| SUBARU TRAVIQ |
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4ドア+テールゲートで3列シート7人乗りミニバンのトラヴィック。2001年8月に発売され、オペルのザフィーラに日本向けの足まわりと2.2リッターエンジンを搭載して、フロントグリル周辺がスバルの味つけになっている外観が特徴だ。ベースが輸入車のために各部の造りが日本車とは違うが、中古車チェックの基本は同じ。酷使されていると、事故車でなくても希に車体が歪んでいることも。各部のチェックに加えて、インテリアの状態を観察しながら、使用状況も推察してみよう。 |
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車体の歪みや各部の疲労 |
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座席や装備の作動状態 |
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エンジン系の整備と記録簿 |
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全体の雰囲気を見る
少し離れて、車両全体を見てみよう。車体表面の色艶をはじめ、車体が歪んだり傾いたりしていないかチェックしよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? 車体の表面が一部だけくすんでいたり、艶が違って見えたら、その部分を修理したことも考えられる。 |
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車体に景色を映してみる
車体の全体をチェックするときに、見る角度を変えながら車体に映り込むものを観察してみよう。波打っていたり、歪んで見える部分は、板金修理した跡かもしれない。塗装の状態も、角度を変えて見ると、光の反射で周辺との違いを発見することがある。また、車体色がホワイトの場合は異常を見つけにくいが、平面やプレスライン(鉄板を折り曲げた線)が判断の鍵になる。 |
ネジを脱着した形跡に注意
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することが多い。ボンネットを固定しているネジを脱着した形跡があったら要注意。事故の修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれに、エンジンの修理のためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は整備記録簿に記録が残っているはずだ。 |
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車体前部の修復を推測
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。交換したような跡を発見したら、タイヤ部分の車体の内側にあるインナーフェンダーを確認しよう。交換しているようなら、かなりの大きなダメージを受けて修理しているといえる。 |
エンジンルーム内の様子をチェック
中古車ショップの店頭に並んでいる車両のエンジンルーム内はクリーニングされている場合と現状のままの場合があるが、一見きれいに見えても、細部を観察してみよう。周囲と比べて新しく見える部品は、交換している可能性が高い。整備手帳の記録を参考にすると、トラブルが発生した箇所や修理などの経緯がわかるはずだ。また、ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品も点検しよう。オイルのにじみや汚れにも注意。 |
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前部をぶつけて修理した跡
エンジンルームのいちばん前でラジエターを固定している「ラジエターサポート」は、前部をぶつけるとダメージを受けやすく、修正や交換することが多い。他の部分と色が違っていないか、歪みがないか、ヤスリをかけた跡がないか、チェックしてみよう。また、エンジンルームの前部にあるラジエターの横のすき間をナンバープレートの横からのぞくと、車体を支えているフレーム(車体の骨格)の先端が見える。フレームの先端には鉄板が溶接してあるが、溶接部分に錆があれば要注意。錆は、大がかりな修理で車体に熱を加えたせいで発生することがある。特に高年式車の場合は、事故を起こして修理している可能性が高いといえるのだ。 |
色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板を修理することになるが、新しい部品を組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、隣り合う外板の隙間(チリと呼ぶ)をチェックすると見つけやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、それぞれの隙間の間隔が均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べるのも目利きのポイントだ。また、再塗装する際に、色合わせがうまくいかないと、色が微妙に違うことがある。ホワイトは微妙でわかりにくいが、隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。 |
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リアゲートの取り付け部をチェック
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかの目安として、リアゲートを支えている金具(ヒンジ)の周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか、確かめてみる。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した跡がないか、点検する。トラヴィックは、車体側のヒンジにしかボルトがないが、ゲートの付け根に板金修理した痕跡や周辺に歪みがないかも見てみよう。 |
リアゲート開口部の溶接に注目
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両の場合は、溶接部分が均一に揃っていないし、車体の左右で違っている。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛ってあるシール材を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかかったら、修理の際に新しいシールを盛ったということがわかる。 |
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柔らかくて歪みやすい部品
リアバンパーは、ぶつけた時の衝撃を吸収するために、柔らかい支え金具(ステー)を介してフレームに固定されている。軽度の衝突事故ではフレームまでダメージが及ばないようにして、修理コストを抑えることができるようになっているのだ。ところが、事故の修理でバンパーを交換をしても、普段見えないステーは修正するだけで済ませているケースもある。バンパー自体のチェックと同時に、必ず裏側のステーも点検しよう。 |
バンパーと車体の隙間を見る
ほとんどの部品が樹脂で構成されているために、各部の隣り合う部品の隙間(チリ)が合いにくい。左右を見比べると内部の歪みを判断できる。部品が正確に組み合わされていれば、事故などで大きなダメージを受けていないと推測できる。 |
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データもチェック項目
点検記録簿(整備手帳)の内容を、車両をチェックする前に確認しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのがわかり、車両の状態を探る参考になる。定期点検時の走行距離とも突き合わせてチェックしよう。 |
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トラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って容易にエンジンが始動するかどうか? モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っている可能性があるし、エンジンの調整が必要かもしれない。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。また、トラヴィックは独特なエンジン音が聞こえるのと、エンジンの振動がわりとダイレクトに伝わってくるが、アクセルをオン/オフしたときに車体が大きく揺れなければ合格だ。揺れる場合はエンジンを支えているマウントがヘタっている。 |
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シートのアレンジを点検
ミニバンスタイルのインテリアは、シートアレンジがクルマの利便性を高めているが、使用説明書に従って、後席が確実にセットできるかどうかを確かめてみよう。特にロックする部分が緩んでいると、走行中の異音の発生にもつながる。シートの汚れなどをチェックすると同時に、作動状態もしっかりとチェックしよう。 |
試走してチェック
オートマチックトランスミッションは、セレクトレバーをNからDへ、NからRへと操作して(トラヴィックの動きは比較的重い)、作動の具合いを試してみる。各ギヤへの切り替え時のショックは大きくないか? アクセルを踏むのと連動してスムーズに発進や加速ができるか? できる限り試走して確かめよう。 |
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装備機能を操作してみる
エアコンやオーディオシステムなどの装備品は、スイッチを入れて正常に作動するかをチェックしよう。リアエアコンが装備されている場合は、フロントだけではなく、リアの状態もチェックすること。リアに気づかないで、あとから効かなかったという事例が多い。 |
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