観がきれいな場合でも、室内の状態を詳しく観察して、乗り方や扱い方を推察してみよう。ダッシュボードやドアの内張り、フロアマットの裏、後部シートやラゲッジスペースなどもしっかりチェック。匂いにも注意しよう。エンジンをはじめ、走行に関わる部分は、整備記録とつき合わせて点検すれば、状態を確かめやすい。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| 3.0 (2967cc) |
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| GL-X |
LA-EPFW |
4AT |
4WD |
| LX Gパッケージ |
LA-EPFW |
4AT |
4WD |
| LX |
LA-EPFW |
4AT |
4WD |
| 2.0 (1988cc) |
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| LX Gパッケージ |
TA-EPEW |
4AT |
4WD |
| LX |
TA-EPEW |
4AT |
4WD |
| LX Gパッケージ |
TA-EPEW |
4AT |
FF |
| LX |
TA-EPEW |
4AT |
FF |
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●2000年11月に発売を開始した5ドアSUV。悪路走行をこなす4WD機構(ロックスイッチで前後輪のトルク配分を50対50に固定できる)も特徴になっている。
エンジンは、3リッターと2リッターがあり、トランスミッションは全車コラムシフト4速AT。駆動方式は、3リッター車が4WD、2リッター車には4WDとFFがある。
グレードは、ベーシックな「LX」と上級仕様の「GL-X」を基本に、LXにはアルミホイールやプライバシーガラスなどを組み込んだ「Gパッケージ」が設定されている。
2001年5月に、一部改良・変更している。 |
少し離れて観察する
車両全体を見てみよう。ドアやボンネットなどの取り付けや、外板の立て付け、塗色の状態、車体の傾きなど、わずかな不具合や不自然な箇所からヒントを掴むのだ。
前部はボンネットやグリルとバンパーの横線が揃っているか、後部はリアゲートとバンパーは水平になっているか、チェック。ヘッドライトやテールライトにも注意。片方だけ新しい場合は、単なるライト破損によ交換なのか、周辺部の修理によるものか、詳しく調べる必要がある。 |
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車体表面の状態を見る
傷や凹みをチェックしながら、違和感がないかも探ってみよう。
塗装の色艶が違っていたり、荒れたように見える部分は、補修している可能性が高い。
斜め方向から透かして見ると、波うっている板金修理跡をはじめ、浅くて広い凹み、見落とすような小さな凹みも発見しやすい。 また、見る角度を変えながら、プレスラインやモールの流れに乱れがないかも探ってみよう。 |
エンジン管理状態を点検
ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品を中心にエンジンと周辺の部品をチェック。
新しく見える部品は、交換していることが疑える。事故などの修理によるものなのか、あるいは故障やトラブルで交換したのか、整備記録を調べて、確かめよう。
エンジン周辺にオイルのにじみや汚れなど、オイル漏れの症状はないかにも注意しよう。
できれば、オイルや冷却水の量および汚れ、ウォッシャー液の残量なども点検したい。 |
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鉄板部の異常を探る
エンジンルーム内に見える鉄板部をチェックしてみよう。
車両前部に大きなダメージを受けると、一般に機能面に重大な不具合を生じさせので、歪みなどはもとより、各部の溶接やシーラー、塗装の状態などから修理した痕跡はないか、調べてみる。
特にラジエターコアサポートと呼ぶ最前部の鉄板は、ダメージを受ける可能性が高い。修理や交換した形跡、取り付け状態などに異常はないか、確かめよう。 |
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ボンネットの交換に注意
表面の傷や凹み、内側の修理跡をチェックすると同時に、車体に取り付けている金具(ヒンジ)周辺も確かめよう。
固定ネジを見て、脱着した形跡があれば、修理したか、交換している疑いがある。まれにエンジンなどの修理でボンネットを外すこともあるが、修理や交換した形跡があれば、車体前部の他の部分を修理していないか、念入りに調べる必要がある。 |
取り付け状態を確かめる
フロントフェンダーは、固定しているネジをチェック。脱着した形跡があれば、交換している可能性がある。
周囲との色の違いや、左右を見比べるのもポイントだ。
傷や凹みを補修したり、交換していても、きれいに直していれば事故車(修復歴車)の扱いにはならないが、車体の前部を広範囲に修理しているかもしれない。
交換していなければ、大きな事故は起こしていないといえる。 |
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隙間と色を観察
車体前部では、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、ボンネットなど、それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを受けているか、修理している可能性が高い。
また、修理や交換で塗装すると、仕上がった色が微妙に違うことがある。外板の隙間を境に、隣り合うパネルの色調がしっかり合っているかどうかも比べてみよう。
近くよりも少し離れたほうが違いがわかりやすい。さらに、日向と日陰の両方で、見る角度を変えながら探れば、判断しやすい。
車体後部も同様に、リアドア、リアピラー、リアゲート、バンパーなどの隙間と色をチェックしよう。 |
側面のダメージを推察
ドアに大きな損傷を受けると、交換してしまうこともある。4枚のドアの中で特定のヒンジ部だけネジに傷が付いていれば、交換しているかもしれない。
ただし、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともある。ネジを脱着した痕跡が、必ずしも交換の証拠とはいえない。
また、ドア自体の板金修理で外したのか、側面のダメージを伴っているのか、異常があれば、周辺も詳しく調べてみよう。 |
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開口部の塗装を調べる
