中古車目利き講座 三菱 デリカスターワゴン

中古車目利き講座
三菱 デリカスターワゴン
MITSUBISHI DELICA STAR WAGON 中古車を探す
デリカスターワゴン 専門ショップがあるほど奥が深い、マニアの間で超人気のデリカスターワゴン。実用性が高いうえに、本格的な悪路走行も可能な万能車だ。ただし、角形のデリカは年式的には古いので、価格と見合わない中古車も多い。ディーゼル車規制によって価格は下落しているが、上質車を見つけるにはフレームやボディ下部の腐りなど、見えない部分を徹底的にチェックしたい。
CHECK POINT
01
年式を考えるとワンオーナーを捜すのは困難
02
新しくない車ゆえに下回りのさびや腐りは徹底的にチェック
03
エンジンはオイル漏れやにじみに注意しよう
見た目の車高と違って意外に床を擦りやすい
見た目の高さとは違って、デリカの最低地上高は意外と低い。なかでも左右の前輪の間にあるアンダーガードはかなり低く、悪路を激しく走ると簡単にヒットして、ダメージを負ってしまう。擦り傷程度なら気にすることはないが、傷が深い場合は要注意だ。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン アンダーガードのゆがみをチェック
アンダーガードをぶつけたクルマは、フロントサスペンションまわりにダメージを受けていることが多い。判断基準としてアンダーガードが変形していないかどうか見てみよう。
クルマ全体を見回して全体的なゆがみや傷などを確認
全体を見回しながら、ゆがみなど、ボディに不自然な部分がないか、じっくり観察。第一印象でクルマの履歴を想像してみよう。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン ドアヒンジやフロントパネルの交換は事故車の疑いが
ドアヒンジを止めているボルトの頭にレンチの跡があったら、事故のためにドアを交換した可能性もある。フロントパネルを止めているビスの状態も、外した痕跡がないか確認しておきたい。万が一疑問に思ったらショップに聞いてみよう。
スライドドア開口部で側突事故を見破る
スライドドアを開けて、ステップ部分のパネルの継ぎ目やスポット溶接を点検しよう。きれいに整っているなら問題ないが、継ぎ目の線が不自然だったり、丸いはずのスポット溶接が変形してたら、修理した可能性もある。錆にも注意しよう。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン リアゲートはヒンジが重要
リアゲートは、追突や不慮のアクシデントでぶつけている場合がある。多くの場合はゲートごと交換することになるが、その際はヒンジに手を加えることになる。そこで、ヒンジを固定しているボルトをまず確認。さらに、台座が当っているボディ部にゆがみがないかも確かめよう。
ドライブシャフトブーツやアームの損傷を確認
フロントの駆動部分には、ゴムブーツが使われている。これを交換するとなると費用がかかることになるので、劣化状態をじっくり確認しよう。また、アーム類にぶつけたような痕跡がないか、チェックするのを忘れずに。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン エンジンのオイル漏れをしっかりとチェック
デリカのエンジンはフロントシート中央下部にある。噴射ポンプのアクセル調整ネジなどの封印が切られていたりすると、改造されたことも考えられる。ディーゼル車両はかなり汚れている場合もあるが、全体がきれいで、ヘッドカバーなどにオイル漏れがないかを確認しておきたい。あまりにきれいなエンジンルームは、クリーニングされてオイル漏れが判断しにくくなっているいる場合もあるから注意。
トランスミッションやトランスファーにオイル漏れはないか
オフロードで駆使されたり、高速走行で全開に近いような使われ方をしたクルマは、トランスミッションやトランスファーからオイル漏れしていることが多い。床下をよく見て、オイル漏れを厳重に確認したい。写真のようにオイルがにじんでいたら要注意。程度によっては、それほど走らないうちに修理に出すはめになる恐れがある。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン 床下を覗いてボディ裏側のゆがみを確認
追突事故などでリアまわりをぶつけた場合、かなりの確率で歪みやすいのがこのあたり。通常ならなめらかな形状にみえるはずだが、バンパーは一見異常がなさそうに見える場合でも、こんな場所に歪みを発見することもある。
プロペラシャフトとデフまわりを確認
プロペラシャフトのジョイント部分は錆が出ることが多いので、しっかりとグリスアップされているか、確認しよう。プロペラシャフトの損傷は、走行中のクルマの振動にも関わってくる。また、デフは下部に岩などにヒットした損傷がないか見てみよう。さらに、オイルのにじみや漏れなどをチェック。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴンのコンディションはここで見極める!
エンジン始動して、異音と振動は?
ディーゼルエンジンの場合は、必ず始動のための予熱装置が付いている。そのために、まず大電流がバッテリーから流れ、その後セルモーターを回す仕組みになっている。始動の様子でバッテリーのヘタリがわかりやすい。また、エンジンは必ず暖機して、アクセルの反応を見ておきたい。
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デリカスターワゴン ミッションの入り具合は?
ATミッションの場合、NからDへ、そしてRへセレクトレバーを動かして、切り替わり時のショックを絶対確認。ショックが大きい場合はミッショントラブルの前兆だと思っていい。ATの修理は高くつく。何台かのデリカで同じように試してみて、比べてみよう。
リアゲートのダンパーは消耗品だが?
リアゲートを途中で止めてみよう。手を放しても下がらずに途中で停止するなら問題なし。ダンパーがヘタっていると、少しずつ下がって、かってにパタンと閉まってしまうのだ
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン スライドドアの作動がスムーズか?
スライドドアは使い込んでるうちに下がって閉まりにくくなる。ヒンジの調整で解決できることもあるが、あまりにも力を加えないと動かないスライドドアは使い勝手が悪いから避けたい。
運転席のタイヤハウスは塗装はげてくる
どんなにきれいにしているつもりで乗っていても、通常の乗り降りでタイヤハウスの部分は塗装がはげてしまうのが普通だ。逆に、年式や走行距離を確認して、ここがきれいなら、事故を起こした後で板金修理をしたことも考えられる。
デリカスターワゴン
デリカスターワゴン ドアの内張が変色していることも
写真ではわかりにくいが、ウインドウ下のドア内張はかなり汚れてシミになっている。年式相応といえばそれまでだが、気になるようならクリーニングしたり、内張を新品と張り替えるように、購入する前にショップに交渉してみよう。
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中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
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