| NISSAN PULSAR SERIE S-RV |
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セリエ S-RVは、パルサー(5代目)のRVタイプという位置づけだが、仕様バリエーションの中でもスポーティなモデルは、足まわり(サスペンション)関係をしっかりとチェック。試走して、エンジンはスムーズに回るか、異音などの異常がないか、などを注意深く確かめる。全体的には、インテリアの汚れやラゲッジスペースの傷などの状態から、車両がどのように使われていたかを推察してみるといいだろう。さらに、床下も覗いて錆なども見逃さないように、細部までチェックしよう。 |
| 5代目パルサー(1996年5月〜1999年6月に発売)のセリエ S-RV。エンジンの排気量によって、1800、1600、1500の3タイプが基本で、駆動方式は、FF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)がある。FFは1500と1600で構成 しているのに対して、4WD系には1800も設定されている。97年には2リッターエンジンモデルが追加されている。 |
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RVモデル特有の床下の錆 |
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サスペンション(ダンパー)のへたり |
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エンジンのかかり具合や異音 |
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全体の雰囲気を見る
少し離れて車両全体を見てみよう。車体表面の色艶をはじめ、車体が歪んだり傾いたりしていないかチェックしよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? 一部だけくすんでいたり、艶が違って見えたら、その部分を修理したことも考えられる。 |
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不自然な部分や新しい部品
エンジンルーム内を眺めて、各部の塗装の状態を観察しよう。車体と左右のフェンダー、ラジエターを支えているラジエターサポートなど、それぞれの色を見比べる。一部だけ色合いが異なっていれば、そこは修理して再塗装した可能性がある。周囲と比べて不自然にきれいだったり艶が違う部分も、修理した跡かもしれない。また、エンジン関係の部品や、オイル漏れなどもチェックしよう。 |
車体前部の修復を推測する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理しているかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。 |
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色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板を修理することになるが、新しい部品を組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、隣り合う外板の隙間(チリと呼ぶ)を見れば判断しやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、それぞれの隙間の間隔が均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色合わせがうまくいかないと、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。 |
前部をぶつけるとダメージを受けやすい
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。前部をぶつけると、高い確率でラジエターサポートを修正あるいは交換することになる。歪みや手を加えた痕跡がないかチェック。同時に、前部の樹脂カバーもチェック。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も、不自然なところはないか、点検しよう。 |
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ボンネットの交換は事故修理の履歴?
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジに工具をかけた跡を発見したら、事故を疑ってみる。ただし、エンジン修理のためにボンネットを外す場合もある。もし、エンジンの整備などのために外したのなら、記録が残っているはず。整備手帳を確かめてみよう。 |
継ぎ目とその周囲を観察
リアドアを開けると、ドア開口部の下には、鉄板の継ぎ目がある。リアタイヤ周辺の車体にダメージを受けると、修理のために継ぎ目から鉄板を剥がすことがある。一度鉄板を剥がすと、元と同じ状態には戻らない。それは、継ぎ目の溶接の状態を見ればわかる。車体の左右を見比べれば、違いがわかりやすい。 |
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ドアヒンジから側面のダメージを推測
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)のネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時や、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
合わせ目に盛ってあるシールを見る
ドアは外と内のパネル2枚を合わせた構造になっている。修理する場合は溶接をはがして板金することもあるが、その際はパネルの合わせ目をシーリング(防水防錆のために隙間を埋める)し直すために、シール材を盛った形状が新車とは違うことがある。また、シール材を爪で押した時に「プチッ」と音を立てて表面が割れたら要注意。表面だけが硬くて中が柔らかいのは、修理の際に盛った新しいシールだ。 |
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リアゲートを支えている部分
後部をぶつけると、リアゲートもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかをチェックするには、ゲートを支えている金具(ヒンジ)を見る。ネジの頭の塗装に傷があるなど、ネジを脱着した形跡がポイントだ。ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。
また、ゲートがしっかり閉まるかどうかも目安になる。車体の後部全体が歪んでいると、リアゲートの位置が微妙にずれていることもある。そして、開閉のチェック。リアゲートを途中で止めてみて、下がってこなければ大丈夫。開閉を補助するロッド(ダンパー)がへたっていれば、交換するしか手がない。 |
車体の床下もチェック
床下を覗いてみると、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。フレームの歪みや部分的な変形をはじめ、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく見えない部分は、そのまま手を付けていないことがあるので、事故跡を見付けることがある。 |
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開口部を観察する
リアゲートを開いて、テールランプの上を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、再溶接した溶接の跡が乱れていたり、左右を比べてみると状態が違っていることがある。 |
点検記録に目を通す
車体をチェックする前に、整備手帳などに記入された記録に目を通しておこう。消耗部品の交換や修理した部位が事前にわかっていれば、判断するときの参考になる。また、きちんとメンテナンスを受けてきたかどうかもチェックしよう。定期的に点検や整備をしているなら、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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| パルサーセリエS-RVのコンディションはここで見極める! |
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シートを見れば使い方がわかる
インテリア全体を見回して、日焼けなどをチェック。リアシート上部などは、長期間直射日光に当たっていると、色が抜けて白くなっていることもある。日焼けによって車両の保管が野外駐車だったことがわかる。また、シートに染みが付いていたり汚れが多い車両は、扱いが悪かったり子供を乗せていたと推測できる。 |
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事前にトラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って容易にエンジンが始動するだろうか。モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。 |
試走して点検
オートマチックやマニュアルを問わず、トランスミッションは必ず試走して、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、操作してみる。オートマチックは、NからDへ、NからRへと、各ポジションにセレクトレバーを動かして、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。マニュアルギヤは、シフトレバーを操作して各ギヤにスムーズに入るかどうか、同時にクラッチの滑り具合も忘れずにチェックしよう。 |
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