| TOYOTA RAV4 |
 |
|
 |
RAV4は、オフロードテイストのコンパクトカー。街中で扱いやすい車体サイズだが、背が高くて、室内は天井が高いから広く感じるし、使い勝手がとてもいい。中古車として出回っている数は割に多く、選択肢も多い。年式や走行距離も含めて「程度」を見極めよう。 |
|
 |
街乗りで使われたクルマが多いがきちんとメンテナンスされていたか確認 |
|
|
|
 |
フェンダー交換の形跡があったら「ちょっと凹んだ程度」か「事故」なのか見極める |
|
|
|
 |
リアドアが大きいのでゆがみに注意! ドアがきちんと閉まるかがポイント |
|
|
まず始めに全体を見て「程度」を探る
全体が見渡せる位置まで下がって、目当てのクルマをやや遠くから眺めてみよう。ボディ外板のハリやツヤなどを見ながら、雰囲気をつかむのだ。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とズレていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? どこかがくすんでいたり、一部だけツヤが違って見えたら修理したことも考えられる。最初に全体の印象を見るのだ。 |
 |
 |
 |
フェンダーは色とボルトで交換の形跡がないかチェック
フロントフェンダーは、ぶつけやすく、交換の容易な部分。固定しているボルトの頭にスパナをかけた跡があったり、周囲と色が違っていたら、何らかの手を加えたということだ。ここに参考として登場しているRAV 4は、フェンダーの塗装のツヤが、左右を比べると明らかに違っている。ショップに聞いたところ、右フェンダーに凹みがあったことから、板金塗装をしたことが判明した。 |
部品交換や周辺と違っている部分を見る
ボンネットは必ず開けてみよう。改造していることを(写真にあるようなオレンジ色のタワーバーやプラグコード)を見つけるることもある。ゴムホースやベルトなどの劣化、バッテリーターミナル部の腐りなども発見できる。また、左右のフェンダーや、ラジエターを支えているラジエターサポートの塗装色を見てみよう。他の部分と異なっていれば、修理した痕跡だ。 |
 |
 |
 |
前部をぶつけて修理した跡を見つける
フロントグリル裏側でラジエターを固定している「ラジエターサポート」は、前部をぶつけるとフェンダーなどと同時にダメージの影響を受ける。修正か交換してある車両も少なくないので、まずは、色が他の部分と違っていないか、上部にひずみがないか、ヤスリをかけた跡がないか、確認。RAV4は溶接でボディに固定してあるので、溶接部分を見れば交換状況がわかりやすい。裏側から見て、直径6mm程度の丸い溶接(スポット溶接)がきれいに揃って並んでいるか見てみる。さらに、隙間を埋めているシール材に爪を立ててみよう。柔らかくて「プチッ」と音を立てるようなら、修理していると判断できる。 |
エンジンルーム内の継ぎ目部分に違和感はないか
エンジンルーム内の車体部分を見てみよう。鉄板と鉄板の継ぎ目に盛ってあるのが「シーリング」。これをしっかりチェックしよう。盛り方はきれいか? 左右にブレたり不自然な切れ目はないか? 爪をたてて押してもやわらかくないか? また、塗装や汚れ方を見て、周辺と比べて不自然だったら修理した痕跡かもしれない。 |
 |
 |
ボンネットを交換するのは何か理由がある
エンジンの脱着などといった特別な場合を除けば、通常のメンテナンスでボンネットを外すことはまずない。ボンネットを脱着した痕跡があるとすれば、事故で変形したりつぶれたために交換したと推測できる。判断のポイントは、取り付けアームのボルトだ。ボルトの塗装表面に傷があれば、工具をかけた証拠だ。ボンネットを脱着した疑いがあれば、理由をショップのスタッフに確認してみるといいだろう。 |
サスペンション取り付け部分にあるスポット溶接も見ておこう
中古車として市場に出ている車両で見かけることは少ないと思われるが、大事故を起こすとサスペンションの取り付け部分まで修理するケースがある。RAV4には、スポット溶接の跡がたくさん並んでいる。この場所のスポット溶接は新車工場でしかできないので、スポット溶接が整っているなら、大きな事故は起こしていないと判断できる。念のため、シーリングもしっかり見ておこう。 |
 |
 |
リアゲート開口部の下部は整っているか?
