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参考車両 : 2.0XS SS-4AT
初年度登録2005年12月 |
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SUBARU
FORESTER CBA-SG5
スバル フォレスター |
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| ステーションワゴンとSUVの長所を兼ね備えたクロスオーバー車なので、レジャーやアウトドアなどで使っていた車両が多い。車体まわりの損傷や修理跡を探る基本的なチェックに加えて、悪路走行による車体下部のダメージ、潮風や融雪剤の影響による錆の発生などにも注意しよう。インテリアやラゲッジスペースの汚れや傷などから、どのように使われていたかを推察することも、車両の状態を知るヒントになる。できれば試走して、走行機能系統各部に異常がないかも確かめたい。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| 2.0 X |
CBA-SG5 |
4AT |
4WD |
| 2.0 X |
CBA-SG5 |
5MT |
4WD |
| 2.0 XS |
CBA-SG5 |
SS-4AT |
4WD |
| 2.0 XS |
CBA-SG5 |
5MT |
4WD |
| 2.0 XT |
TA-SG5 |
SS-4AT |
4WD |
| 2.0 XT |
TA-SG5 |
5MT |
4WD |
| L.L.Beanエディション |
CBA-SG5 |
4AT |
4WD |
| L.L.Beanエディション |
CBA-SG5 |
5MT |
4WD |
| クロススポーツ 2.0T |
TA-SG5 |
SS-4AT |
4WD |
| クロススポーツ 2.0T |
TA-SG5 |
5MT |
4WD |
| クロススポーツ 2.0i |
CBA-SG5 |
SS-4AT |
4WD |
| 2.5 STI バージョン |
TA-SG9 |
6MT |
4WD |
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●参考車両は、2代目フォレスターの後期モデルとして2005年1月に発売されたタイプ。走りの性能を高めた「STIバージョン」は同年5月、さらに6月には「クロススポーツ」を追加設定している。
エンジンは2リッターが基本だが、STIバージョンは2.5リッター。グレードに「T」の付いているのはターボエンジンを表している。駆動方式は全車4WDで、トランスミッションは、4速AT、スポーツシフト4速AT(SS-4AT)、5速MT、6速MTがある。
仕様グレードは、ベーシックな「X」に対して、本革巻ステアリングホイールやシフトレバー、17インチタイヤなどを追加しているのが「XS」。「LLビーンエディション」は、アウトドアブランドとのコラボモデルで、ウッドやベージュの内装が特徴。「クロススポーツ」は、エアロパーツやローダウンサスペンションなどで、スポーティに仕立てになっている。
その後、2005年12月にフォレスターシリーズの一部改良があり、サンルーフを備えた特別仕様車AIRBREAKが新設定されている。 |
全体の雰囲気を見る
やや離れた位置から、全体の様子を観察してみよう。外板パネルの隙間(立て付け)、塗装面の光沢や色むら、車両の傾きなど、外観各部に異常はないか、確認。
前面は、バンパー、ボンネット、ヘッドライトの横線が揃って、左右対称になっているか。後面も同様に、テールゲート、バンパー、コンビネーションランプ(テールランプ)の状態に違和感がないか、チェックしよう。
前後共、左右ライトのバランスを見比べるのもポイント。片側だけ新しく感じたら(どちらか片方だけ交換されている疑いがある場合)、その側の車体部が修理されている可能性もある。 |
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車体まわりの異常を探る
外観のチェックでは、プレスラインをはじめ、部分的な塗装の異常(一部分だけの変色、色むら)なども探る。その時は、見る角度を変えながら観察しよう。斜め方向から透かして見ると、見落としがちな浅くて広い凹み、エクボと呼ばれる小さな凹み、あるいは波打ち(しわ)なども確認できる。
各パネルの立て付け状態にも注目。例えば、車体前部から側面にかけては、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス左右にある柱)、ボンネットなどが隣合わせになっている。それぞれの隙間の幅を見て、均等になっていなければ、ダメージを受けているか、修理している可能性が高い。 |
整備状態を確かめる
