中古車目利き講座 ホンダ インスパイア

中古車目利き講座
ホンダ インスパイア
HONDA INSPIRE 中古車を探す
インスパイア 高級セダンということから、基本的に走り屋が乗るクルマではなく、年式も新しいので各部に疲労が出ているような車両はない。車体まわりは中古車目利きの基本ポイントをしっかりチェック。また、高級車というからにはインテリアの雰囲気も大切。シートや内装の状態も細かくチェックしたい。走行に関わる部分としては、エンジン系ではエンジン制御システムのトラブルに注意。記録簿も、点検整備の内容と時期などを詳細にチェックしよう。
2003年6月から販売されている4代目の現行インスパイア。アメリカ向けワイド版アコードを高級セダンに仕立てており、室内の静かさも一級レベル。可変シリンダーと制御システムを備えた先進的なエンジンを搭載し、駆動方式はアコードと同じFF(前輪駆動)で、トランスミッションは5速オートマチックの設定。仕様グレードは「30TE」「30TL」「アヴァンツァーレ」の3タイプ。最上級のアヴァンツァーレは、カメラで車線を認識して車線維持のアシストや前方車両との距離を適正に保つ「高速道路運転支援システムHiDS」と、追突が起きるような状況においてドライバーに警告、さらには速度低減を自動的に行う、世界初の「追突軽減ブレーキシステム」を備えている。
CHECK POINT
01
外観の色艶や細かい傷まで探る
02
エンジン系の点検整備記録を確認
03
本革仕様は表皮のひび割れに注意
車体側面の映り込みを観察する
車両からやや離れて、車体に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、事故を起こすなどして板金塗装した修理跡かもしれない。正面、左右、上下から、見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。さらに、車両からやや離れた位置から、全体を見てみよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーはずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は均等か? 部分的に艶がないとか、色がくすんでいたり他の部分と違って見えたら、補修したり修理したことが考えられる。大きな事故などを起こした車両は、なんとなく全体が歪んで見えることもある。
インスパイア
インスパイア 色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれのチリが均等の幅でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。また、修理などで再塗装すると、色が微妙に違うことがある。チリを境に隣り合う塗装の色艶が合っているかもチェックしよう。
エンジンルーム内の状態を観察する
バンパーやフェンダーだけで衝撃を吸収できないような事故を起こすと、車体内部までダメージを受ける。大きな事故でダメージを受けて修理しても、見えない内側の鉄板にシワが寄っていたり修正した跡が残っていることもあるので、細部まで観察してみよう。周囲と色が違っている部分は、部品を交換したり修理した後で再塗装した証拠だ。
インスパイア
インスパイア 車体前部の修復を推測
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車(修復歴車)とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理しているかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。インスパイアはエンジンルームの縁にカバーが付いている。なにも問題がなければカバーを開けることはないので、カバーを留めているネジを脱着した形跡がある場合は、内部の様子まで確認したほうがいいだろう。
ボンネットの交換は理由が問題
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを見て、脱着した形跡があったら要注意。事故の修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれにエンジンの修理などのためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は整備記録簿に記録が残っているはずだ。
インスパイア
インスパイア 隙間を覗いてチェック
フェンダーとエンジンの隙間から見える、バンパーに通じているフレーム(車体の骨格部品)は、衝突の際には衝撃を吸収する仕組みになっている。不自然なしわが寄っていないか見てみよう。また、フレームをよく見ると、丸い穴を設けているのがわかるだろう。衝撃を受けると歪んで正円がいびつ変形するので、これも衝撃を受けたかどうかの目安になる。
固定しているネジをチェックする
後部をぶつけた事故などでは、ダメージが大きい場合はトランクリッド(トランクの蓋)を交換することがある。チェックポイントは、リッドを支えているアームと固定しているネジ。インスパイアは内装材でネジが隠れているので、内装材をめくって、ネジに傷が付いていないか見てみよう。また、リッドを閉めた時に、フェンダーとの左右の隙間が揃っているかどうかもチェックしよう。
インスパイア
インスパイア 車体の左右を比べてみる
バンパーは事故でなくてもぶつけやすいが、フェンダー部との隙間(チリ)を見れば、ぶつけたり押されてずれているということは一目瞭然でわかる。しかし、チリが狂っているのはフェンダーが原因の場合(ダメージを受けて変形していたり修理している)がある。バンパー部とフェンダー部をそれぞれ観察してみよう。表面に映った景色で歪みが確認できることもある。判断が微妙な時は、車体の左右の同じ場所を比べてみるといいだろう。
車体後部のダメージをチェック
