中古車目利き講座 ホンダ シビック

中古車目利き講座
ホンダ シビック
HONDA CIVIC 中古車を探す
シビック シビックは基本的にはファミリーカーだが、スポーティなイメージを感じさせるハッチバックだ。走り込んだ車両もあるので、点検整備記録をまずチェック。車体各部を観察すると同時に消耗部品の交換などにも注意を払おう。床下を覗いて傷や凹みをチェック。オイル漏れにも注意しよう。特にタイプRは、エンジンの調子やトランスミッション、サスペンションといった走行機能に関わる部分を念入りに。インテリアの様子やタイヤの状態から、どんな走りをしていたか推測してみよう。
2000年9月から発売さているシビックは7代目で、現行モデル。世界戦略車として「スマートコンパクト」をコンセプトに開発されたハッチバックだ。カーオブザイヤーに選ばれたこともあり、体感&知的満足を高い次元で両立させてスポーツを感じさせる。仕様グレードは、FF(前輪駆動)の1.5リッターエンジンは、B、G、iE。1.7は、X。4WD(4輪駆動)の1.5は、G4。1.7は、X4。さらに、スポーツ仕様の215馬力2リッターエンジンにクロスレシオ6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたタイプRもラインナップしている。
CHECK POINT
01
どのように扱われていたか推測
02
車体のゆがみや捻れに注意
03
床下の傷や凹み、オイル漏れ
車体側面の映り込みで見つける
車両からやや離れて、車体に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、事故を起こして板金塗装した修理跡かもしれない。正面、左右、上下から、見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。
シビック シビック
シビック エンジンルーム内を観察する
ボンネットを開けて、エンジンルーム内各部の塗装の様子を観察しよう。車体と左右のフェンダーをはじめ、ラジエターを支えているラジエターサポートの色を周辺と比べてみる。色の違いがポイントだ。一部だけ色合いが異なっていれば、修理した可能性がある。周囲と比べて異常にきれいな部分も、修理した跡かもしれない。また、エンジン関係の部品や、オイル漏れなどもチェックしよう。
車体前部の修復を推測する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷あるなど、工具を使ってネジを脱着した跡があれば、フェンダーを交換した可能性がある。フェンダーを交換していても事故車とはいわないが、車体の前部を広範囲にわたって修理したかもしれない。シビックは事故時の歩行者保護のために細い金具(ステー)を使っているが、不自然な歪みがないかをチェック。フェンダーを交換したり修正していなければ、大きな事故を起こしていないといえる。
シビック
シビック 車体の切れ目の色と隙間を見る
車体にダメージを負って外板(車体の外側のパネル)の修理や交換をする場合は、再塗装あるいは新しい外板部品を塗装することになる。しかし、色合わせは難しく、塗装した色調が微妙に合わないこともある。隣り合う外板の隙間を「チリ」と呼ぶが、チリを境に色が違っていないかチェックしよう。また、新しい外板部品を組み付ける際に誤差が出ることがある。チリの幅が均一でなければ、どこかの外板を修正または交換した可能性がある。
前部をぶつけるとダメージを受ける
フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。前部をぶつけると、高い確率でラジエターサポートを修正あるいは交換することになる。歪みや手を加えた痕跡がないかチェック。同時に、前部の樹脂カバーもチェック。周囲と色が違っていたら、交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部も、不自然なところはないか点検しよう。
シビック
シビック ボンネットを外した形跡は理由が問題
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着した形跡がある場合は要注意。事故の修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれにエンジンの修理などのためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は整備記録簿に記録が残っているはずだ。
車体の床下もチェック
床下は、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。フレームのゆがみや部分的な変形をはじめ、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分は、そのまま手を付けていない(修理や部品交換などしていない)ことがあるので、事故跡によるダメージを見付けることがある。
シビック
シビック 塗装表面を観察
後部フェンダー周辺にダメージを受けて修理した車両には、リアドアの開口部分などにマスキング(塗装作業時に塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留めるために粘着テープを貼る)した跡が残っていることもある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような段差があれば、新しく塗装している可能性が高い。段差が直線状になっていれば間違いなくマスキングテープを貼った跡なので、板金修理あるいは傷の補修など、何らかの理由で塗装したことがわかる。車体の左右同じ場所を見比べると判断しやすい。
側面のダメージを推測する
車体側面のドアの部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。シビックのドアに使っているネジは塗装していないのでわかりにくいが、前後左右のドアを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったと考えられる。ただし、新車の組み立て時や、ドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。
シビック シビック
シビック 給油口の蓋もポイント
フューエルリッド(給油口の蓋)は、車体後部を板金修理するために外すことがある。ネジを脱着した形跡がないか点検してみよう。フューエルリッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲と違って見えることがある。いずれにしても、リアフェンダー周辺を修理していることが疑える。また、フューエルリッドの色を参考にして塗料を調合するために外すもある。取り外した形跡があれば、他の部分を修理していることも考えられる。
