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| 参考車両 : プレマシー 20S 初年度登録2005年10月 |
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MAZDA
PREMACY DBA-JCE10W
マツダ プレマシー |
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| 基本的なチェックポイントをすべて探ることはもちろんだが、ミニバンは特に車体後部に異常がないか、念入りに確かめよう。さらに、ファミリーのユーザーが多いことも考慮に入れて、室内も詳しく調べよう。小さな子供を乗せていると、飲食物による汚れや染み付いていることもある。車両がどのように使われていたかを推察することも、ヒントになるだろう。また、外観も内装もきれいで、丁寧に扱っているように見えても、定期点検を省略するなど、日頃の整備をおろそかにしている車両もある。記録簿の記載内容も、必ず確かめよう。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| ・2.0 (1998cc) |
| 20S |
DBA-CREW |
4AT |
FF |
| 20S |
CBA-CREW |
4AT |
4WD |
| 20C |
DBA-CREW |
4AT |
FF |
| 20C |
CBA-CREW |
4AT |
4WD |
| 20F |
DBA-CREW |
4AT |
FF |
| 20F |
CBA-CREW |
4AT |
4WD |
| ・2.3 (2260cc) |
| 23S |
DBA-CR3W |
4AT |
FF |
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●1999年4月から販売されているコンパクトな背の低いミニバン。参考車両は、2005年2月にフルモデルチェンジした2代目に該当する。
エンジンは、2.0と2.3リッター。トランスミッションは、全車4速AT。駆動方式は、FFと4WD(2005年8月に追加)もある。
仕様グレードは、ベーシックな「20F」、リモコンドアロック、CDオーディオ、プライバシーガラスなどが付く快適仕様の「20C」、ディスチャージヘッドランプやアルミホイール、エアロなどが標準となるスポーティ仕様の「20S」、そして「20S」と同等の装備で2.3リッターエンジンを搭載した「23S」が設定されている。
23Sと20Sは、精悍なエクステリアに、ブラック&シルバーを基調とするクールなインテリア。20Cと20Fは、スマートな印象のエクステリアに、明るいオリーブ色が基調の温かみのあるインテリア。2列目シートに、多様に使える「カラクリ収納ボックス」(「20F」を除く)、7人目の乗車を可能にする「カラクリ7thシート」を採用しているのも、特徴だ。
2005年6月には、スポーティな特別仕様車「20C Limited」発売。2006年1月に、スポーティグリル一体式大型エアロバンパー、オリーブ色のインテリアを標準装備した「20CS」を設定。「20C」をベースに専用エアロパーツやスポーツマフラー装着した特別仕様車「ブライトスタイリッシュ」も、期間限定で発売された。 |
全体から異常を探る
やや離れた位置から、全体の雰囲気を観察して、外板パネルの立て付け、塗装面の光沢や色むら、車両の傾きなど、外観各部に異常はないか、確認しよう。
前面は、バンパー/ボンネット/ヘッドライトの横線と、左右対称になっているかをチェック。後部も同様に、バンパー/テールゲート/コンビネーションランプ(リアライト)がずれていないか、観察する。
ナンバープレートの状態にも気を付けよう。歪み(変形)や傷(後部は封印を外した傷)などの異常があれば、前部はバンパー、後部はテールゲートを修理、あるいは交換していることが疑える。 |
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車体表面を観察する
傷、凹み、塗装の異常(部分的な変色、色むら)などは、見る角度を変えながらチェックしよう。
斜めから透かして見ると、見落としがちな浅くて広い凹み、あるいは波打ち(しわ)など、微妙な異常も確認できる。
塗装表面の艶が周囲と違っていたり、肌荒れ状態になっている箇所は、傷や凹みの補修、板金修理などの疑いがある。しわが寄っているのは、衝撃を受けているか、板金修理跡と判断できる。 |
整備状態をチェック
定期交換項目のゴムホースやベルトなど、消耗部品を中心にエンジンと周辺をチェックしよう。エンジンオイルのにじみや汚れ(オイル漏れの兆候)にも注意。ブレーキやウォシャーの液量なども点検したい。
周囲と比べて新しく見える部品は、交換していることが疑える。故障や不調だったのか、事故などでダメージを受けたのか、点検整備記録を探るとともに、周辺に修理跡がないか、調べよう。 |
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内側に重要チェック項目