トランクルームの開口部を見ると、左右に鉄板の接合部がある。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両は、溶接部分が整っていないし車体の左右で違っている。板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛って隙間を埋めているシール材を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理して新しいシールを盛っているということがわかる。
インスパイア インスパイア
インスパイア 床下にダメージを受けてないか覗いてみる
床下を覗くと、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。フレームや各部支え金具の歪み、鉄板部の部分的な変形はないか観察してみよう。マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分はそのまま手を付けていない(補修や部品交換といった修理をしない)ことがあるので、事故などで受けたダメージの跡を見付けることがある。
側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のヒンジだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。
インスパイア インスパイア
インスパイア スペアタイヤの下を見る
トランクルームの床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。車体に大きなダメージを受けてできた歪みなどが床部に残っている(見えないない部分は修理しない)のを見つけることもある。塗装が周囲と違っていたり、防音防振材(床部や車体内部に貼ってあるマット状の部材)の状態に剥がれていたり波打っているなどの異常があれば、後部を修理しているかもしれない。また、スペアタイヤを外したついでに、タイヤ自体の状態(空気圧や傷の有無など)もチェックしよう。
点検整備記録に目を通す
点検整備記録(整備手帳など)の内容を、車両をチェックする前に確認しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのがわかり、車両各部の状態を探る参考になる。定期点検時の走行距離や消耗部品の交換などとも突き合わせて車両各部をチェックしよう。詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測でき。。
インスパイア
インスパイアのコンディションはここで見極める!
エンジントラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って容易にエンジンが始動するかだろうか。モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。
インスパイア
インスパイア 試走して確かめる
異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、トランスミッションの状態を確かめてみよう。オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かして、操作してみる。さらに、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。使い方によっては5万kmも走行しないうちに不良に陥ることもある。アクセルを踏んで動き出す時や加速する時のタイミングが長い場合は、滑って繋がりが悪くなっているので要注意。
装備類を操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの作動をチェックするのは常識だが、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。
インスパイア
インスパイア インスパイア シートで走り方がわかる
年式の新しい車両はまず問題ないが、頻繁に乗り降り(街乗りで使っていた車両に多い)している場合は、走行距離のわりにシートのドア側の部分がヘタっていることがある。また、本革シートの場合、汚れはクリーナーを使えば落とすことができるが、手入れが悪いと表面が割れることもある。
タイヤで走り方を推測
走行距離とタイヤの減り具合を見よう。高年式車で走行距離が少ない場合、極端にタイヤの一部が減っている偏摩耗の状態に注意。アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでいるのかを確かめる必要がある。また、タイヤの接地面だけでなく角や側面まですり減っていたら、激しい走り方をしていたと推測できる。
インスパイア
日本自動車査定協会
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com
愛車が高く売れる、しかも手間なく安心。車買取ならGoo-net買取オークション
メールマガジン『@Goo』
中古車目利き講座 新着記事



ブランド別検索
中古車目利き講座  トヨタ トヨタ 中古車目利き講座  日産 日産
中古車目利き講座  ホンダ ホンダ 中古車目利き講座  マツダ マツダ
中古車目利き講座  三菱 三菱 中古車目利き講座  スバル スバル
中古車目利き講座  ダイハツ ダイハツ 中古車目利き講座  スズキ スズキ
Goo-netクルマ関連記事

Goo-net News

新車情報をはじめクルマ業界の
ニュースをいち早くお届け

中古車特集

中古車選びに役立つ情報満載!
あなたにピッタリのクルマが見つかる

新車紹介・試乗

発表されたばかりのニューモデルを
独自で紹介、試乗レポート

中古車目利き講座

上質な中古車を見極めるポイントを
詳しく解説!買う前に要チェック

Goo-net Voice

「燃費をよくするには?」など
今知りたいクルマに関する豆知識満載

今が売り時!旬のクルマ

グーオク(買取オークション)で高値で
売れるクルマをピックアップ

TOP > クルマ関連記事 > 中古車目利き講座 > ホンダ インスパイア