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参考車両 : ティアナ 230JK M-コレクション
初年度登録2004年1月 |
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NISSAN
TEANA UA-J31
日産 ティアナ |
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| ユーザーは年配層のファミリーが多い。車体まわりは、目利きチェックポイントの基本を押さえておけばいいだろう。ディーラーにお任せの場合も多く、整備状態が良好な車両も比較的多いといえるが、定期点検整備記録は必ず確認しよう。ファミリーユースの車両は、サンデードライバーの不慣れな運転による外装の擦り傷や凹み、小さな子供による内装の汚れなど、細部にも目を配って各部をチェックしよう。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| ・230 (2349cc) |
| 230JK |
UA-J31 |
4AT |
FF |
| 230JK M-コレクション |
UA-J31 |
4AT |
FF |
| 230JM |
UA-J31 |
4AT |
FF |
| 230JM F-コレクション |
UA-J31 |
4AT |
FF |
| ・250 (2488cc) |
| 250JK FOUR |
UA-TNJ31 |
4AT |
4WD |
| 250JM FOUR |
UA-TNJ31 |
4AT |
4WD |
| ・350 (3498cc) |
| 350JK |
UA-PJ31 |
CVT-M6 |
FF |
| 350JM |
UA-PJ31 |
CVT-M6 |
FF |
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| ・特別仕様車 |
| アクシス (230JK) |
UA-J31 |
4AT |
FF |
| アクシス (350JK) |
UA-PJ31 |
CVT-M6 |
FF |
| 230JK 70th-II |
UA-J31 |
4AT |
FF |
| 250JK FOUR 70th-II |
UA-TNJ31 |
4AT |
4WD |
| 350JK 70th-II |
UA-PJ31 |
CVT-M6 |
FF |
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●セフィーロの後継車として2003年2月に発売されたが、参考車両は2004年6月に一部改良される前に販売された初期タイプ。
エンジンは、2.3、2.5、3.5リッターの3種があり、いずれも低振動で静粛性に優れたV6。トランスミッションは、2.3と2.5が4速AT。3.5は、CVT-M6(6速マニュアルモード付無段変速機)。駆動方式は、2WD(FF)が基本だが、2.5は4WDだけの設定になっている。
グレードは、ベーシックな「JK」と上級の「JM」(装備内容はエンジン仕様により異なる)の2タイプが基本。230には、室内装備が上質でJMに近い装備内容になる「Mコレクション」もある。「F-コレクション」は、官公庁/法人向けグリーン税制適合車。
本革シートや明るい木目を採用した「アクシス」、プラズマクラスターエアコンや運転席パワーシート、クローム仕上げの専用ホイールなどを備えた日産70周年記念「70th-II」など、特別仕様車は、2003年10月に発売されている。 |
車体の雰囲気を確かめる
車両から少し離れて、車両の全体を観察してみよう。
車両の傾き、立て付け、塗装面の光沢などをチェック。部分的に艶がないとか、色がくすんで見える部分は、補修したり修理していることが考えられる。ナンバープレートの曲がりやバンパーのずれ、メッキやモール類の曲がりや破損などにも注意しよう。
前面は、左右のヘッドライトやフォグランプのバランスを見て、片方だけ新しく(交換)感じたら、その側が補修されている可能性もある。 |
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斜め方向から見て探る
車体表面は、見る角度を変えながら観察しよう。斜め方向から透かして見ると、見落としがちな浅くて広い凹み、エクボと呼ばれる小さな凹み、あるいは波打ち(しわ)なども確認できる。
しわが寄っているのは、衝撃を受けているか、板金修理跡と判断するのが妥当だ。
また、塗装の艶が周囲と違っていたり、変色や色むら、荒れている(ざらざらしている)などがある箇所も、補修や修理跡の可能性がある。 |
整備状態をチェック
定期点検整備記録ともつき合わせて、ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品を中心にエンジンと周辺の部品をチェック。冷却水やオイルの量および汚れ、ブレーキ液量なども点検したい。
エンジン周辺のオイルのにじみや汚れ(漏れ)にも注意しよう。
新しい部品が付いているのを見つけたら、故障や整備で交換したのか、車体部の修理に伴う処置なのか、確かめよう。手がかりは、整備記録にある。 |
