| NISSAN CUBE ADJUCTIVE |
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キューブは、日常の足として使われていることが多いが、とくにアジャクティブは他の仕様グレードに比べて外観をドレスアップしていることが大きな特徴なので、外装の傷や凹みなどをチェック。ラゲッジスペースを含めたインテリアの汚れや傷もしっかりチェック。限定車としての価値を下げていないかどうかをチェックポイントの基準に加えるといいだろう。エンジンや走行機能系については、記録簿に記載された点検整備記録をチェックすれば、各部の状態を知る目安になるが、できれば試乗して不具合がないか確かめたい。 |
2004 CUBE ADJUCTIVE
キューブは、1998年2月から販売され、2002年10月に2代目にモデルチェンジ。その後、04年4月に一部変更があり、04年8月からの仕様グレードに「アジャクティブ」が追加されている。エンジンは、1.4リッター。トランスミッションは、コラムシフト式で4速オートマチックとCVT(無断変速)。駆動方式は、FF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)。それぞれを組み合わせて「EX」「アジャクティブ」「SX」の仕様グレードを構成している。アジャクティブは、SXをベースに、専用フロントバンパー&グリル、専用サイドシルプロテクター、15インチタイヤ&アルミロードホイール、フロントフォグランプを装備したドレスアップ仕様。参考車両は、4速オートマチックでFFのアジャクティブだ。05年5月の改変により1.4と1.5リッターの2種のエンジンになると共に仕様グレードが一新されているので、アジャクティブは04年8月から05年4月までの限定車になっている。 |
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車体表面の小さな傷や凹みを丹念に調べる |
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インテリアの状態から車両の扱い方を推察する |
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記録簿と試走でエンジン/走行系を確かめる |
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全体の雰囲気から異常を見つける
車体に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。部分的に艶がないとか、色がくすんでいたり他の部分と違って見えたら、補修したり修理したことが考えられる。これらは、見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。次に、今度は車両からやや離れて、細部に目を向けよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? また、車体の切れ目の隙間(チリ)が均等になっていない、などといった部分的に不自然な様子からも、車体にダメージを受けていることがわかる。「何となく変な感じ」を受ける部分があれば、近寄って念入りに観察しよう。 |
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ボンネットを開けて内部の状態を探る
バンパーやフェンダーだけで衝撃を吸収できないような事故を起こすと、車体内部までダメージを受ける。大きな事故でダメージを受けて修理しても、見えない内側の鉄板に皺や修正した跡が残っていることもあるので、細部まで観察してみよう。また、エンジンと周辺の部品をチェック。オイルのにじみや汚れにも注意しよう。問題があれば、整備手帳の記録を参考にすると、トラブルが発生した箇所や修理などの経緯がわかるはずだ。 |
前部をぶつけるとわかる
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。前部をぶつけると、修正あるいは交換する確率が高い。歪みや手を加えた痕跡がないか、念入りにチェックしよう。周囲と色が違っていたら交換した証拠だが、キューブのラジエターサポートは、もともと周囲の色とは違うので、固定ネジを脱着した形跡や隣接する部品の不自然な接合やシワがないか見てみよう。さらに、左右フェンダーとの接合部も点検しよう。 |
ボンネットの交換は理由が問題
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを見てみよう。脱着した形跡があれば、事故などの修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれに、エンジンの修理などのためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は点検整備記録簿に記録が残っているはずだ。 |
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車体前部の修復を推察
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車(修復歴車)とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。交換していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。 |
色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれのチリが均等な幅になっていなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。判断が微妙な時は、車体の左右の同じ場所を比べてみよう。また、再塗装すると、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色艶が合っているかもチェックしよう。 |
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ドアに受けたダメージを推察する
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしてみよう。前後左右のドアを見比べて、特定のヒンジだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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支えている部分をチェックする
後部をぶつけると、リアゲートもダメージを受けやすい。修理や交換したかどうかをチェックするには、ゲートを支えている金具(ヒンジ)を見てみよう。ネジの頭の塗装に傷があるなど、ネジを脱着した形跡がないかどうかがポイントだ。ヒンジが接している周辺の鉄板に歪みが残っている場合は、大きなダメージを受けていると推察できる。また、ゲートがしっかり閉まるかどうかも目安になる。ゲートがずれる場合もあるが、車体後部が歪んでいることも考えられる。 |
