中古車目利き講座 日産 シルビアS15

中古車目利き講座
日産 シルビアS15
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シルビアS15 シルビアは本格的な走りが楽しめる貴重なスポーティモデル。
峠道やサーキットでガンガン走っているクルマが多いのでエンジンに大きな負担がかかっていたりブツけてダメージを負っている中古車も多いからよく確認したい。
しかもオーナーのほとんどはチューニング愛好者。
車検対応マフラーの装着程度なら問題ないがエンジンに大幅に改造を加えたり強化サスペンションを組んだクルマはコンディションをしっかり見極めよう。
CHECK POINT
01
走り屋好みのクルマはどこかが当たっていると思うべし
02
チューニングしてあるクルマはコンディションに要注意
03
チューニングカーはノーマルパーツの有無も確認しよう
オイル漏れをしっかり確認
しっかり確認したいのがオイルのにじみ。エンジンオイルはもちろん、パワステフルード、ブレーキフルードもよく見よう。サーキットを激しく走った車は、向って右側にあるパワステフルードが漏れていることが多い。パワステフルードが漏れた形跡のあるクルマは、全体的に疲労があるクルマだと思っていいだろう。
  シルビアS15
シルビアS15 少し離れて全体を眺めながら雰囲気を感じ取る
ボディが傾いていたり歪んだりしていないか? 左右がアンバランスな印象はないか? たとえ第六感的でも、全体を見て直感的な印象は、意外に信用できるもの。冷静にクルマを眺めてみよう。
ボルトやシーリングでフェンダー交換を見分ける
フェンダーを固定しているボルトを外した跡があれば、フェンダーを交換した疑いがある。また、フェンダーとボディの接合部には、隙間を埋めるシーリング材を盛ってある。フェンダーを交換すると、シールし直すことになるので仕上がりが新車状態とは異なる。 きれいに整っていればOK。
シルビアS15
シルビアS15 シルビアS15 コアサポートの痛みでフロント事故歴を判別
コアサポートと呼ばれる、ヘッドライトの後ろで左右をつないでいる部分は、フロントをぶつけるとかならずダメージを負う。後から溶接し直した跡はないか? 修正した跡はないかをしっかり確認。交換していなくても、ゆがんでいる部分があればフロントが当たっている可能性が高い。
フェンダーの内側の穴がゆがんでいたら事故歴がある
フェンダーの内側(インサイドパネル)には、事故を起こした時のエネルギーを吸収するように、いくつかの穴があいている。新車状態では穴は真円だが、事故を起こすと衝撃でゆがんでしまう。インサイドパネルとコアサポートの接合部の溶接もよく確認しよう。
シルビアS15
シルビアS15 ここに手が入っていたら大事故の可能性も
いわゆるストラットと呼ばれているサスペンションをボディに取り付けている部分のシーリングが手作業で盛ってあれば、大きな事故を起こしている可能性もある。事故車でなければ、工場で盛ったきれいなシーリング。手では、均一な盛り方はできない。
サイドステップの継ぎ目で横のダメージを見極める
ドアを開けて、足元のボディの継ぎ目をチェック。上から下まできれいに 均一のスキマなら問題ないが、イマイチしっくりこないなら修復歴があるか、ボディが歪んでいる可能性が高い。左右をよく見比べてみよう。
シルビアS15
シルビアS15 ドアの交換や修理跡は取りつけ部分で確認
ドアを開けて、付け根の状態を確認すればドアの交換歴が分かる。新車状態なら、ヒンジを取りつけた上から塗装してあるので、塗装の様子が周辺と違うようなら要注意。
リヤフェンダー左右を比べてみる
トランクを開けて、リアフェンダーとの接合部を確認。溶接やシーリングの状態をまず、左右で比べてみよう。新車時から手を加えていないなら、きれいに均一にシーリングされているはず。シーリングが手で盛ってあれば、なんらかの修理を行っているということだ。
シルビアS15  
シルビアS15 サイドシルにフレーム修正の跡が残っていることも
ドアの下の部分、いわゆるサイドシルがきれいに整っているか確認。下を打つと、ここはすぐに歪んでしまうのだ。また、クランプ跡というハンコ注射痕を大きくしたような模様を見かけたら、それはフレーム修正機に掛けた跡なのでそのクルマは事故車だ。
フロントの下を覗いて傷跡をチェック
フロント下まわりはカバーで覆われているので、残念ながらフレームを確認することはできない。その分、しっかりカバーを確認してみよう。全体を眺めて、部分的に新しかったり、取り外したような雰囲気があれば、理由を確認しよう。
シルビアS15
シルビアS15 フレームのダメージを目視で確認
サイドシルと同時に車体の中央部にあるフレームを確認しよう。ここは車体の背骨だから、曲がっていたら大問題だ。傷や凹み、歪みはないかをじっくり見る。溶接跡も確認して、後から手で溶接した様子(=修復跡)がないかどうかも確認しよう。
リヤ下側はフレームの穴を中心にチェック
リアの下を覗きこむと、フレームが確認できる。ここにも、衝撃が加わると歪む穴が開いているので、穴の歪みをじっくり確認しよう。フック(写真左上)の溶接部分も、溶接跡を確認。
シルビアS15
シルビアS15のコンディションはここで見極める!
エンジンをかけて音とメーターに神経を集中
エンジンのコンディションが悪いと、まずアイドリングがバラつく症状が出る傾向がある。まず、回転計の針の動きを観察して、アイドリングが安定しているかどうか、しっかりチェック。さらに、耳を澄ませてエンジンからの異音をチェックしよう。何台かのシルビアの音を聞き比べて、耳を養っておくといい。
シルビアS15
シルビアS15 心地よくギヤが入るか?
トランスミッションが痛んでくると、ギヤが入りにくくなる。エンジンをかけて、丁寧にすべてのギヤをつないでみよう。スムーズにギヤが入らないような車両は避けたほうがいい。他のシルビアで同じように試してみれば、違いがわかってくるはず。
ボンネットを開けてエンジン系のチューニングを確認
ボンネットを開けて向かって右側にあるエアクリーナー。写真の青いフィルターは社外品だ。ノーマル状態なら、ここにはプラスチックの黒いエアクリーナーケースが設置してある。
シルビアS15
シルビアS15 前オーナーの運転ぶりを知る
タイヤの接地面だけでなく、角が丸くなって横まで減っているなら、激しく走っていたと推測できる。過激に走ったクルマは、ボディやエンジンに大きな負担がかかっていると思っていいだろう。左右のタイヤを見比べて、減り方が極端に違うなら、事故などでアライメントが狂っている可能性がある。
内装のヘタリは運転席のシート外側を見る
シルビアのシートは、両脇が膨らんでいるバケットタイプ。乗り降りする時はどうしても表面を擦ってしまう。そこで、いちばん擦りやすい運転席シート座面の右側を見れば、ヘタリを確認しやすいというわけだ。痛んでいなければ、内装のヘタリはほぼ心配しなくていい。
シルビアS15
シルビアS15 サスペンション交換はボンネットを開けてもわかる
走り重視ということでサスペンションを交換している場合は、ボディに負担がかかっていはずだ。長く乗りたいなら、サスペンション交換していないクルマを選ぶほうが無難だろう。サスペンションの取り付け部分が周囲と違っていたり色の付いたパーツを取り付けてあるようなら、ノーマルではない。
日本自動車査定協会
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
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