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鉄板部分を見逃さない
エンジンルーム内側の鉄板部分をチェックしよう。歪みが残っていたり、不自然な塗装や溶接、シーラーの異常などがあれば、車体内部にまでおよぶ大きなダメージを受けて修理している。
部品やネジなどに塗装の飛沫が付着している場合は、周辺に修理跡がないか、探ってみよう。
サスペンション上部の取り付け部も見てみよう。マウントラバーが新しい場合は、足まわりの損傷で修理している疑いがある。 |
修理跡が残りやすい部品
エンジンルームのいちばん前で車体の左右に繋がっているラジエターサポートと呼ぶ鉄板は、車体に大きな衝撃を受けると影響がおよびやすく、修理や交換することも多い。歪みや修理跡などがないか、チェック。中央部の様子と、左右フェンダー部に繋がっている部分の取り付け状態も、確かめよう。 |
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交換の疑いは理由も探る
ボンネットは、外観表面の凹みや傷をチェックしたら、開けて、裏側に修理跡などがないかも、調べてみよう。
ダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットヒンジ(支えている金具)の固定ネジをチェック。
交換している形跡がある場合は、ボンネットだけの損傷か、車体から影響を受けたのか、周辺に修理跡がないかも、探ろう。 |
取り付け状態がポイント
フロントフェンダーを固定しているネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ってネジを脱着した跡、つまり、フェンダーを交換あるいは修理している。
傷や凹みをきれいに直すなどで手を加えても、修復歴車にはならないが、フェンダーに異常がなければ大きな事故は起こしていないと考えられる。
交換している疑いがある場合は、インナーパネルをはじめ周辺を再チェックして、ダメージの範囲を調べる必要がある。 |
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隙間と同時に色を見る
立て付けは、隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等かどうかを見る。
例えば、車体側面では、フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)などが隣接している。外板パネルは、ダメージを受けてずれる、あるいは交換修理で組み付ける際に誤差が出ることもある。それは、チリを見ればわかる。
また、隣り合う外板パネルの塗装を見比べよう。補修や修理、交換している場合は、仕上がった色が微妙に違っていることもある。 |
車体側面のチェック
ドア部分に大きな損傷を受けると、ドアを交換してしまうことも多い。交換する際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)の固定ネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。
ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジだけでは即断できない。
ドアを交換している疑いがある場合は、ヒンジが接しているピラー(柱)をはじめ、ドア開口部全体、隣接する関連部分なども、詳しく調べよう。 |
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給油口の外蓋にもヒント
リアフェンダー周辺の車体にダメージを受けて修理した車両には、リアドアの開口部分などに塗装の荒れや古い塗装と新しい塗装の段差(マスキングした跡)などが残っていることもある。
また、フューエルリッド(給油口の外蓋)を開けてみよう。内部にマスキング跡がないか、チェック。リッドを交換していたり、リッドの色が周囲と違っている場合も、リアフェンダーを修理しているヒントになる。 |
後面のチェックポイント
車体後部も前面と同様に、バンパーとトランクリッド、コンビネーションランプ(テールランプ)がずれていないか、チェック。
トランクリッドを閉めた時の立て付けを見て、全体に狂っていれば、トランクリッドがずれているか、車体の歪みが疑える。片側だけに異常があれば、車体部を修理していると判断できる。
ナンバープレートの歪み(変形)や傷、修整跡などにも、注意。特に後部は、封印を外した傷があれば、トランクリッドを修理、あるいは交換していることが疑える。トランクリッドを交換していれば、後部に大きなダメージを受けている疑いもある。 |
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開閉しの動きからも推察
トランクリッドを開閉してみよう。スムーズに開閉できない場合は、取り付けやキャッチ(ロックする部品)がずれていることがある。あるいは、車体が歪んでいることも考えられる。
また、トランクリッドが途中から下がってくる場合は、開閉を補助しているダンパーがへたっている。ロッドの曲がりにも、注意しよう。 |
