| NISSAN STAGEA AR-XFOUR |
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ステージアは、スカイライン(V35型)のワゴン版ともいわれているように、高性能で乗り心地のいい高級ステーションワゴン。AR-X FOURは、SUVの味付けをプラスした仕様になっている。ファッション感覚で街乗りに使っていた車両がほとんどのようだが、中には過激な走りで高性能ぶりを試した車両もある。どのように使われていたか推測しながらチェックポイントを探っていこう。ワゴン車は、追突などでダメージを受けると、修理しても車体の強度が弱りやすい。リアゲートの開口部周辺を中心に、車体後部を念入りにチェックしてみよう。エンジンや走行機能関係は、記録簿を見て、点検整備の内容と時期をチェック。走行距離を気にするよりも、全体のコンディションを確かめよう。 |
| 2001年10月に登場した2代目ステージアは、快適で安定性の高い走行性能、広い居住空間と使い勝手のよさも備えたプレミアムスポーツワゴン。仕様グレードは基本的に、ラグジュアリーなRXシリーズ、スポーティなRSシリーズ、そしてAR-Xという3タイプに分かれている。なかでもAR-X FOURは、他のシリーズと異なり、ステーションワゴンとSUVのクロスオーバービークルという位置付け。外観は、専用のフロントバンパー&オーバーフェンダー、180mmの最低地上高や18インチホイールなどが特徴で、4WD+2.5リッターターボエンジン+マニュアルモード付き5速ATのみの設定になっている。2004年8月にマイナーチェンジし、AR-X FOURのエンジンは3.5リッターに変更された。 |
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リアゲートまわりにダメージを受けてないかチェック |
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走り方によってはエンジンの調子を点検する要あり |
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点検整備記録で整備状態と部品交換の時期を確認 |
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車体側面の映り込みを観察する
車両からやや離れて、車体に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、事故を起こして板金塗装した修理跡かもしれない。また、細部も観察してみよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は均一か? 見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。 |
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エンジンルーム内の様子を探る
バンパーやフェンダーだけで衝撃を吸収できないような事故を起こすと、車体内部までダメージを受ける。大きな事故でダメージを受けて修理しても、見えない内側の鉄板に皺がよっていたり、修正した跡が残っていることもあるので、エンジンルーム内の細部まで観察してみよう。周囲と色が違っている部分は、部品を交換したり、修理した後で再塗装した証拠だ。 |
ボンネットの交換は理由が問題
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジに脱着した形跡を発見したら、事故を疑ってみる。ただし、エンジンの修理などでボンネットを外す場合もある。もし、エンジンに手を入れるために外したのなら、記録簿(整備手帳)に記録が残っているはずだから確かめてみよう。 |
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フェンダーの取り付け状態で判断する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷が付いていれば、工具を使ってネジを脱着した跡、つまりフェンダーを交換あるいは修理している。フェンダーに手を加えても事故車(修復歴車)扱いにはならないが、フェンダーが無傷なら大きな事故は起こしていないと判断できる。 |
フロントガラスの付け根周辺にもヒント
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリ)を見ればわかる。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれのチリが均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を比べて見るのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に色合わせがうまくいかないと、色調が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。 |
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車体側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換する場合は、ドアを支えている金具(ヒンジ)の固定ネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。一般にネジの頭は塗装されているので工具を使えば傷で判断できるが、ステージアは無塗装のネジ(ナット)になっている。この場合は、左右ドアのネジを見比べると判断しやすい。特定のドアだけネジの頭に傷が多ければ脱着したことが疑える。ただし、新車の組み立て時や、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジをを脱着した跡があるように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
開口部の溶接状態をチェックする
開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両は、溶接部分が不自然に見える。特にスポット溶接(丸い窪みが点状に並んでいる)が乱れていれる場合は、車体の左右を見比べると確認できる。同形式の車両がある場合は、比較してみると判断しやすい。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛ってあるシール材(鉄板の合わせ目の隙間を埋めている)を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理して新しいシール材を盛ったということがわかる。 |
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リアゲートの支え部をチェックする
後部をぶつけると、リアゲートもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかをチェックするには、ゲートを支えている金具(ヒンジ)を見る。ステージアの場合はネジが逆向きに入っているので見にくいが、ネジ部の塗装に傷があるなど、ネジを脱着した形跡がないかどうか観察してみよう。ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。また、ゲートがしっかり閉まるかどうかも目安になる。車体の後部全体が歪んでいると、リアゲートの位置が微妙にずれてスムーズにロックできないこともある。 |
スペアタイヤを外して車体後部の様子を観察する
ラゲッジルームの床下に収納されているスペアタイヤを外してみよう。床面の歪みなどから、後部をぶつけた大きな事故の跡が残っているのを発見することもある。さらに、水が溜まったような跡がある場合は、車体が歪んで雨水などが浸入したことが原因のこともある。また、車体部を観察すると同時に、スペアタイヤの状態(空気圧や傷など)もチェックしておこう。 |
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床下を覗いてダメージを受けていないか探ってみる
日頃あまり見ることがない、車体の床下もチェックしよう。鉄板部の歪みや部分的な変形、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分はそのまま手を付けていない(補修や部品交換といった修理をしない)ことがあるので、事故などで受けたダメージ跡を見付けることがある。 |
点検整備記録の内容と時期を見る
整備手帳などに記入された記録に目を通して、定期的に点検整備を受けてきたかどうかチェックしよう。点検整備記録簿以外にも、ガソリンスタンドやパーツショップでオイル交換などをすると、記録シールを貼ったり、カードなどを記録簿にはさむこともある。車体や車検証ケース内も探ってみよう。いずれにしても、詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、走行機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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| ステージア AR-Xのコンディションはここで見極める! |
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装備類を操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの作動をチェックするのは常識。エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして、正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。 |
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トランスミッションの異常を探る
トランスミッションは、できるだけ試走して、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、操作してみる。オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かして具合を試してみよう。ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。スポーツシフトの類もしっかりチェックしたい。 |
インテリアの状態もチェック
全体を見回して日焼けなどをチェック。リアシート上部などは、長期間直射日光に当たっていると、色が抜けて白くなっていることもある。日焼けで車両の保管が野外駐車だったこともわかる。また、ラゲッジルームの状態を見れば、どのように扱われていたかが推測できる。床部や内装材に傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。 |
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エンジントラブルを察知する
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。また、ターボエンジンの場合は、タービンにトラブルが発生するとマフラーから白煙や黒煙が出る。排気ガスの色にも注意しよう。 |
タイヤを見て走り方を推測する
走行距離とタイヤの減り具合を見よう。高年式車で走行距離が少ない場合、極端にタイヤの一部が減っている偏摩耗の状態に注意。アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。また、タイヤの接地面だけでなく角や側面まですり減っていたら、激しい走り方をしていたと推測できる。その場合は、車体やエンジン、サスペンションなど、各部に負担をかけていると判断できるし、走行に関わる部品などの消耗も進んでいるはずだ。また、メーカー純正以外の太いホイールとタイヤ、あるいはサスペンションを交換している(たいていは色が付いた目立つ部品が付いている)などの改造車両は、専門家に相談したほうがいいだろう。 |
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| クルマの鑑定ならおまかせ! |
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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