点検整備記録と合わせて、ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品の状態をチェック。冷却水やオイルの量および汚れ、ブレーキ液量なども点検したい。エンジン周辺のオイルのにじみや汚れ(漏れの兆候)にも注意しよう。
周囲と比べて新しく見える部品は、交換していることが疑える。故障や不良で交換したのか、それとも事故などでダメージを受けて交換したのか、整備記録の詳細も探ってみよう。 |
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走行に関わる重要部分
エンジンルーム内を見る時は、車体内側の鉄板(左右のインナーパネル、奥のダッシュパネルなど)をチェック。溶接やシーラー、塗装の状態などから、修理跡はないか、念入りに調べよう。
部品やネジなどに塗装の飛沫が付着していたら、周辺に修理の跡がないか、探ってみよう。
サスペンションマウント(上部取り付け部)のマウントラバーが新しい場合は、足まわりを損傷して修理している疑いがある。 |
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必ずチェックする部品
エンジンルーム内は、ラジエターコアサポート(エンジンルームのいちばん前で車体の左右に繋がっている)を必ずチェック。車体前部をぶつけるなど、バンパーなどで吸収しきれないような強い衝撃を受けると、ダメージを負う確率が高く、修整あるいは交換することも多い。歪みや手を加えた痕跡がないか、探ってみよう。左右フェンダー付近との接合部も、異常はないか、確かめよう。 |
ボンネットのチェックポイント
外観表面の凹みや傷を探る以外に、裏側に修理跡がないかも調べよう。縁の溶接状態がポイントだ。
ボンネットにダメージを負うと、交換することもある。支えている金具(ヒンジ)部の固定ネジを脱着した形跡がないか、チェック。交換している疑いがあれば、車体前部の他の部分から影響を受けている可能性もある。周辺の車体部に修理跡がないか、調べよう。 |
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車体側面のヒント
ドアに大きな損傷を受けると、外して修理したり、交換することもある。その際は、ドアを支えているヒンジのネジ(フォレスターは無塗装)を脱着する。前後左右ドアを見比べて、調べよう。フロントドアを開ければ、フロントピラー部とセンターピラー部に、前後ドアそれぞれのヒンジが見える。
ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジの脱着が必ずしもドアを交換した証拠とはいえない。 |
リアフェンダーのチェック
リアドアの開口部を見てみよう。フェンダー周辺を補修、あるいは修理した車両には、マスキングした跡が残っていることもある。 また、下部にある鉄板の継ぎ目(直線状になった溝)にも注意。リアフェンダーやサイドシルを修理したり交換していれば、溶接やシーラーの状態が不自然になっていることもある。
給油口の蓋も開けて、中の様子も、チェックしよう。マスキング跡があれば、リアフェンダーを補修したり、修理している。 |
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テールゲートから推察する
車体後部は、テールゲートの状態がポイント。立て付けが全体に狂っていれば、ゲート自体がずれているか、あるいは車体の歪みが考えられる。左右片側だけ隙間に異常があれば、その側の車体部を修理している。
また、リアゲートを開閉して、スムーズにロックできない場合も、ゲートのずれや車体に受けたダメージなどの理由が考えられる。 |
取り付け状態を確かめる
後部に大きな損傷を負うと、リアゲートを交換することもある。支えているヒンジ(金具)のネジをチェック。ヒンジやネジ周辺に手を加えた痕跡がないかも、見てみよう。 |
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後部の修理は波及も探る
テールゲートを開けて開口部を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、接合されている。溶接やシーラー、塗装の状態などの状態を手がかりに、修理した様子はないか、念入りに観察しよう。
左右を比較しながら、特にスポット溶接に乱れや打ち直した形跡がないか、特に注意。マスキング跡にも、気を付けよう。コンビネーションランプ(テールライト)の交換もヒントになるだろう。
後方から強い衝撃を受けると、ルーフの前部にダメージがおよぶこともあり、他の部分にまで波及している可能性もある。車体後部を修理している場合は、リアバンパー、リアフェンダー、ピラー(リアウインドウ左右の柱)、ルーフなど、関連部に修理跡がないかも、確かめよう。 |
床下を覗いてチェック
鉄板部の部分的な変形や凹み、支え金具類に歪みなどはないか、探ってみよう。