取り付け固定部を調べる
車体後部に大きなダメージを負うと、トランクリッドを交換することもある。ヒンジやネジの脱着、周辺に手を加えた痕跡がないか、見てみよう。
車体側のヒンジ部に手を加えている様子がある場合は、フェンダーを修理したり、交換している可能性もある。 |
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隠れた部分も欠かさずチェック
トランクルームの床を開けて、スペアタイヤの収納部も、探ってみよう。
しわ(波打ち)や板金修理跡、交換跡などがないか、チェック。
底に貼ってある防振シートも、見てみよう。切り接ぎ、張り替えた形跡などが、修理を推察する目安になる。
水が溜まっていた形跡が残っている場合は、水が浸入した原因を探ろう。 |
溶接部分を念入りに観察
トランクリッドを開けて開口部を見ると、左右両側共に鉄板(リアフェンダーとトランクルーム)が接合されている。溶接やシーラー、塗装の状態などの状態を手がかりに、修理した様子はないか、観察してみよう。特にスポット溶接に手を加えた跡や違和感がないか、注意しよう。
後部に受けた衝撃は、他の部分に波及しやすい。車体後部を修理している場合は、ルーフ、ピラー、フェンダー、バンパーなど、周辺部にも修理跡がないか、確かめよう。 |
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異常の有無を確かめる
トランスミッションは操作して確かめる。エンジンをかけて、ブレーキを踏んだまま、PからDへ、NからRへなど、各ポジションにレバーを動かして、引っかかりやゆるみ(ぐらつき)などはないか、切り替え時に大きなショックなどがないか、試してみよう。
できれば試走して、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないか、繋がるタイミングが長すぎないかも、チェックしたい。 |
不具合を察知する
エンジンをかけて、始動やアイドリングの状態をチェック。
実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽くゆっくりと煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも、試してみよう。
始動がもたつく場合は、バッテリーやエンジンの不調。異音や振動が出ているなら、トラブルを抱えている可能性がある。 |
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調整機能を操作してみる
室内のチェックは、まず、保安関係(ウインカー、ホーン、ヘッドライト、ブレーキやバックなどのテールランプ類)の作動状態を確かめる。
さらに、電装機器や電動機構なども、正常に機能しているか、チェックしよう。
エアコンなどは、温度調節や風量も試してみるなど、スイッチを入れるだけでなく、調整操作してみる。
運転席だけでなくすべてのパワーウインドウの開閉や座席ランプの点灯、なども、忘れずにチェックしよう。 |
乗り降りで傷む部分
インテリアは、汚れや傷、穴などをチェックするが、シートは特に運転席のドア側のサポート部に気を付けよう。頻繁に乗り降りを繰り返すと表皮が傷みやすく、ひどくなると擦り切れてくる。クッションの状態も、確かめよう。 |
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傷の程度を判断する
参考車両は、ドア下部のパネルに汚れと傷がついている。
内装に使われている樹脂部品は、傷がつきやすい。センターコンソールなどもチェックしよう。クリーニング程度では直らない場合もあるので、要注意だ。 |
摩耗状態も調べる
タイヤは、残り溝が残っている(スリップサインに達していない)ことを、前後左右4本とも確認。
減っていなくても、減り方を見てみよう。接地面の一部が極端に減っている「偏摩耗」を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいはダメージを受けて車体が歪んでいるのか、確かめる必要がある。偏摩耗は、サスペンションにダメージを受けたり、インナーパネルの変形によって起こることもある。 |
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書類情報を確かめる
記録簿は、記載内容をチェック。定期点検や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。詳細な記録が残っている車両は、走行機能には大きな問題を抱えていないと推察できる。
また、書類は、車両の取扱説明書の他に、オーディオなどの説明書が揃っていることを確かめよう。カーナビを装着している場合は、地図情報の発行時期も、調べよう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車の目利きチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行(有料)してくれる。
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