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開口部周囲の溶接を見る
リアゲートを開けて開口部を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んでスポット溶接(丸い点状の窪みが並んでいる)で固定されている。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、溶接部分が不自然に見える。スポット溶接が乱れていたり、窪みの大きさが不揃いに見える場合は、車体の左右を見比べて異常を確かめよう。また、板金塗装をしていれば周囲とは雰囲気が違って見えるので、車体の左右を見比べながら色艶や形状などを念入りに観察してみよう。同形式の車両が複数あれば、比較してみるとさらに確認しやすい。 |
塗装の表面を観察する
リアフェンダー周辺の車体にダメージを受けて修理した車両には、リアドアの開口部分などに塗装作業時にマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留めるために粘着テープを貼る)した跡が残っていることもある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような段差があれば、新しく塗装している可能性が高い。段差が直線状になっていれば間違いなくマスキングテープを貼った跡なので、板金修理あるいは傷の補修など、何らかの理由で塗装したことがわかる。車体の左右同じ場所を見比べると、判断しやすい。 |
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見えない部分をしっかりチェック
床下を覗くと、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。鉄板部の部分的な変形や各部支え金具の歪みはないだろうか。そして、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分はそのまま手を付けていない(補修や部品交換といった修理をしない)ことがあるので、事故などで受けたダメージ跡を見付けることがある。 |
車体後部の意外なチェックポイント
フューエルリッド(給油口の蓋)は、リアフェンダーを板金修理するために外すことがある。ネジを脱着した形跡がないか点検してみよう。フューエルリッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲と違って見えることがある。いずれにしても、リアフェンダー周辺を修理していることが疑える。また、フューエルリッドの色を参考にして塗料を調合するために外すこともある。取り外した形跡があれば、再塗装するなど、他の部分を修理したり補修していることも考えられる。 |
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点検記録簿の内容と時期を見る
整備手帳などに記入された記録に目を通して、定期的に点検整備を受けてきたかどうかチェックしよう。点検整備記録簿以外にも、ガソリンスタンドやパーツショップでオイル交換などをすると、記録シールを貼ったり、カードなどを記録簿にはさむこともある。車体や車検証ケース内も探ってみよう。いずれにしても、詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、走行機能部分には大きな問題を抱えていないと推察できる。 |
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| キューブ アジャクティブのコンディションはここで見極める! |
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ホイールとタイヤを見る
ホイールのリム部(外周部分)に傷が多い車両は、乱暴だったり不注意に扱っている、あるいは不慣れで縁石などに擦ってしまったなど、運転の様子が想像できる。また、傷だけでなく凹みがある場合は、ホイールが変形している疑いもある。タイヤは、摩耗状態をチェック。特に、一部だけ異常に減っている片減り(偏摩耗)を見つけたら要注意。アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。 |
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車両の扱い方を推察する
インテリアの状態を見れば、どのように扱われていたか、およその見当がつく。特に後部シートからラゲッジスペースにかけて内装材に傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に、乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。 |
装備類を操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの作動をチェックするのは常識だが、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。また、純正/社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。 |
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トラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って容易にエンジンが始動するかだろうか。モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。 |
トランスミッションの異常を探る
できるだけ試走して、オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かして、確実に切り替えができるかどうか操作してみよう。異音が発生していないか、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかも重要なチェックポイントだ。アクセルペダルを踏み込んで動き出すまでに間がある、加速時にもたつくなど、反応するタイミングが異常に長い場合は、機構の不良などが考えられる。 |
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| クルマの鑑定ならおまかせ! |
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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