エンジンルーム内は、必ずインナーパネル(左右フェンダー側や室内側などの鉄板)を調べて、修理跡がないか、確かめよう。
車体左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体前部を修理した跡が残る、要チェックポイント。プレマシーは樹脂製(普通は金属製)なので、損傷を受けると、交換する。部品が新しくなっていないか、交換跡はないか、調べよう。同時に、ヘッドライトを交換していないかにも注意。 |
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交換した理由を確かめる
外面の傷や凹みを調べたら、内側に修理跡などはないかも、チェックしよう。
ダメージを負うと、交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)の固定ネジを見て、脱着した形跡があれば、交換を疑ってみる。まれにエンジン修理などでボンネットを外すこともあるが、その場合は、整備記録が残っているはずなので、確かめてみよう。 |
取り付け状態を調べる
フロントフェンダーは、外観をチェックしたら、固定しているネジも確かめよう。脱着した形跡があれば、修理のために交換している可能性がある。
フロントフェンダーは、車体構成上はそれほど重要な補強部材になっていないので、修理や交換しても支障はない(修復歴車と明示することもない)が、交換していれば、車体前部を広範囲に修理している疑いもある。 |
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立て付けと色調を見る
車体前部から側面にかけては、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス左右にある柱)、ボンネットなどが、隣接している。
隣り合わせになっている、それぞれの隙間の幅を見てみよう。均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
外板パネルの隙間を境に、隣り合う塗装の色調も、比べてみよう。補修や修理、交換などで塗装すると、仕上がりの色艶が違って見えることがある。 |
側面中央部のチェック
大きな損傷を受けると、ドアを交換することも多い。ヒンジ(ドアを支えている金具)の固定ネジをチェックしよう。
プレマシーは無塗装ネジなのでわかりにくいが、前後左右のドアを見比べて、特定のネジだけに脱着した形跡があれば、交換していることが考えられる。
ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すことがあるので、ネジの脱着だけでは、ドアを交換しているとは即断できない。 |
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側面後部の見どころ
リアフェンダー周辺を補修、あるいは修理した車両には、リアドアの開口部などにマスキングした跡が残っていることもある。
リアドア開口部の下部も、塗装などが不自然になっていることがある。左右ドア開口部を比べてみると、異常を判断しやすい。
フューエルリッド(給油口の蓋)は、リアフェンダーを板金修理するために外すことがある。取り付け状態も、調べてみよう。
給油口の周囲にマスキング跡がないかも、確かめよう。 |
開閉機構を確かめる
プレマシーは、左右にスライドドアを備えている。スムーズに開閉できるか、チェック。
リモコンや運転席のスイッチも操作して、問題なく作動するかも、確かめよう。
動きが鈍かったり、引っかかりなどがある場合は、ドアのずれ、開閉機構の不具合、車体の歪みなど、さまざまな原因が考えられる。関連する部品をはじめ、周辺に修理跡などはないか、可能性を調べて判断する必要がある。 |
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修理/交換の形跡を探る
ドアを支えている金具やレール(スライドさせる溝の金具)に異常がないか、確かめよう。
ドアを固定しているネジの脱着や関連部品を交換している形跡などがあれば、ドアを修理したり、交換している疑いがある。ただし、立て付け修整のためにネジを回すことも、考慮する。
ピラー(柱)やルーフ、リアフェンダーなど、リアドア開口部や周辺の様子も合わせて、修理跡などがないかも、探ってみよう。 |
周囲の異常も見逃さない
後部に大きな損傷を負うと、テールゲートを交換することもある。ヒンジ(支えている金具)やネジの脱着、周辺に手を加えた痕跡などがないか、見てみよう。
車体側のヒンジの周囲に歪みがある場合は、ダメージの程度を確かめる必要がある。周辺部はもとより、ルーフ、ピラー(リアゲート左右の柱)、フェンダー、バンパーなど、後部全体に修理跡がないか、確かめよう。 |
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開閉して調べる
テールゲートを開閉してみよう。スムーズにロックできない場合は、単にずれている、修理や交換で取り付けが狂った、車体が歪んでいる、といった理由がいくつか考えられる。
