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| 参考車両 : ミラ アヴィ X 初度登録2005年9月 |
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DAIHATSU
MIRA AVY CBA-L250S
ダイハツ ミラ アヴィ |
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| 実用車として、日頃の足に使われることが多いとはいえ、運転が心許ないドライバーが乗っていた車両も少なくない。外観の細かい傷や凹みを丹念に探ってみよう。また、メンテナンスに無頓着な場合もあるので、整備状態をしっかりチェックしよう。ただし、仕様グレードによっても、差がある。特にターボ車(RS)の場合は、乱暴な運転で車体に負担がかかっていたり、走行系の消耗が進んでいることも、考慮する必要がある。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| L |
CBA-L250S |
4AT |
FF |
| X |
CBA-L250S |
4AT |
FF |
| RS |
CBA-L250S |
4AT |
FF |
| RS |
CBA-L250S |
5MT |
FF |
| L |
CBA-L260S |
4AT |
4WD |
| L |
CBA-L260S |
5MT |
4WD |
| X |
CBA-L260S |
4AT |
4WD |
| X |
CBA-L260S |
5MT |
4WD |
| RS |
CBA-L260S |
E-4AT |
4WD |
| RS |
CBA-L260S |
5MT |
4WD |
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●「ミラ」が2002年12月にモデルチェンジ(6代目)した時に新設定された背高5ドア軽自動車。2004年4月に一部変更/改訂、2005年8月に新装備設定などで小変更している。
660ccエンジンは、自然吸気とターボ(RSに搭載)の2種。駆動方式はFFと4WD。トランスミッションはフロアシフト式で、4速AT、電子制御4速AT、5速MTがある。
仕様グレードは、ベーシックな「L」、スタンダードの「X」、スポーティな「RX」の3タイプ。それぞれ異なる標準装備設定には、タコメーター付2眼メーター+ウッドステアリング(X/RS)、ウレタン3本スポーク(L)、ドアミラーターンランプ(X)、照明付大型バニティミラー・運転席/助手席(X)、オートエアコン(L/X)、ディスチャージヘッドランプ (RS)、)、助手席シートアンダートレイ(X/RS)、インテグレートCD/MD・AM/FM付ステレオ(X/RS)、インテグレートCD・AM/FM付カセットステレオ(L)などがある。Lは、ABS、運転席シートリフター、チルトステアリングなどがオプション設定。ホイールは、Lが13インチスチール(フルホイールキャップ)、Xは14インチアルミ、RSは15インチアルミ。4WDの電動格納式カラードドアミラーは、ヒーテッド機能付き。 |
車両の雰囲気から探る
少し離れて、前、横、後と、ひと巡り。全体の感じを掴んで、車両の傾き、パネルの隙間、外装色などに異常はないか探ってみよう。
前面は、ボンネット/グリル/バンパーの横線。後面も、バンパー/テールゲートの水平線が揃っているか、確認。さらに、左右を比べてみる。クルマは、左右対称になっているのが普通だ。特に、前ヘッドライト、後コンビネーションランプの状態を見てみよう。 |
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パネルの隙間と色を見る
車体前部では、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、ボンネットなど、それぞれの隙間の幅が均等になっているか、チェック。
立て付けが狂っているパネルは、修理している可能性が高い。
また、修理や交換で塗装すると、仕上がった色が微妙に違うことがある。隙間を境に、隣り合うパネルの色調がしっかり合っているかどうかも、比べてみよう。 |
見る角度を変えて観察
塗装面の光沢、塗色の異常(部分的な変色、色むら)などをチェック。しわが寄っているのは、衝撃を受けたか、板金修理跡と判断する。斜めから透かしてみると、異常を見つけやすい。 |
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前フェンダーの見どころ
固定ネジ脱着の形跡があれば、交換している可能性がある。
補修や修理/交換しても、きれいに直していれば修復歴車にはならないが、車体前部を広範囲に修理している疑いがある。 |
整備状態を点検する
ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品をチェック。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。できれば、冷却水やオイルの量および汚れ、ブレーキなどの液量も点検したい。
新しく見える部品は、交換していることが疑える。点検整備記録を調べて、トラブルが発生した箇所や修理の経緯、部品交換などを確かめよう。 |
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エンジンルーム内を探る
インナーパネル(内側の鉄板)を観察してみよう。歪みが残っていたり、不自然な塗装や溶接、シーラーの異常などがあれば、車体内部にまで及ぶ大きなダメージを受けて修理している。
サスペンション上部の取り付け部も、チェック。マウントラバー(挟み込まれているゴム部品)が新しい場合は、足まわりを損傷して、修理している疑いがある。 |
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交換の有無を推察する
ボンネットは、表面の傷や凹みをチェックする以外に、内側に修理跡がないかも、調べよう。
そして、ヒンジ(支えている金具)の固定ネジを見る。脱着した形跡があれば、交換している疑いがある。その場合は、周辺部に修理跡はないか、車体前部を詳しく調べて、交換した理由を探る必要がある。 |
前部の要チェックポイント
ボンネットを開けたら、ラジエターコアサポート(エンジンルームのいちばん前で車体の左右に繋がっている鉄板)を、必ずチェック。車体前部をぶつけると、修正あるいは交換修理する確率が高い。
歪みや手を加えた痕跡がないか、探ってみよう。左右フェンダー付近との接合部も、異常はないか、確かめよう。 |
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ドアを調べる
ドアに大きな損傷を受けると、交換してしまうこともある。
前後左右のドアを見比べて、特定のヒンジだけ、ネジに傷が付いていれば、交換している疑いがある。
ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
リアフェンダーのチェック
リアドアを開けると、鉄板の継ぎ目がある。塗装やシーラー、溶接などの異常から、修理跡と判断できたら、リアフェンダーかサイドシルを修理あるいは交換している。疑わしい場合は、車体の左右を比べよう。
