| NISSAN SERENA |
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1999年6月に登場した2代目セレナは、5ナンバーサイズの8人乗りミニバン。当初は2.0ガソリンと2.5ディーゼルターボのエンジンがあったが、2001年末のマイナーチェンジ以降は、ガソリン車だけになった。FF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)があるが、ほとんどがファミリーユースなので、エンジンや足まわりが極端に疲労している車両は少ない。車体まわりの基本チェックと同時に、エクステリアの小さな傷や凹み、インテリアの汚れや染みなどにも注意して、隅まで念入りにチェックしてみよう。 |
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左右両開きのドアの開閉 |
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インテリアの状態 |
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試走して異音を聞く |
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車両全体の雰囲気を観察する
少し離れて車両全体を見てみよう。車体表面の艶をはじめ、車体が歪んだり傾いたりしていないかチェックしよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? どこかがくすんでいたり、一部だけ艶が違って見えたら、その部分を修理したことも考えられる。 |
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ボンネットを開けてチェック
エンジンルーム内を見回して各部の塗装の状態を見てみよう。ラジエターを支えていているラジエターサポートやエンジンルームの左右にあるフェンダーなどを見て、色を見比べるのだ。色が違っていたら、その部分だけ再塗装している。つまり修理をしているということになる。また、エンジン関係では、ゴムホースやベルトの劣化などを点検し、オイルのにじみや汚れにも注意しよう。 |
角度を変えて見る
車両からやや離れて、見る角度を変えながら車体側面に映った周囲の景色をチェックしてみよう。景色が歪んでいたり、塗装表面の光の反射具合などで、板金塗装して修理したことがわかることがある。また、大きな事故などを起こした車両は、外観がきれいでも車体が何となく歪んで見えることもある。じっくりと観察しよう。 |
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ダメージの跡が残りやすい部分
ボンネットを開けて、フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ部品(エンジンルームのいちばん前で左右に渡してある)を見てみよう。これは、前部をぶつけると、簡単にダメージを受けるので、修正あるいは交換することが多い。左右のフェンダーとの接合部も不自然なところはないか点検しよう。 |
車体前部の修復を判断
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。 |
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ボンネットから推測する
ボンネットに損傷を受けて、ボンネットを交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジに工具をかけた形跡を発見したら、事故で修理した疑いがある。まれにエンジンの整備や修理のためにボンネットを外すこともあるので、整備手帳に記載されている記録と照らし合わせてみよう。 |
色と隙間を見る
外板(車体の外側のパネル)の修理や交換をする場合は、新しい外板部品を塗装することになる。しかし、色合わせの作業は難しく、塗装した色調が微妙に合わないこともあるので、隣り合う外板の色が違っていないかチェックしよう。また、隣り合う外板の隙間を「チリ」と呼ぶが、新しい部品を組み付ける際に誤差が出ることがある。隙間の間隔が均一でなければ、どこかの外板を修正または交換した可能性がある。 |
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側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)のネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前席左右ドアのボルトを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が多ければ脱着したことが疑える。ただし、新車組み立て時やドアの立て付けを調整するために脱着することもあるので、ネジを脱着していても必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
開閉の具合いを調べてみる
通常のヒンジ式ドアに比べると、スライドドアは複雑な構造になっている。参考車両はオートオープン&クローズ機構を備えているが、各部のアーム(ドアを吊っている金具)やレール(スライドさせる溝金具)などが歪んでいないか観察してみよう。アーム類はドアと同様に、ネジの頭に工具をかけた跡がないか点検するが、立て付けを修正することも多いので、必ず周辺の修理跡を含めてチェックしよう。 |
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ヒンジと周辺をチェック
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかの目安として、ドアを支えている金具(ヒンジ)の周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか、確かめてみる。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した形跡がないか点検。さらに、車体側のヒンジの付け根部分に板金修理した痕跡や周辺に歪みがないかも見てみよう。 |
開口部の溶接を見る
リアゲートを開くと、開口部は、左右両側共に鉄板が横から回り込んで溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両は溶接が整っていないことでわかる。左右を見比べるとわかりやすい。また、板金塗装をしている場合は、周囲と色が違って見えることがある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛ってあるシール材(防水防錆のために隙間を埋めている)を爪で押してみよう。表面が「プチッ」と割れて中が柔らかいのは、修理して新しいシール材を盛り直したということだ。 |
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スライドドアの修理を推測する
セレナの場合、ドア下部にはドアをせり出すための構造物がある。ぶつけて交換したり板金修理したドアは、部品や固定しているネジなどが交換されている場合がある。ただし、開閉具合いを調整する部分なので、ネジに工具をかけた跡を発見しても、事故で修理したとは断定できない。ドアと関連部品の取り付け状態を見て、不自然な様子がなく全体に部品がなじんでいれば、調整程度は行っていると推測できる。 |
裏側にもヒントがある
リアバンパーの奥を覗くと、バンパーを支えている金具(ステー)がある。取り付け状態に異常がなければ、修理などで手を付けていないと判断できる。また、バンパーに損傷が見られない場合でも、ステーは軽度の衝突や押されるなどするとダメージを負いやすいので、歪みなどにも注意してチェックしよう。 |
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インテリアの汚れや傷
車内の状態で、どのように扱われていたかが推測できる。内装材に傷が多いとかひどく汚れている場合は、荷物を出し入れすることが多く、貨物車のように扱われている。一般に、乗用車として使われていた車両は程度がいい。日常的に小さな子供が乗っていると、床やシートの染み汚れが目立つ。また、犬を乗せていると、しっかり掃除してあってもカーペットの裏や溝に犬の毛や臭いが残っていることもある。隅まで念入りにチェックしてみよう。 |
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装備品はすべて操作してみる
オーディオ、カーナビゲーションシステムなどの装備品は、スイッチを入れて正常に作動するかどうかチェックしよう。特にカーナビなどは、取扱説明書を備えているか、確認しよう。 |
エアコンの効き具合をチェック
エアコンの作動はスイッチを入れて、効き具合(特に冷房)と同時に吹き出し口もチェックする。その際、忘れがちなのがリアエアコンの状態だ。フロントが効けばリアも効くはずだが、日頃使っていないと妙な臭いが発生することがある。 |
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試走してチェック
トランスミッションはセレクトレバーを操作して、NからDへ、NからRへと切り替えて、作動の具合いを見てみる。切り替える時のショックは大きくないか? 滑って(アクセルを踏んでクルマが動き始めるタイミングが長かったり、スムーズに加速しない)いないか? できる限り試走して確かめよう。 |
トラブルを事前に察知する
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを煽ってみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。 |
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