リアゲートを開いて、開口部の下部分を見ると、左右両側共に鉄板がサイドから回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、ここは必ず交換しているはずだ。また、板金塗装をしていれば、周囲とは雰囲気が違って見えるので、しっかりと確認したい。さらに、シーリングを爪で押してみてみよう。柔らかかったら、修理の際に新しいシール材を盛ったということがわかる。 |
ドアのヒンジを左右比べてみる
側面をぶつけると、程度によっては、ドアを交換することになる。その場合、ドアを支えている「ヒンジ」のボルトを外すことになる。そこで、ボルトの状態から、ドアの交換を見極めよう。左右両ドアを比べてを見れば確認しやすい。ただし、新車組み立て時にもボルトを脱着するし、事故ではなく、ヒンジ自体の破損やドア調整もまれにあるので、疑わしければ、修理の様子はショップに疑問を投げかけてみるといい。 |
 |
 |
リアゲートもヒンジ周辺をチェック
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとリアフェンダーがあってもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかの目安として、必ずヒンジまわりをチェックしよう。まず始めに、ドアがしっかり閉まるかどうか、確かめてみる。同時に、車体側のヒンジの付け根に板金した痕跡やゆがみがないかを確認すること。 |
下から覗いて修理の痕跡を探す
日頃見ることがない、クルマの床下もチェックしよう。例えばリアバンパーの裏側を覗いくと、スポット溶接で鉄板を繋いである接合部分が見える。このスポット溶接がきれいに揃っていれば、手を加えていないと判断していい。逆に、溶接が乱れているようなら、何らかの修理していると疑おう。さらに、フレームのゆがみや部分的な変形をはじめマフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく見えない部分は、そのまま手を付けていないことがあるので、事故歴を発見できることがある。 |
 |
 |
| RAV4 SXA系のコンディションはここで見極める! |
|
リアゲートの開閉は?
RAV4のリアゲートは横開きで、大きくても比較的軽いほうだが、事故の影響などの他に、経年変化によって自然に斜めに傾いてしまう状態になることがある。何度か開閉して、スムーズに閉まるか、点検しよう。 |
 |
 |
トランスミッションに異常はないか?
オートマチック/マニュアルを問わず、必ず試走して、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうかを確かめること。オートマチックは、NからDへ、NからRにセレクトレバーを動かして、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。マニュアルギヤならシフトレバー操作で各ギヤにスムーズに入るかどうか、同時にクラッチの滑りも忘れずに確認しよう。 |
エンジンをかけて異音や振動は?
まずは、エンジンを始動してみよう。異音がしたり、大きな振動がするようならトラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、できなければエンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。 |
 |
 |
フューエルリッドがなんだか不自然?
フューエルリッドはボディと平らになっているのが正しい。しかし、写真のように歪んでいるRAV4が意外と多い。リヤフェンダーの板金修理によりずれている場合もあるが、なぜかノーマルでもずれてしまうことがあるようだ。異常をみつけたら、原因を探ってみよう。 |
シートの汚れやほつれなどが気になる?
ファブリックのシートは、汚れは目立ちにくいが、座面はけっこう汚れている。クリーニングできるかなどをショップに確認。床が高く、着座位置が高くなっているクロスカントリースタイル系のクルマのシートは、乗り降りでサイドパットに負担がかかっている。特に街乗りで使っていた場合は、走行距離の割にヘタっていることが多い。 |
 |
|
|
 |
 |
| クルマの鑑定ならおまかせ! |
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
|
|
 |
|