また、リアドア開口部にマスキング跡が残っているのを見つけたら、リアフェンダーの補修、あるいは板金修理も疑える。 |
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給油口にもヒント
フューエルリッド(給油口の蓋)を開けて、内部にマスキング跡がないか、チェック。
リアフェンダーを板金修理する際に外すこともあるので、リッドの取り付け状態も確かめよう。 |
テールゲートをチェック
閉めた状態を見て、全体に隙間が違っていれば、ゲートのずれか、あるいは車体の歪みかを疑ってみる。右または左だけ、片側の隙間に異常があれば、その側を修理している。
また、左右両側共に鉄板が横から回り込んで溶接で固定されているが、大部分がコンビネーションランプ(テールランプ)で覆われて、鉄板部は見えない。
左右ランプのバランスを見てみよう。片方だけ新しい場合は、単なるランプ破損による交換なのか、周辺部の修理に伴った処置なのか、詳しく探ってみよう。 |
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修理跡を見つけたら
車体後部は、エンジンなどの重量物(衝撃を受け止めるもの)がなく、キャビン(客室部)を構成する部品が直接車体の構造部分となっていることから、前部よりも強度があるので、ダメージが他の部分にまで波及しやすい。
後方から強い衝撃を受けた場合、各接合部分に歪みが生じる。
修理箇所を見つけたら、フェンダー、ホイールハウス、ピラー(テールランプが設置されている柱の部分)、フロア、サイドメンバー(床下にある骨組み部分)、ルーフパネル、エンドパネルなど、関連する部分も詳しく調べよう。 |
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後部の修理を見つける
開口部の下側(バンパーの後)にも鉄板(リアエンドパネル)が見える。後部からの衝撃をバンパーだけで吸収できない場合は、この鉄板に影響を及ぼす。
バンパーとの隙間(ゴムを挟んでいる)に異常はないか、鉄板部に板金修理した様子などはないか、チェックしよう。
左右にある鉄板の継ぎ目を調べて、溶接(特にスポット溶接に注意)、シーラー、塗装状態などから、交換している形跡がないかも、探ってみよう。 |
交換の形跡を探る
後部に大きなダメージを受けると、テールゲートを交換することもある。支えているヒンジのネジをチェックしよう。
また、ヒンジ周辺の鉄板部に異常がないかも、見てみよう。 |
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スポット溶接を調べる
開口部の上部(テールランプの上)は、鉄板の継ぎ目が見える。左右を比べてみよう。
シーラーや塗装状態では判別しにくい(きれいではない)ので、スポット溶接をチェックしよう。 |
接合部に注意
ドアの下にあるサイドシル(車体の前後方向に通っている梁の部分)の下端を覗いてみよう。外板と床の鉄板を接合しているのが見える。凹みや傷がないか、調べよう。溶接状態(スポット溶接)に乱れがあれば、修理している疑いがある。 |
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床下の様子を観察する
鉄板部の変形や凹み、支え金具類の歪み、修理した痕跡などはないか、床下全体をチェック。メンバー(角柱の形をした補強部材)に修正跡や交換した様子がないかも、注意して調べよう。
また、外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく、見えない部分などは手を付けない(補修や修理をしない)ことがある。マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかも、探ってみよう。オイルなど、液体の漏れにも、注意しよう。 |
エンジンの調子をみる
エンジンをかけてみよう。
かかり具合、アイドリング、異音、回転の上下、排気ガスの色などをチェック。
異音が聞こえたり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから、アクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも、試してみよう。 |
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装備機器はすべてチェック
室内は、まず、保安関係(ウインカー、ホーン、ヘッドライト、ブレーキやバックなどのテールランプ類)の作動状態を確認。
さらに、電装機器や電動機構などは、正常に機能しているか、確かめよう。
調整機構がある機器、例えば、エアコンは、温度調節や風量を試してみる。ラジオは、選局してみるなど、スイッチを入れるだけでなく、操作してみる。
運転席まわりだけでなく、パワーウインドウの開閉や座席ランプの点灯なども、忘れずにチェックしよう。 |
レバーを動かしてみる
エンジンをかけて、ブレーキを踏んだまま、オートマチックのセレクトレバーを、PからDへ、NからRへなど、各ポジションに操作して、引っかかりやゆるみ(ぐらつき)などはないか、動きの異常をチェック。
できれば試走して、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないか、異音は聞こえないか、アクセルを踏んだ時に滑っているような感じはないかも、確かめたい。 |
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走り方を推察する
ペダル類は、どのように運転していたかを探るヒントになる。
走行距離が少ないのに片減りしているようなら、運転操作に癖があって、走行機関系に悪影響を与えていることも考えられる。 |
タイヤのチェック
減り具合を(溝の深さ1.6mm以上あることを目安に)チェック。念のために、推奨サイズかどうか(フロントドア開口部に貼ってある「タイヤ空気圧」を見ればわかる)も、確かめよう。
また、外周の接地面を見て、減り方(摩耗状態)も、調べよう。一部が極端に減っている「偏摩耗」を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)狂っているだけなのか、あるいはダメージを受けて車体が歪んでいるのか、確かめる必要がある。 |
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車両の情報書類を確認
車両をチェックする前に、点検整備記録(メンテナンスノートなど)の内容を、確認しておこう。
過去にどのような整備を受けてきたのかがわかり、定期点検や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。
また、車両取扱説明書の他、オーディオやカーナビなどが付いている場合は、説明書の有無を確認しよう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
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