| SUBARU FORESTER |
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1997年2月に登場した初代フォレスターは、250馬力の水平対向4気筒ターボエンジンを搭載した驚愕のSUVと騒がれた。後にエンジンバリエーションを広げ、2000年にはマイナーチェンジされて、フロントまわりのデザインやリアのランプなどでイメージを大きく変えている。中古車は、車体チェックに加えて、年式と走行距離とのバランスをみてみよう。過走行の車両は、特にエンジン関係に注意。 |
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ターボ車は車体の疲労に注意 |
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エンジン系のメンテナンス |
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改造の有無と程度 |
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全体から異常を読みとる
車両からやや離れた位置から、車体の全体を見てみよう。大きな事故などを起こした車両は、修理してあっても、なんとなく歪んで見えることがある。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーはずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は真っ直ぐか? 部分的に塗装面の艶がないとか、色がくすんでいたり他の部分と違って見えたら、補修したか修理したことが考えられる。 |
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ボンネットの交換には理由がある
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジに工具をかけた跡を発見したら、ボンネットを交換しているかもしれないので、事故を疑ってみる。ただし、エンジンを修理するためにボンネットを外す場合もある。もし、エンジンの整備などで外したのなら、記録が残っているはず。整備手帳を確かめてみよう。 |
フェンダーの状態から判断する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷が付いているのは、工具を使ってネジを脱着した跡。つまり、フェンダーを交換、あるいは修理したと判断できる。ドアを開けると、フロントガラスの柱の付け根あたりにあるネジもチェックしよう。フェンダーに手を加えても事故車(修復歴車)扱いにはならないが、フェンダーが無傷なら大きな事故は起こしていないと推察できる。 |
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エンジンルーム内の状態を観察する
ボンネットを開けて、エンジンルーム内各部の塗装の様子を見てみよう。左右のフェンダー周辺をはじめ、ラジエターを支えているラジエターサポートの色を見比べてみる。色の違いがポイントだ。一部だけ色合いが異なっていれば、修理して再塗装した可能性がある。周囲と比べて異常にきれいな部分も、修理した跡かもしれない。また、エンジン関係の部品なども新しい部品に交換されていないかチェック。フォレスターは、水平対向エンジン特有のエンジンヘッドまわりのオイル漏れを必ず点検しよう。 |
隙間と色の違いをチェック
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、外板部品を組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリと呼ぶ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、それぞれのチリが均一でなければ、車体前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べてみるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色艶が合っているかもチェックしよう。 |
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目利きのプロはラジエターサポートを見る
ボンネットを開けて、フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体前部をぶつけると、ラジエターサポートを修正あるいは交換する確率が高い。歪みや手を加えた痕跡がないかじっくりチェックだ。周囲と色が違っていたら交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も、不自然なところはないか点検しよう。また、接合部の隙間を埋めているシール材を爪の先で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかければ、新しく盛ったシールなので、修理で手を加えた可能性が高い。 |
側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)のネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時や、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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開口部に修理跡が残りやすい
リアフェンダーにダメージを受けて板金塗装で修理をすると、リアドア開口部に、塗装しない部分を覆うためのマスキングテープの跡が残っていることがある。マスキングの処理跡は直線の段差ができるのでわかりやすい。車体左右のどちらかだけに段差があれば、リアフェンダー部分を修理した可能性が高い。 |
床下のダメージをチェック
日頃あまり見ることがない、車体の床下もチェックしよう。フォレスターのようなSUVは、特に鉄板の歪みや部分的な変形がないか念入りに見てみよう。また、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく、見えない部分はそのままにしていることがあるので、大きなダメージを受けた跡を発見することもある。 |
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柔らかくて歪みやすい
リアバンパーは、ぶつけた時の衝撃を吸収するために、柔らかいステー(支え金具)を介してフレームに固定されている。軽度の衝突事故では骨格部(フレーム)までダメージが及ばないようにして、修理コストを抑えることができるようになっているのだ。ところが、事故の修理でバンパーを交換をしても、外から見えない部分は修正するだけで済ませているケースもある。バンパー自体と同時に、ステーもチェックしよう。 |
開口部を観察する
リアゲートを開いて、テールランプの上を見ると、左右両側共に鉄板がサイドから回り込んで、スポット溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、再溶接した溶接の跡が乱れていたり、左右を比べてみると状態が違っていたりする。 |
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リアゲートを支えている部品と周辺の状態を見る
後部をぶつけると、リアゲートもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかをチェックするには、ゲートを支えている金具(ヒンジ)を見る。ネジの頭の塗装に傷があるなど、ネジを脱着した形跡がないかどうか。ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。また、ゲートがしっかり閉まるかどうかも目安になる。車体の後部全体が歪んでいると、リアゲートの位置が微妙にずれていることもある。 |
見えないところも見逃さない
ラゲッジスペースの下にあるスペアタイヤを外してみよう。床部に歪み(後部に受けたダメージの跡)などを見つけこともある。塗装が周囲と違っていたり、防音材の状態などに異常があれば、後部を修理したかもしれない。また、スペアタイヤ自体の状態(空気圧や損傷の有無など)もチェックしよう。 |
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点検記録に目を通す
点検記録簿(整備手帳など)に記入されたデータに目を通して、きちんとメンテナンスを受けてきたかどうかもチェックしよう。定期的に点検や整備しているなら、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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事前にトラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って容易にエンジンが始動するかどうか。モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。 |
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試走してチェック
マニュアルトランスミッションは、クラッチの切れ具合をチェック。スムーズにクラッチが断続できるか試してみよう。扱いが悪いと、1万kmに満たない走行距離でクラッチが消耗し、滑っていることもある。また、できれば、試走して、1速からシフトアップ&ダウンを繰り返し、スムーズにギヤチェンジできるかどうかをチェック。オートマチックの場合は、NからDへ、NからRになど、各ポジションにセレクトレバーを動かして、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかを点検しよう。 |
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中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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