| NISSAN CUBE CUBIC |
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キューブ・キュービックは、人気車として中古車市場にも物件が多数出回っているが、使い方はさまざまなので車両の程度もピンキリだ。外観の小さな傷の付き具合とインテリアの状態から、使い方を推測してみよう。そして、点検整備記録の詳細をチェック。エンジンをはじめ走行に関わる系統の整備状態からも、車両がどのように扱われていたかがわかる。また、左右に4枚あるドアとリアドア(ゲート)を含めて開口部が多く広いクルマは、車体が疲労しやすい。できれば試乗して、軋み音などが発生していないか確かめてみるといいだろう。 |
| キューブ・キュービックは、2003年9月から販売されている現行モデル。キューブを3列シート7名乗車仕様にした実用的でコンパクトなミニバン。キューブとの違いは、長くなっている車体サイズとフロントグリルのデザインだ。全長3.9mという小さな車体に、しっかりと座れる2列目3列目スペースにバリエーションの多いシートアレンジ、そしてシートを倒したときの広いラゲージスペース。とくに3列目シートの横幅がたっぷりあるのが魅力だ。エンジンの設定は、1.4リッターのみ。トランスミッションは、4速オートマチックとCVT(無段自動変速)がある。CVTはハンドル部のスイッチでシフト操作ができる。 |
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どのように扱われていたか推測する |
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点検整備記録と付き合わせて各部をチェック |
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車体の歪みや疲労に注意しながら観察する |
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車両の雰囲気から異常を見つける
全体が見渡せる位置まで下がって、車両を眺めてみよう。車体表面の艶をチェックしながら、車体が傾いていたり、歪んでいないか、じっくりと観察してみよう。車体とバンパーの隙間が一定でなかったり、ナンバープレートがずれていたり、左右のヘッドランプの色が違っているようなら、事故車かもしれない。正面、左右、上から、下から、見る角度を変えてみると、異常を見つけやすい。 |
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不自然な部分や新しい部品はないか?
ボンネットを開けて、エンジンルーム内各部の塗装の状態を観察しよう。車体と左右のフェンダー、ラジエターを支えているラジエターサポートなど、それぞれの色を比べてみる。一部だけ色合いが異なっていれば、そこは修理して再塗装した可能性がある。周囲と比べて不自然にきれいだったり艶が違う部分も、修理した跡かもしれない。また、エンジン関係の部品やオイル漏れなどもチェックしよう。 |
車体前部の修復を推測する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車(修復歴車)とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。 |
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前部をぶつけるとダメージを受けやすい
フロントグリルの後ろ(エンジンルームのいちばん前)にあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。前部をぶつけると、ラジエターサポートを修正あるいは交換修理する確率が高い。歪みや手を加えた痕跡がないかチェック。キューブの場合は、ラジエターサポートが2段になっている。下段も必ずチェックしよう。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も不自然なところはないか点検しよう。さらに、ラジエターサポートと同時に前部の樹脂カバーもチェックしよう。自然なところはないか点検しよう。さらに、ラジエターサポートと同時に前部の樹脂カバーもチェックしよう。 |
色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板を修理することになるが、新しい部品を組み付けの際に誤差が出ることがある。それは、隣り合う外板の隙間(チリと呼ぶ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれの隙間の間隔が均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に、色合わせがうまくいかないと、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。 |
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ボンネットの交換は事故修理の履歴?
ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジに工具をかけた跡を発見したら、事故を疑ってみる。ただし、まれにエンジンを修理するためにボンネットを外す場合もある。もし、整備などのために外したのなら、記録が残っているはず。整備手帳を確かめてみよう。 |
側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換する場合は、ドアを支えている金具(ヒンジ)のネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右ドアのネジを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が多ければ脱着したことが疑える。ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すことがあるので、ネジを脱着しているように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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リアゲートを支えている部分を見る
後部をぶつけると、リアゲートもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかをチェックするには、ゲートを支えている金具(ヒンジ)を見る。ネジの頭の塗装に傷があるなど、ネジを脱着した形跡がないかどうか、観察してみよう。ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。また、ゲートがしっかり閉まるかどうかも目安になる。車体の後部全体が歪んでいる場合は、リアゲートの位置が微妙にずれていることもある。 |
塗装表面に爪を滑らせてみる
ドアを開けて開口部を観察すると、マスキングテープ(塗装作業の際に塗装しない部分を覆う仮止め粘着テープ)を貼った跡を見つけることもある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせると引っかかるような段差があり、段差が直線状になっていれば、間違いなくマスキングテープを貼った跡なので、板金修理あるいは傷の補修など、何らかの理由で塗装したことがわかる。車体の左右同じ場所を見比べると、判断しやすい。 |
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開口部の溶接をチェックする
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両は、溶接部分が不自然に見える。特にスポット溶接(丸い窪みが点状に並んでいる)が乱れていれる場合は、車体の左右を見比べるとわかりやすいだろう。同形式の車両が複数ある場合は、比較してみるとさらに確認しやすい。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛ってあるシール材(鉄板の合わせ目の隙間を埋めている)を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理の際に新しいシール材を盛っている。 |
点検整備記録に目を通す
点検記録簿(整備手帳など)の内容を、車両をチェックする前に確認しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのがわかり、車両各部の状態を探る参考になる。定期点検時の走行距離とも突き合わせてチェックしよう。詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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床下のダメージをチェックする
日頃あまり見ることがない、クルマの床下もチェックしよう。鉄板の歪みや部分的な変形をはじめマフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分は、そのまま手を付けていない(補修していない)ことがあるので、大きなダメージを発見することもある。 |
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| キューブ・キュービックのコンディションはここで見極める! |
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異音や大きな振動はないか?
エンジンを始動してみよう。異音がしたり、大きな振動がするようならトラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。 |
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トランスミッションを操作する
トランスミッションは、できるだけ試走して、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうかを確かめよう。オートマチックは、NからDへ、NからRにセレクトレバーを動かして、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。乱暴に扱うと5万kmも走行しないうちに壊れることもある。アクセルを踏んで動き出す時や加速する時のタイミングが長い場合は、滑って繋がりが悪くなっているので要注意。 |
どのように扱われていたか推測する
インテリアの状態を見れば、どのように扱われていたかが推測できる。特にミニバンやワゴンは、内装やシートに傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。また、車内の日焼けもチェックしてみよう。長期に渡って野外駐車していると、リアシート上部などが日焼けして脱色し、白っぽくなっていることもある。 |
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ホイールの傷とタイヤの減り方を見る
ホイールのリム(外周部分)に傷が多い車両は、運転が乱暴だったり不注意に扱っている、あるいは不慣れな初心者が使っていたことが想像できる。また、タイヤの摩耗状態もチェック。一部だけ異常に減っている片減りの場合は、アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。 |
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| クルマの鑑定ならおまかせ! |
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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