| MAZDA PREMACY |
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小さなボディに7名が乗れてしまうマツダ・プレマシー。気軽に使えるクルマなので、乗りっぱなしで手入れしていない車両も多い。外観の小さな傷を数えるよりも、立て付けがしっかりしていることを重点的にチェックだ。 |
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外板パネルの継ぎ目の隙間 |
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リアゲートの立て付け |
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整備記録のメンテナンス歴 |
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まず始めに全体の雰囲気から
車両全体が見渡せる位置まで下がって、やや遠くから眺めてみよう。ボディ外板の張りや艶などを見ながら、雰囲気をつかむのだ。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーの取り付け状態は車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は均一か? どこかがくすんでいたり、一部だけ艶が違って見えたら修理したことも考えられる。最初に全体の印象を見るのだ。 |
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ボンネットの交換でわかること
プレマシーのボンネットを留めているネジは、塗装されていないので判断しにくいが、ボンネットを支えているヒンジのネジの頭に工具をかけた形跡を発見したり、周辺に不自然な跡があったら、ボンネットを交換していると推測できる。ボンネットを交換する原因として考えられるのは、事故の修理だ。まれに、エンジンの整備のためにボンネットを外すこともあるが、その場合は、整備記録が残っているはずだ。 |
エンジンルーム内のパーツに注目
エンジンルーム内には、多くの部品がネジや溶接などで固定されている。新車からそのまま使われていれば、全体になじんでいるが、なんとなく表面の艶やくすみ具合が違ったり、ネジが新しいと感じたら、何らかの事情で部品を交換したか、脱着したことが推測できる。部位によっては、エンジントラブル、あるいは事故を起こして修理したことも考えられる。部品を固定している金具類にも注意して、隅まで観察してみよう。 |
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フェンダーの状態を読む
フェンダーを固定しているボルトの頭の塗装に傷があれば、工具を使ってボルトを脱着した跡、つまりフェンダーを交換あるいは修理したと判断できる。フェンダーに手を加えても事故車(修復歴車)扱いにはならないが、フェンダーが無傷なら大きな事故は起こしていないと判断できる。 |
前部をぶつけるとダメージを受けやすい
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体の前部をぶつけて、バンパーが吸収できないほどの衝撃を受けると、高い確率でラジエターサポートを修正あるいは交換することになる。歪みや手を加えた痕跡がないか、観察してみよう。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も不自然なところはないか、点検しよう。 |
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必ずボンネットを開ける
エンジンルーム内全体を見回して、各部の塗装の状態をチェック。ラジエターを支えているラジエターサポートや左右のフェンダーの色を見比べる。微妙な場合もあるが、色が違っていたら、その部分だけ再塗装している。つまり、修理して塗装し直したということになる。また、ボンネットを開けたら、ゴムホースやベルトの劣化など、エンジン関係の消耗部品も点検しよう。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。 |
フロントガラスの付け根の周辺に大きなヒント
事故などで衝撃を受けてボディが歪んでいると、外板パネルを修理する際に、組み付けで誤差が出ることもある。それは、フェンダーの後端とドアとの隙間を見ればわかる。各パネル同士の隙間を「チリ」と呼ぶが、たとえばフェンダーとドアのチリが均一でなければ、車体の前部に手を加えた(修理した)可能性が高い。さらにフロントバンパーの合わせ面など、車体の左右同じ場所を見比べてみるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色合わせがうまくいっていないと、外板の色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。 |
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色や盛り方に注目
ドアは外と内のパネル2枚を合わせたを構造になっている。事故などで損傷を受けると、状態によっては、溶接をはがして板金修理することもある。一度剥がすと、隙間を塞ぐために、継ぎ目にシールを盛る。このシールを爪で押したときに、「プチッ」と音を立てて表面が割れたら要注意。表面だけが硬くて、中身がやわらかいのは、修理の際に盛った新しいシールと考えられる。 |
前後左右のドアを比べる
側面をぶつけると、ダメージが大きいと、ドアを交換することになる。交換作業では、ドアを支えている金具(ヒンジ)のボルトを脱着する。そこで、ボルトの頭に傷が付いていたら、ボルトに工具をかけたことがわかるわけだ。左右両ドアを比べて見れば、判断しやすい。ただし、ドアを固定しているボルトは、新車組み立て時や、事故ではなくドアの立て付け調整でも工具を使って脱着することがある。 |
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床下の歪みや傷など見つける
車体の下をのぞき込んでみよう。写真のようにジャッキポイント(ジャッキをあてがう指定位置)が歪んでいたり、大きな傷を見つけるかもしれない。参考車両はかなり汚れているが、歪みなどは、部分的に見るよりも、全体を見るほうが見つけやすい。 |
裏側もポイント
リアバンパーの奥には、車体の鉄板を溶接している場所がある。溶接が整っていれば修理などで手を付けていないと判断できる。しかし、軽度の追突などでも、ダメージを負いやすいので、歪みなどにも注意しよう。 |
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リアゲート開口部をチェックする
リアゲートを開けて、ダンパーの付け根あたりを見ると、鉄板が横から回り込んで、スポット溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、スポット溶接の跡が乱れていたり左右均一でなかったりする。 |
周辺に残る修理歴
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。事故などで大きなダメージを負うと、新品部品と交換することも多い。そこで、修理や交換したかどうかの目安として、リアゲートを支えている金具(ヒンジ)の周辺ををチェックしてみよう。車体側のヒンジの付け根のボルトを脱着した跡はないか? ヒンジの周辺に板金した痕跡や歪みがないか? 観察してみよう。また、開閉するときにリアゲートが落ちてこないように支えているダンパーもチェックしてみよう。ゲートを途中で止めてみて、下がってこなければ大丈夫。ゲートがスムーズに開閉できるかどうかも、確かめること。 |
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整備記録に目を通す
点検記録簿などに記入されたデータにも目を通して、定期的にメンテナンスを受けてきたか車両かどうかも、チェックしよう。部品の交換時期やトラブルの発生状況を参考に、車体の各部をチェックすれば、異常や不自然なところを判断する役に立つ。 |
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操作して確かめる
トランスミッションは、試走して、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうかをチェックすること。オートマチックは、NからDへ、NからRにセレクトレバーを動かして、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。ラフな使い方をすると5万kmも走行しないうちに壊れることもある。セレクトレバーを動かしてから動き出すまでのタイミングが長い場合は要注意。 |
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減り方でわかる
ペダル類を見れば、ゴムの減り具合で、どのような運転状況でクルマが使われていたか推測できる。オートマチック車の場合、ブレーキペダルの右下が減っているのは、比較的頻繁にブレーキを踏んでいることで、主に市街地を頻繁に走っていると考えられる。 |
エンジンをかけて異音や振動は?
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。 |
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インテリアで使用状況を推測
インテリアは日焼けなどをチェック。リアシート上部などは日差しにさらされて色していることもある。シートに染みが多いクルマは、オーナーの扱いが悪かったり、子供を乗せていたと推測できる。 |
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中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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