| 中古車目利き講座 日産 エルグランド ハイウェイスター |
| NISSAN ELGRAND |
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エルグランド・ハイウェイスターは、大型の本格的な3列シートワゴンで、各種機能を備えて豪華な仕様になっているのが魅力。このようなクルマは、装備類に目を奪われることが多いので、まず、基本ポイントをしっかりチェック。開口部が広いこともポイントで、ドアなどの開閉やロックした時の状態も確認しよう。エンジンルームは全体が見にくいが、メンテナンスの状態が大きな鍵になるといえる。記録簿を見て、点検整備の時期と内容を調べてみよう。走行に関わる箇所については、できれば試乗して確かめたい。 |
| 2002年5月から販売されている現行モデル。国内最大級の3列シートワゴンとして人気を得た初代エルグランドをスケールアップした2代目だ。助手席スライドドアは、ほとんどのグレードでリモコン開閉となり、オートクロージャー機構も採用されている。インテリアはメーターまわりが目を引くが、モダンなだけでなく見やすさや操作性のよさなど機能的にも考慮されたデザインになっている。2.5と3リッターのV型6気筒があるエンジンは力強さが魅力で、大柄な車体らしからぬ走行安定性をみせる。特に高速道路での走りは、3列シートワゴンのトップクラス。ハイウェイスター仕様は、ミニバン最上級の高速クルージングを味わえる。 |
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基本チェック+装備関係の作動チェック |
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ドアまわりとリアゲートまわりを念入りに |
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点検整備記録で整備状態を把握する |
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全体の雰囲気から探る
全体が見渡せる位置まで下がり、車両をやや遠くから眺めてみよう。車体表面の色艶などを見ながら、雰囲気をつかむのだ。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーの取り付け状態は車体とずれていないか? さらに、車体の表面を細かく観察すると、見る角度によって、歪みや波打っているのを見つけることもある。車体に写った周囲の景色が不自然に歪んでいたり、塗装表面が肌荒れのようになっていたら、修理した跡かもしれない。 |
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ボンネット交換の形跡は事故修理の履歴か?
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着した形跡を発見したら、事故を疑ってみる。ただし、まれにエンジンの修理などのためにボンネットを脱着することもある。もし、エンジンのメンテナンスなどのために外したのなら、整備記録が残っているはずだから確かめてみよう。 |
固定しているネジを見る
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷が付いていれば、工具を使ってネジを脱着した跡。つまり、フェンダーを交換あるいは修理していると判断できる。フェンダーに手を加えても事故車(修復歴車)扱いにはならないが、フェンダーが無傷なら大きな事故は起こしていないと推測できる。 |
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エンジンルーム内の様子をチェック
店頭に並んでいる中古車のエンジンルーム内はクリーンアップされている場合と現状のままの場合があるが、一見きれいに見えても、細かいところを見てみよう。特にゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品の状態を確認しておこう。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。できるだけ奥までのぞき込んでみることがポイント。周囲と比べて不自然にきれいな部品は、エンジン関係のトラブル修理などで新しい部品に交換しているかもしれない。整備手帳などに記載された点検整備記録の内容と時期とも付き合わせてチェックするといいだろう。 |
前部をぶつけるとダメージを受けやすい
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体前部をぶつけると、ラジエターサポートを修正あるいは交換する確率が高い。歪みや手を加えた痕跡がないか、念入りにチェック。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も、不自然なところはないか点検しよう。 |
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色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリと呼ぶ)を見ればわかる。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、それぞれのチリが均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べるのもチェックのコツだ。また、塗装する際に色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色艶が合っているかもチェックしよう。 |
左右のドアヒンジを比べてみる
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換する際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のドアヒンジだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時や、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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スライドドアの開閉をチェック
一般的なヒンジ式ドアに比べると、スライドドアは複雑な構造になっている。参考車両は、電動で開閉できる仕掛けになっているが、基本的なチェックポイントは手動式と同じ。アーム(ドアを支えている金具)やレール(スライドさせる溝の金具)などが歪んでいないか、観察してみよう。アーム類は固定しているネジの頭に工具をかけた跡がないかを見るが、ドアの立て付けを修正するためにネジを回すこともあるので、必ずドア自体や周辺を含めてチェックしよう。 |
ヒンジ周辺をチェック
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかの目安として、ドアを支えている金具(ヒンジ)の周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか、確かめてみる。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した跡がないか点検。車体側のヒンジの付け根に板金した痕跡や周辺に歪みがないかも見てみよう。 |
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開口部の溶接の状態に注目
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両の場合は、溶接部が不自然になっているなど、左右の状態が違っていることが多い。また、板金塗装をしていれば、周囲とは色の雰囲気が違って見える。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛ってあるシール材(鉄板の合わせ目の隙間を埋めている)を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理の際に新しいシール材を盛っている。 |
給油口の蓋もチェックポイント
フューエルリッド(給油口の蓋)は、リアフェンダーを板金修理するために外すことがある。ネジを脱着した形跡がないか点検してみよう。フューエルリッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲と違って見えることがある。いずれにしても、リアフェンダー周辺を修理していることが疑える。また、フューエルリッドの色を参考にして塗料を調合するために外すこともある。取り外した形跡があれば、再塗装するなど、他の部分を修理したり補修していることも考えられる。 |
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床下の損傷もチェック
床下を覗いて、不自然な塗装跡(修復跡の可能性がある)がないかチェックしよう。また、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡などがないかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分は、そのまま手を付けていないことがあるので、事故跡を見付けることがある。 |
点検記録簿の内容と時期に注目
整備手帳などに記入されたデータにも目を通して、定期的にきちんとメンテナンスを受けてきたかどうかもチェックしよう。記録簿以外にも、ガソリンスタンドやパーツショップでオイル交換などをすると、記録シールを貼ったり、カードなどを記録簿にはさむこともある。車体に貼っているシールや車検証ケース内も探ってみよう。いずれにしても、詳細な記録が残っている車両ば、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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| エルグランド ハイウェイスターのコンディションはここで見極める! |
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トラブルを事前に察知する
エンジンをかけてみよう。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って、容易にエンジンが始動するだろうか。モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。エンジンが回っている時に、異音が聞こえり大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。また、トランスミッションも、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、確かめてみよう。オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かして、実際に操作してみる。できれば試乗して確かめたい。 |
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装備品の作動をすべてチェック
まず、走行に必要な保安関係を中心に、ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの作動をチェック。さらに、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。また、インテリアの状態を見れば、どのように扱われていたかが推測できる。特にミニバンなどの場合、内装やシートに傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。 |
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| クルマの鑑定ならおまかせ! |
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
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