また、閉めた時の立て付けを見て、全体に狂っていれば、テールゲートのずれか、車体の歪みが疑える。右または左、片側だけに異常があれば、その側の車体部を修理していると判断できる。 |
修理跡は後部全体に注意
テールゲートを開けて開口部を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで接合されている。溶接やシーラー、塗装などの状態をチェックしながら不自然な箇所がないか、探ってみよう。
左右を比較しながら見ると異常を確認しやすい。特に、スポット溶接の乱れや打ち直しがないかを調べるのがポイントだ。
コンビネーションランプを交換している疑いがあれば、周辺を詳しく探ってみる。 後部から強い衝撃を受けると、キャビン(室内部)との接合部やルーフパネルの前部にまで波及することもある。修理箇所を見つけたら、周囲をはじめ、関連する部分も、再チェックしよう。 |
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床下を探る
鉄板部の変形や歪み、各部支え金具類の曲がり、塗装や溶接の状態(修理跡)など、異常や不自然な箇所はないか、チェックしよう。意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。
同時に、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも、探ろう。小さな傷でも、放置しておくと錆が発生するので、注意が必要だ。
オイルなどの液体が漏れていないことも、確かめよう。 |
エンジンの調子をみる
かかり具合、アイドリング、異音、回転の上下、排気ガスの色(水蒸気は問題ない)をチェック。
実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも、試してみよう。
容易にエンジンがかからない場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。異音や、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。 |
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機能を操作してみる
保安関係(ヘッドライト、テールランプ、ブレーキ、バック、ウインカーなど)の作動を、まず確認。
さらに、エアコンやオーディオはもとより、電装機器や電動機構などは、スイッチを入れるだけでなく、調整して、正常に機能しているか、操作してみよう。
パワーウインドウの開閉や後部座席ランプの点灯なども、忘れずにチェック。カーナビを装備している場合は、地図の発行時期も、確認しよう。 |
異常の有無を確かめる
セレクトレバーを操作して、トランスミッションの状態をチェック。
エンジンをかけてブレーキを踏んだまま、PからDへ、NからRへなど、各ポジションにレバーを動かして、引っかかりやゆるみ(ぐらつき)などはないか、切り替え時にショックがあるなどの異常がないか、試してみよう。できれば試走して、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないか、滑っていないか、確認したい。 |
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隅まで細かくチェックする
室内は、運転席まわりだけでなく、2列目や3列目シート、ラゲッジスペースまで、必ず調べよう。
汚れや傷、染み、穴などを細かく探って、シートや内張りの他にフロアマットの状態にも、注意。 |
タイヤのチェックポイント
減り具合を、まず点検。残り溝の深さは、1.6mm以上あれば合格だが、溝が十分に残っていても、減り方を調べてみよう。
接地面を見て、一部が極端に減っている「偏摩耗」を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは車体が歪んでいるのかを確かめる必要がある。
偏摩耗は、インナーパネルが変形して生じることもあるので、車体前部にダメージを受けていることも、考えられる。 |
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記録簿を調べておく
書類は、車検証の他に、車両の取扱説明書、オーディオやカーナビなどの説明書などが揃っていることも、確認しよう。
点検整備記録(メンテナンスノートなど)は、車両をチェックする前に、記載内容に目を通しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのかがわかり、定期点検や消耗部品交換などの時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車の目利きチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行(有料)してくれる。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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