リアフェンダー周辺の車体にダメージを受けて板金修理した車両には、リアドアの開口部分などにマスキングした跡が残っていることがある。
マスキング跡は、直線状で段差になっているが、色艶に境ができていることもある。
また、フェンダーは、タイヤハウスの縁(折れ曲がった部分)や内側に修理跡がないかも探ってみよう。 |
給油口の周辺もチェック
マスキング跡やシーラーの乱れなどはないか、見てみよう。
また、フューエルリッド(給油口の蓋)は、リアフェンダーを板金修理するために脱着することがある。取り外したした形跡がないかもチェックしよう。フューエルリッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲と違って見えることがある。いずれにしても、リアフェンダー周辺を修理していることが疑える。 |
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ヒンジ部の周辺を見る
後部に大きなダメージを受けると、支えている金具(ヒンジ)のネジを脱着してリアゲートを交換することもある。ネジに手を加えた痕跡がないか、見てみよう。
ヒンジが接している車体部に歪みが残っている場合は、ピラーやルーフ、フェンダーなどにまで衝撃が及んでいないか、関連する部分を確かめよう。
また、テールゲートがスムーズに開閉できない場合は、車体後部が歪んでいる可能性もある。 |
左右の溶接を見比べる
リアゲートを開けると、ルーフからテールランプにかけて、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。
溶接、シーラー、塗装の状態などをチェック。特にスポット溶接に異常はないか、注意しよう。
板金修理やパネル交換などをしていれば、周囲とは雰囲気が違って見える。疑わしい部分があれば、車体の左右を見比べると判断しやすい。 |
後部のチェックポイント
ラゲッジスペースの床内に収納されているスペアタイヤを外してみよう。
大きな衝撃を受けてできた歪みなどが床部に残っているのを見つけることもある。
塗装が部分的に新しかったり、サイレンサーパッド(床部などに貼っているシートやマット)が剥がれていたり波打っているなどの異常があれば、車体後部を修理しているかもしれない。 |
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床下を覗いてみる
鉄板部の変形や凹み、支え金具類の歪み、修理した痕跡などはないか、観察してみよう。また、マフラーなどの部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかも探ってみよう。走行に影響がなく、外から見えない部分は、補修などしないことがあるので、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。 |
トラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。かかり具合、アイドリング、異音、回転の上下、排気ガスの色をチェック。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。
また、セレクトレバーを操作して、ATの状態も確認しよう。NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かしてみるのはもちろん、できれば試走して、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかもチェックしたい。 |
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内装と装備をチェック
装備は、作動具合を確かめよう。保安関係(ヘッドライト、テールランプ、ブレーキ、バック、ウインカー)などはもちろん、エアコンやオーディオなど、電装機器や電動機構は、スイッチを入れるだけでなく、実際に操作して機能を確認する。パワーウインドウの開閉や後部座席ランプの点灯なども忘れないようにしよう。
装備類の取扱説明書が揃っていることも確認しよう。
シートは、傷や汚れ、タバコのこげ穴がないか、チェックすると同時に、運転席のクッションが劣化していないかも、座って確かめてみよう。
また、後部シートまわりやラゲッジスペースも、傷や破損などはないか、隅まで探ってみよう。 |
タイヤの状態を点検する
減り具合(残り溝の深さ)を、まずチェック。1.6mm以上あることを目安にしよう。
減り方にも注意しよう。接地面を見て、一部が極端に減っている偏摩耗を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは車体が歪んでいるのか、確かめる必要がある。
タイヤの偏摩耗や、試乗の際にハンドルが片側方向に取られる車両は、前部修復歴の疑いがある。 |
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衝撃の程度を確かめる
参考車両のサイド(ドア)モールは、小さな打ち傷らしき箇所をDIYでパテ埋め補修してある。
傷や凹みなどを発見した場合は、モールに歪みやずれなどが伴っていないか、チェックしよう。損傷の程度によっては、ドアにまで影響が及んでいないか、確かめる必要があるかもしれない。 |
保守整備の状況を探る
点検整備記録の内容を、車両をチェックする前に調べよう。
記録簿を見れば、過去にどのような整備を受けてきたのかがわかり、定期点検や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部を探る参考になる。
特に、いちばん新しい(最終)年月日の記録は、現状の整備状態を表していると考えて、詳細まで確認しよう。 |
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樹脂部品にも注意する
ラゲッジルームに擦り傷が多いことから、参考車両は頻繁に荷物を出し入れするような使い方をしていたことがわかる。
また、室内にはプラスチック部品が多数使われているが、汚れや傷の他に、ステッカーを剥がした跡や、不可解な穴(機器類を取り付けていたネジ穴の跡など)はないか、注意しよう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車の目利きチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行(有料)してくれる。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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