外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分はそのまま手を付けていない(補修や修理をしない)ことがあるので、事故などで受けたダメージ跡を見つけることがある。
塗装や溶接の異常なども、ヒントだ。サイドシル(ドア下にある車体の梁の部分)の下部に修理跡がないかも、確かめよう。 |
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部品に異常がないか探る
マフラーやサスペンションなど、床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも、チェックしよう。
オイルや水などの液体が漏れていないかも、チェックしよう。
錆びを見つけても、表面に浮いている程度なら、それほど気にする必要はないだろう。ただし、傷などから錆が発生して拡がっている場合は、放置していると破損におよぶ恐れもある。錆は、場所と進行状態を把握しておこう。 |
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調整機能を試してみる
室内のチェックは、まず、保安機器(ウインカー、ホーン、ヘッドライト、ブレーキやバックなどのテールランプ類)の作動状態に問題がないことを確認。
さらに、エアコンやオーディオなどもチェックしよう。
エアコンは、温度調節や風量も試してみるなど、スイッチを入れるだけでなく、操作してみる。調整機構のある機器は、すべて「機能を操作してみる」ことがポイントだ。
運転席まわりだけでなく、すべてのパワーウインドウの開閉やドアロック、座席ランプやラゲッジルームランプの点灯、キーレスエントリーなども、忘れずにチェックしよう。カーナビを装備している場合は、地図データの発行時期も確かめるといい。 |
不調や不具合を察知する
エンジンをかけて、始動状態、アイドリング、異音、排気ガスの色などをチェック。
実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも、試してみよう。
容易にエンジンがかからない場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。フォレスターは水平対向エンジンなので、排気音に独特の脈があるのは正常だ。異音や大きな振動が発生していないことを確かめよう。 |
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後部室内も見逃さない
リアシートは、シートアレンジを試してみると同時に、折り畳みや固定状態に不具合がないかも、確かめよう。
また、シートに飲食物のしみ、カーペットの裏に犬の毛、ラゲッジスペースの内装材に傷など、注意深く観察すると、子供や犬を乗せていたり、頻繁に荷物を出し入れしていたことなどがわかる。車両がどのように扱われていたか、推察してみよう。 |
操作して確かめる
ATは、エンジンをかけてブレーキを踏んだまま、セレクトレバーを、PからDへ、NからRへなど、各ポジションに操作して、引っかかりやゆるみ(ぐらつき)などはないかをチェック。
試走が可能なら、ギヤが切り替わる時のショックが激しい、切り替わるタイミングが異常に長いなど、不良や故障の症状が出ていないかも、確かめたい。
MTは、シフトレバーの動きと同時にクラッチの切れをチェック。シフトチェンジの際にギヤが入りにくかったり、異音がするようなら、不具合を抱えている可能性がある。 |
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タイヤの減り方もチェック
タイヤは、まず、減り具合(残り溝の深さ)を確認。
さらに、減り方もチェック。タイヤ外周の接地面を見て、一部が極端に減っている偏摩耗を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)狂っているだけなのか、あるいはダメージを受けて車体が歪んでいるのかを確かめる必要がある。
タイヤの角が削れていたり、側面まですり減っていれば、過激な走行をしている。その場合は、車体の疲労はもとより、走行機能各部に負担をかけて消耗していることが推察できる。 |
車両の情報に目を通す
車両の取扱説明書だけでなく、オーディオなどの装備機器や付属品の説明書が揃っているかも、確かめよう。なかでも、記録簿(メンテナンスノートなど)は、車両チェックに欠かせない書類だ。
点検整備記録の記載内容を調べて、定期点検や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。
また、エンジンオイル交換記録シールなどを車体に貼っていることもある。車体まわりの情報にも、気を付けよう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
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