中古車目利き講座 トヨタ カローラ ツーリングワゴン(100系)

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カローラ ツーリングワゴン(100系) コンパクトサイズのワゴンとして使い勝手がいいカローラ・ツーリングワゴン。長い間生産されていたモデルだから、古いモデルと新しいモデルでは、車両の「程度」が大きく違う。登録から5年以上経っている場合は、機能系部品もしっかり確認したい。
CHECK POINT
01
軽い接触などでフェンダーを板金塗装しているクルマはけっこう多い
02
造りは丈夫だが、きちんとメンテナンスしてあるかを確認
03
エンジンなど機能部品のトラブルを記録簿と照らし合わせてみよう
サスペンションの付け根が不自然なら大修理したかも
フロントサスペンションの取り付け部分までダメージを受けた事故車を見かけることは少ないだろうが、サスペンションの付け根にあるスポット溶接の跡(直径5mm程度の丸いくぼみ)が不自然だったら要注意。大修理を行った可能性がある。
カローラ ツーリングワゴン(100系)
カローラ ツーリングワゴン(100系) ボンネットを開けてエンジンルームの状態は
エンジンルームは基本的にクリーンアップされてきれいな状態だろう。だが、細かいところを見ていくと、ゴムホースやベルトの劣化、バッテリーターミナルの腐りなどを発見できる。オイルのにじみや漏れによる汚れなどもしっかりチェックしたい。
ちょっと離れた位置からクルマ全体を観察してみる
まずはクルマから少し離れて、車体の様子をながめてみよう。傾いたり、歪んだりしていないか? パネルとパネルの隙間は均等か? また、どこかがくすんでいたり、部分的にペイントのツヤが違って見えたら修理したことも考えられる。クルマが放つ全体の雰囲気を感じるのだ。
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カローラ ツーリングワゴン(100系) フロントフェンダーを交換していないか?ボンネットを開けて見る
フロントフェンダーはぶつけやすく交換の容易な部分だ。フェンダーを固定しているボルトの頭にスパナをかけた跡があったり、塗装などが周囲と違うようなら、交換あるいは修理しているはず。小さな傷や凹みなどは板金修理で補修するが、フェンダーを交換しているとなると大きな事故を起こしているかもしれないと疑ってみよう。
ボンネット交換は取り付けアーム部分でわかる
通常のメンテナンスでボンネットをはずすことは、まずない。固定しているボルトの頭に工具を使った形跡があれば、ボンネットを外したと思っていい。前部の衝突事故を起こして、ボンネットを交換したことが考えられる。ボンネットを外した疑いがあれば、ショップのスタッフに理由を尋ねてみるといいだろう。
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カローラ ツーリングワゴン(100系) カローラ ツーリングワゴン(100系) ラジエターサポートの歪みは事故を起こした可能性が高い
ボンネットを開けて、ラジエターサポートをしっかりチェック。前部をぶつけるとフロントグリル裏側の部分は修正か交換することが多い。歪んでいる部分があったり、まわりと比べて違和感があれば事故を疑おう。フロントフェンダーと接している部分を見ると交換したかどうか確認しやすい。
フレームの歪みで事故歴をチェック
ボンネットを開けて下を覗くと、ラジエターの左右に四角い「フレーム」と呼ばれる車体の骨格が見える。正面から大きな衝撃を受けた場合、この部分が歪むので、しっかり確認。穴が正円になっていなかったり、くびれている部分が不自然な形になっているのでわかりやすい。なんとなく違和感があると思ったら、そのクルマは敬遠したほうがいい。
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カローラ ツーリングワゴン(100系) ドアの隙間だって情報源
この写真を見て、フロントドア後部とリアドア後部の隙間が違っているのがわかるだろうか。リアのほうが狭いのは、ドアをぶつけるなど、なんらかの状況でドアまわりを修正した疑いがある。こういった隙間を「チリ」というが、「チリが合わない」のは見た目の判断材料として重要なポイントなのだ。
リアゲートヒンジの交換と歪みをチェック
事故などでリアゲートにダメージを負い、リアゲートを交換修理するケースも少なくない。リアゲートの上部にあるヒンジのボルトなどをじっくりチェックしよう。ボディ側にあるヒンジの台座に修正を加えた形跡があれば、大きな事故の可能性も否定できない。
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カローラ ツーリングワゴン(100系) ドアヒンジはボルトを見る
ドアを交換するような大きな事故を起こすと、修理する時に脱着のためにヒンジに手を付ける。そうすると、ヒンジのボルトに痕跡が残る。ドアに不自然な部分がないか、左右両側のすべてのドアを見比べてみれば確認しやすい。ただし、事故で修理したのではなく、ヒンジそのものが壊れて交換したなどのケースもまれにあるので、こういった部分に修理の形跡があるときは店の人に確認してみるといい。
スペアタイヤ周辺の鉄板でリアからの事故を確認しよう
つり下げ式のスペアタイヤを外してみると、フロアの歪みなど、後部の事故をチェックできる。裏側は通常見えないので、修理されず事故の痕跡が残っていることもある。鉄板が波打っているなど、歪みがないかどうか、じっくり探ってみよう。
カローラ ツーリングワゴン(100系) カローラ ツーリングワゴン(100系)
カローラ ツーリングワゴン(100系) ドア下の鉄板も重要
車体の下をのぞきこんで、凹みなど大きなダメージがないか確認。ドアの下は、ボディの強度を確保する部分であり、これが歪んでいたりするのは好ましくない。つなぎ目やスポット溶接部分などに、手を加えた部分がないか、左右を見比べて確認しよう。
バンパー裏のバーに注目
フロント部を下からのぞくと、バンパーの裏に丸い鉄パイプが左右に通っている。ここに傷や凹みなどがあれば、フロントをぶつけた可能性が高い。ただし、大きくぶつけたクルマはバー自体を新品に交換した可能性もあるから注意。
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カローラ ツーリングワゴン(100系)のコンディションはここで見極める!
リアゲートのダンパーは大丈夫?
ゲートを徐々に開けてみて、途中で止めたときにリアゲートが下がってくるようならゲートを支えているダンパーの消耗を疑おう。ダンパーは消耗品だし、へたっていれば交換しか手がない。寿命を迎えているようなら交換を申し出よう。
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カローラ ツーリングワゴン(100系) ミッションの異音がないか
ミッションは異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうかをチェック。NからDに、NからRにセレクターレバーを動かし、ショックは大きくないか、確実に変速できているかを確認。実際に試乗してシフトチェンジを確認できればベスト。
アイドリングは安定するか? 異音はないか?
まずはエンジンを始動してみよう! 異音はないか? 振動は大きくないか? そしてエンジンが暖まったら、アイドリングが安定するか確認。必ず水温計が上がるまで待つこと。
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カローラ ツーリングワゴン(100系) ゴムは消耗品
写真はステアリング系に使われているゴムブーツだが、このほか駆動系のプロペラシャフトに使われているゴムブーツなども破れやすい。よく確認して、破れていたら交換してもらおう。
運転席座面の右側がいちばんヘタる
内装のヘタりでいちばんわかりやすいのは、運転席シートクッションの右側。乗り降りのときに絶えず体重がかかるからくたびれてくる。走行距離が少ないのに、この部分のダメージが大きかったら前オーナーの扱い方がよくなかったか、メーターの走行距離が怪しい? どちらの場合もそのクルマは避けた方がいい。
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中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
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