| HONDA LAGREAT |
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ラグレイトは、全長5mを超える大きな車体で車内が広く、ゆったり長距離ドライブが得意。力強いエンジンと装備の充実も魅力だ。家族で出掛けるという使い方が多いが、手入れしていない、いわゆる乗りっぱなしのクルマもあるので、車内の細部の汚れや染みなどを念入りにチェック。また、乱暴な運転によってエンジンをはじめ走行機能系に負担が掛かっている車両もある。整備手帳などの記録をチェックして、定期点検や消耗部品の交換など、整備状況を把握することもポイントだ。 |
| 1999年5月〜2004年2月に発売されたラグレイトは、2ドア+両開きパワースライドドアを備えた7人乗り3列シートミニバン。カナダで生産された輸入車で、北米では2代目オデッセイの位置づけになっている。日本向けは、フル装備の3.5/3.5エクスクルーシヴの2グレード。3.5リッターV6エンジンは、2001年のマイナーチェンジ時にパワーが35馬力アップしている。 |
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外装各部の小さな傷や凹み |
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インテリアの汚れや傷み |
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オイル交換などのメンテナンス記録 |
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ボンネットを開けて観察する
エンジンルーム内の全体を見回して塗装の状態をチェック。ラジエターを支えていているラジエターサポートやエンジンルームの左右にあるフェンダー部の色を見て、微妙に色が違っていないか見比べよう。色が違っている部分は、再塗装している。つまりなんらかの修理をしていると推察できる。また、エンジン関係では、ゴムホースやベルトの劣化などの消耗部品をチェック。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。 |
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全体の雰囲気から探る
車体表面の色艶をはじめ、車体が歪んだり傾いたりしていないかチェックしよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? 一部だけくすんでいたり、艶が違って見えたら、その部分を修理したことも考えられる。また、車体に映る周囲の景色を見てみよう。見る角度によって、歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、事故を起こして板金塗装した修理跡かもしれない。正面、左右、上から、下から、見る角度を変えてみると、異常を見つけやすい。 |
ボンネットを交換した理由を探る
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することが多い。ボンネットを固定しているネジを見て、脱着した形跡があったら要注意。ボンネットを交換した可能性が高い。まれに、エンジンの修理のためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は整備記録が残っているはず。整備手帳などに記載された内容をチェックしてみよう。 |
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車体前部の修復を推測する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。 |
色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(「チリ」と呼ぶ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、それぞれのチリが均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べてみるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色艶が合っているかもチェックしよう。 |
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前部をぶつけるとダメージを受けやすい
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体前部をぶつけると、高い確率でラジエターサポートを修正あるいは交換することになる。歪みや補修した痕跡がないか、じっくりチェックだ。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も、不自然なところはないか点検しよう |
車体の左右を見比べる
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアの支え金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時や、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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スライドドアのチェック
一般的なヒンジ式ドアに比べると、スライドドアは複雑な構造になっている。アーム(ドアを支えている金具)やレール(スライドさせる溝金具)などが歪んでいないか、観察してみよう。アーム類は、固定しているネジの頭に工具をかけた跡がないかを見る。ドアの立て付けを修正するためにネジを回すこともあるので、必ずドア自体や周辺を含めてチェックしよう。 |
給油口の蓋を外すことがある?
車体後部にある意外なチェックポイントが、フューエルリッド(給油口の蓋)。リアフェンダーを板金修理するために外すことがある。ネジを脱着した形跡がないか点検してみよう。また、補修などで塗料を調合する時に、フューエルリッドの色を参考にするために、外すもある。取り外した形跡があれば、再塗装するなど、他の部分を修理したことも考えられる。 |
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支え金具と周辺を観察する
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。ドアを支えている金具(ヒンジ)と周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか、確かめてみる。ずれているせいで、スムーズにロックできないこともある。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した形跡を探ってみる。ネジの脱着が修理や交換したかどうかの目安となる。また、ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。 |
開口部の溶接に注目
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両の場合は、左右の溶接にムラがある。また、板金塗装をしていれば、周囲とは色の雰囲気が違って見えることがある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛ってあるシール材を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理の際に新しいシールを盛ったということがわかる。 |
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床下の様子を覗いてみる
車体の下を覗くと、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。フレームのゆがみや部分的な変形をはじめ、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく見えない部分は、そのまま手を付けていないことがあるので、事故跡を見つけることがある。 |
点検整備記録に目を通す
点検記録簿(整備手帳など)の内容を、車両をチェックする前に確認しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのがわかり、車両各部の状態を探る参考になる。定期点検時の走行距離とも突き合わせてチェックしよう。詳細な記録が残っている車両ば、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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試走してチェック
オートマチックトランスミッションは、NからDへ、NからRへと、各ポジションへセレクトレバーを操作して作動の具合いを見てみる。各ギヤへの切り替え時のショックは大きくないか? アクセルを踏むのと連動してスムーズに発進や加速ができるか? できる限り試走して確かめよう。 |
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異音や振動をチェック
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。ラグレイトのエンジンは、通常は滑らかに回るので、振動を感じるようなら、整備が必要と判断していい。また、実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、回転がスムーズに上下するか試してみよう。 |
車両の扱い方を推測する
インテリアの状態で、どのように扱われていたかが推測できる。特にミニバンなどの場合、内装やシートに傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に、乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。 |
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