中古車目利き講座 ホンダ ロゴ(GA-3, GA-5)

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ホンダ ロゴ(GA-3, GA-5)
HONDA LOGO(GA-3, GA-5) 中古車を探す
ロゴ(GA-3, GA-5) 1996年10月にデビュー(マイナーチェンジ版のグリル付きは1998年〜)し、フィットが登場した2001年5月に姿を消してしまったホンダ・ロゴ。小型の背高モデルに人気が集まっていた時期だったので、コンパクトハッチバックは影が薄かったが、クルマとしての内容は充実しているし、走りはヨーロッパテイスト。中古車市場では不人気車といえるが、実用度と価格のバランスは最高で、気軽に乗れることから走行距離が伸びている車両もある。整備記録と照らし合わせてエンジンなどのメカニズム系もしっかりチェックだ。
CHECK POINT
01
走行距離が長い車両は記録簿をチェック
02
外観の小さな傷よりも全体のコンディション
03
必ず試走をしてエンジンと走行系を点検
全体の雰囲気から見極める
少し離れて車両全体を見てみよう。車体表面の張りや艶などをはじめ、車体が歪んだり傾いたりしていないかチェックしよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? どこかがくすんでいたり、一部だけ艶が違って見えたら、その部分を修理したことも考えられる。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) エンジンルーム内の状態
ボンネットを開けて、エンジンルーム内各部の塗装の様子を観察しよう。車体と左右のフェンダーをはじめ、ラジエターを支えているラジエターサポートの色を見比べてみる。色の違いがポイントだ。一部だけ色合いが異なっていれば、修理して再塗装した可能性がある。周囲と比べて異常にきれいな部分も、修理した跡かもしれない。さらに、エンジン関係をはじめ、細部まで観察してみよう。ゴムホースやベルトの劣化などを点検するのだ。オイルのにじみや汚れにも注意。周囲と比べて新しく見える部品は、交換している。整備手帳の記録を参考にすると、消耗部品の交換やトラブルが発生した箇所の修理など、手入れした経緯がわかるはずだ。
ボンネットの交換は事故修理の履歴?
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)のネジに工具をかけた形跡を発見したら、事故を疑ってみる。ただし、エンジンを修理するためにボンネットを外す場合もある。もし、エンジンの整備などのために外したのなら、整備手帳に記録が残っているはずだから、確かめてみよう。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) フレームの歪みをチェック
フロントバンパーに通じているフレームは、衝突するなどした際に衝撃を吸収する仕組みになっている。くぼみを設けているので、不自然なシワが寄っていないか見てみよう。また、フレームに空いている丸い穴も、衝撃を受けると歪んでいびつになるので目安になる。
前部をぶつけて修理した跡
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体の前部をぶつけると、高い確率で修正あるいは交換することになる。歪みや手を加えた痕跡がないか、じっくりチェックだ。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も、左右とも不自然なところはないか、点検しよう。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) 車体前部の修復を推測
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。
車体の左右を見比べる
リアフェンダーにダメージを負って板金塗装した車両は、ドア開口部のリアシート脇に、塗装作業時に塗装しない部分を覆って隠すマスキングテープの跡が残っていることもある。指先で表面を軽くなぞってみて、爪が引っかかるような段差があれば要注意。また、車体の左右同じ場所を見比べると、修復跡かどうかが判断しやすい。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) ロゴ(GA-3, GA-5) ドアヒンジから側面のダメージを推測
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)のネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。
フロントガラスの付け根周辺に大きなヒント
事故などで衝撃を受けて車体が歪んでいたり、外板パネルを修理する際にはフロントフェンダーの組み付けで誤差が出ることもある。それは、フェンダーの後端とドアとの隙間を見ればわかりやすい。各パネル同士の隙間を「チリ」と呼ぶが、フェンダーとドアのチリが均一でなければ、外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べてみるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色合わせがうまくいっていないと、色が微妙に違うことがある。チリを境に隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) 開口部を観察する
リアゲートを開いて、テールランプの上を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、ゲート下部の鉄板と繋がっているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、溶接の跡が乱れていたり不自然なシールで隙間を埋めているなど、左右を見比べると状態が異なっているのが目安になる。
隠れた部分も見る
ラゲッジスペースの下に設置してあるスペアタイヤを外してみよう。床部に歪みなどを見付けることもある。塗装の色が周囲と違っている場合は、後部を修理したかもしれない。修理してない場合は、まれに塗装表面に割れ筋が入っているなどの異常からダメージを受けていることが判明することもある。また、スペアタイヤ自体の状態(摩耗や空気圧)もチェックしよう。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) リアゲートを点検
後部をぶつけると、リアゲートもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかの目安として、ゲートを支えている金具(ヒンジ)とその周辺をチェック。ネジの頭の塗装に傷があるなど、ボルトを脱着した様子がないかどうか点検してみよう。また、ゲートがしっかり閉まるかどうかも、目安になる。車体の後部全体が歪んでいる場合は、リアゲートの位置が微妙にずれていることもある。
下を覗いてダメージを探す
日頃見ることがない、クルマの床下もチェック。特にドア下の梁(サイドシル)や骨組み(フレーム)などの車体下部に出っ張っている部分。歪みや部分的な変形がないか、見てみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく外から見えない部分などは、そのまま手を付けていないことがあるので、事故跡を発見できることがある。また、床下の塗装は外観ほど気を遣わないので、色調の違いで修理した部分がわかることが多い。さらに、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) 点検記録に目を通す
点検記録簿などに記入されたデータにも目を通して、きちんと整備されているかどうかをチェックしよう。定期的に点検やメンテナンスを受けて、消耗部品なども交換しているなら、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。
ロゴのコンディションはここで見極める!
試走してチェック
オートマチックならNからDへ、NからRへと、セレクトレバーを操作して、作動の具合いを試してみる。切り替え時のショックは大きくないか? ギヤが繋がる時に滑っていないか? できる限り試走して確かめよう。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) トラブルを事前に察知する
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。
ホイールの傷とタイヤの減り方
ホイールキャップに傷が多く付いている車両は、運転が乱暴だったり、不注意に扱っていたことが想像できる。また、タイヤの摩耗状態もチェック。一部だけ異常に減っている(片減り)の場合は、タイヤの取り付け角度(アライメント)が狂っていることもある。
ロゴ(GA-3, GA-5)
ロゴ(GA-3, GA-5) 傷の深さを詳細に観察
参考車両は、ドアの下部にいくつかの傷がある。車両としての価値は当然下がるが、大きなダメージではないので、実用車として使うなら無視できる。ただし、傷の深さに要注意。表面だけの傷や下地塗装がしっかりしていればタッチアップ(傷の部分だけ埋める)でごまかすこともできるが、傷が鉄板部まで達していると錆が発生して広がる前に部分塗装する補修が必要だ。
日本自動車査定協会
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com
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