柔らかくて歪みやすい
リアバンパーは、ぶつけた時の衝撃を吸収するために、柔らかい金具(ステー)を介してフレームに固定されている。軽度の衝突事故ではフレームにまでダメージが及ばないようにして、修理コストを抑えることができるようになっているのだ。参考車両は、バンパーと車体とのチリ(隙間)が怪しいうえに、バンパーの角に擦り傷がある。バンパーの裏を覗くと、外から見えないステーは修正するだけで済ませていることがわかる。バンパー自体のチェックと同時に、必ず裏側のステーも点検しよう。もちろん、歪み具合を確認しよう。
シビック
シビック 支え金具と周辺を観察する
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。ドアを支えている金具(ヒンジ)と、その周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか確かめてみる。ずれているせいで、スムーズにロックできないこともある。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した形跡を探ってみる。ネジの脱着が修理や交換したかどうかの目安となる。また、ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。
スペアタイヤを外してチェック
トランクルームの床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。床部にダメージを受けた歪みなどを見つけこともある。防音防振材(床部や車体内部に貼っているマット)の状態などに異常(剥がれていたり波打っていたり)があれば、車体後部を修理しているかもしれない。また、スペアタイヤ自体の状態(傷や空気圧など)もチェックしよう。
シビック
シビック 開口部の溶接部分の状態をチェック
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両の場合は、溶接部分が均一に揃っていないし、車体の左右で違っている。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛って隙間を埋めているシール材を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理の際に新しいシールを盛ったということがわかる。
点検整備の記録
整備手帳などに記載された記録にも目を通して、定期的にきちんとメンテナンスを受けていたかどうかチェックしよう。記録簿以外にも、ガソリンスタンドやパーツショップでオイル交換などをすると、記録シールを貼ったり、カードなどを記録簿にはさむこともある。車体や車検証ケース内も探ってみよう。いずれにしても、詳細な記録が残っている車両ば、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、走行機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。
シビック
シビックのコンディションはここで見極める!
試走して確かめる
異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、トランスミッションの状態を確かめてみよう。オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを操作してみる。さらに、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。使い方によっては5万kmも走行しないうちに不良になることもある。アクセルを踏んで、動き出す時や加速する時のタイミングが長い場合は、滑って繋がりが悪くなっているので要注意。マニュアルトランスミッションは、シフトレバーを操作して各ギヤにスムーズに入るかどうか、同時にクラッチの滑り具合も確認しよう。
シビック
シビック トラブルを事前に察知する
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、回転がスムーズに上下するか試してみよう。
装備類を操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの保安装置の作動をチェックするのは常識。エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。
シビック
シビック タイヤで走り方を推測
走行距離とタイヤの減り具合を見よう。高年式車で走行距離が少ない場合、極端にタイヤの一部が減っている(偏摩耗)状態に注意。アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのか、確かめる必要がある。さらに、タイヤの接地面だけでなく角や側面まですり減っていたら、激しい走り方をしていたと推測できる。その場合は、車体やエンジン、サスペンションなど各部に負担をかけていると判断できるし、走行に関わる部品などの消耗も進んでいるはずだ。また、メーカー純正ではない太い(推奨サイズより大きい)ホイールとタイヤ、あるいはサスペンションを交換している(たいていは色が付いた目立つ部品が付いている)車両は、専門家に相談したほうがいいだろう。
日本自動車査定協会
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com
愛車が高く売れる、しかも手間なく安心。車買取ならGoo-net買取オークション
メールマガジン『@Goo』
中古車目利き講座 新着記事



ブランド別検索
中古車目利き講座  トヨタ トヨタ 中古車目利き講座  日産 日産
中古車目利き講座  ホンダ ホンダ 中古車目利き講座  マツダ マツダ
中古車目利き講座  三菱 三菱 中古車目利き講座  スバル スバル
中古車目利き講座  ダイハツ ダイハツ 中古車目利き講座  スズキ スズキ
Goo-netクルマ関連記事

Goo-net News

新車情報をはじめクルマ業界の
ニュースをいち早くお届け

中古車特集

中古車選びに役立つ情報満載!
あなたにピッタリのクルマが見つかる

新車紹介・試乗

発表されたばかりのニューモデルを
独自で紹介、試乗レポート

中古車目利き講座

上質な中古車を見極めるポイントを
詳しく解説!買う前に要チェック

Goo-net Voice

「燃費をよくするには?」など
今知りたいクルマに関する豆知識満載

今が売り時!旬のクルマ

グーオク(買取オークション)で高値で
売れるクルマをピックアップ

TOP > クルマ関連記事 > 中古車目利き講座 > ホンダ シビック