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| 参考車両 : アクセラ 23S 5MT 初度登録2005年1月 |
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MAZDA
AXELA CBA-BK3P
マツダ アクセラ |
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| ファミリーカーとして使われて、丁寧に乗っていた車両が比較的多いといえるが、基本的な車体まわりのチェックはもちろん、シートやドア内張りなど、内装の汚れや損傷などを念入りに調べよう。回復するのが難しい、食べ物や飲み物のこびりついた汚れに注意しよう。また、仕様グレードによっては、走り方が問題になるかもしれない。特に、23Sの場合は、激しい走りで車体や走行機能系に負担をかけていないか、推察することも大切だ。外観がきれいでも、整備状態を把握することが、最後の決め手になる。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
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| ・2.3 (2260cc) |
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| 23S |
CBA-BK3P |
4AT |
FF |
| 23S |
CBA-BK3P |
5MT |
FF |
| ・2.0 (1998cc) |
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| 20S |
CBA-BKEP |
4AT |
FF |
| 20C |
CBA-BKEP |
4AT |
FF |
| ・1.5 (1498cc) |
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| 15F |
DBA-BK5P |
4AT |
FF |
| 15F |
DBA-BK5P |
5MT |
FF |
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2003年11月にファミリアの後継モデルとして登場した、ミディアムコンパクトカー。4ドアセダンの他に、5ドアハッチバックもある。
エンジンは、1.5、2.0、2.3リッターの3種。仕様グレードは、当初「15F」、「20C」、「23S」の3タイプで、駆動方式は全車FFの設定。トランスミッションは、「15F」が5MTと4AT、「20C」と「23S」は4AT。
2003年12月に、2.3に5MTを追加。2004年10月には、スポーティな外観を組み合わせた「23S」が加わる。
2005年11月には、改良などで仕様変更が行われると同時に、シート表皮が上質となりフォグランプやオートライトシステムを装備する1.5エンジン搭載車の上級仕様「15C」がラインナップに加わっている。また、2006年6月には、2.3リッターターボエンジンに6MTを組み合わせた高性能モデル「マツダスピード」も追加されている。 |
車両の雰囲気を掴む
全体の様子を観察ながら、部分的な異常がないか、探ってみよう。車両から少し離れて、雰囲気を掴むこと。左右を見比べることも、目利きポイントだ。
不審な箇所を見つけたら、近寄って、さらに詳しく調べると同時に、周辺の様子も、確かめよう。
前面はバンパー(グリルと一体)/ボンネット/ヘッドライト、後面はバンパー/トランクリッド、コンビネーションランプ(リアライト)、それぞれの横線が左右対称に揃っているか、チェック。ナンバープレートに歪み(変形)や傷(リアは封印を外した傷)があれば、修理、あるいは交換していることが疑える。 |
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表面の状態を調べる
車体まわりの傷や凹み、プレスライン、塗装の異常(部分的な変色、色むら)などを調べる時は、角度を変えながら探ろう。
外観がきれいでも、斜め方向から透かして見ると、見落としがちな浅くて広い凹み、エクボと呼ばれる小さな凹み、あるいは波打ち(しわ)なども、確認できる。
しわが寄っているのは、衝撃を受けたか、板金修理跡と判断するのが妥当な見方だ。また、塗装面の艶が周囲と違っていたり、変色や色むらの箇所も、修理跡かもしれない。 擦り傷がある場合は、単なる接触か、凹みを伴っているか、触って傷の状態を探ろう。 |
整備状態を点検する
ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品を中心にエンジンと周辺の部品をチェック。
点検整備記録ともつき合わせて、冷却水やオイルの量および汚れ、ブレーキ液量なども点検したい。エンジン周辺のオイルのにじみや汚れ(オイル漏れの形跡)にも、注意しよう。
周囲と比べて新しく見える部品は、交換していることが疑える。故障や不良により交換したのか、車体修理などに伴う交換なのか、整備記録を調べると同時に、部品の周辺を確かめよう |
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内側の鉄板を観察する
ボンネットを開けたら、インナーパネル(車体内側の鉄板)の状態を調べてみよう。ダメージを受けると走行機能に影響をおよぼすので、修理、交換、塗装の形跡などはないか、しっかりチェック。また、部品やネジなどに塗装の飛沫が付着している場合は、周辺を詳しく探ってみよう。
車体前部に損傷を受けると、修理あるいは交換する確率が高いラジエターコアサポート(エンジンルームの前で車体の左右に渡している)も、チェック。
アクセラは、樹脂製シュラウドを採用しているので、衝撃を受けた際には修理ではなく交換する。部品が新しくなっていないか、見てみよう。さらに、左右ヘッドライトを見比べて、片方だけ交換していれば、その側の車体部を修理している疑いもある。 |
ボンネットのチェック
外観表面の凹みや傷をチェックしたら、内側に修理跡がないかも、確かめよう。
ダメージを負うと、交換することもある。支えている金具(ヒンジ)部の固定ネジを脱着した形跡がないか、チェック。
ボンネットを交換している疑いがあれば、他の部位からの衝撃が波及したことも考えられる。バンパーやフェンダーなど、他に修理跡はないか、車体前部まわりを再チェックしよう。 |
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取り付け状態を確かめる
フロントフェンダーは、固定しているネジをチェックしよう。
脱着した形跡があれば、外して修理したか、あるいは交換している可能性がある。
左右を比べてみれば、取り付け状態の異常を判断しやすい。 傷や凹みの補修、あるいは損傷を受けて修理しても、修復歴車にはならないが、交換している場合は、ダメージの程度を確かめる必要がある。インナーパネルをはじめ、周辺を詳しく調べよう。 |
立て付けと色を見る
車体外観は、外板パネルで構成されており、前部側面では、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、ボンネットなどが、それぞれ隣接している。
隙間の幅を見てみよう。均等になっていなければ、ダメージを受けていたり、修理している可能性が高い。
また、隙間を境に、隣り合う外板パネルの塗装の色調も比べてみよう。修理や交換していると、色艶が違って見えることがある。 |
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ネジの脱着から推察する
側面に大きな損傷を受けると、ドアを交換することも多い。ヒンジ(ドアを支えている金具)の固定ネジをチェックしよう。
アクセラは無塗装ネジを使っているのでわかりにくいが、前後左右のドアを見て、特定のネジだけに脱着した形跡があれば、交換していることが考えられる。
ただし、ドアの立て付け調整のためにネジを回すことがあるので、ネジの脱着だけでは、ドアの交換とは即断できない。 |
後部のチェックポイント
トランクリッド(トランクの蓋)を開閉してみよう。スムーズにロックできない場合は、ずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられる。
また、閉めた時の立て付けを見て、全体に狂っていれば、トランクリッドがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。右または左、片側だけに異常があれば、車体部を修理していると判断して間違いない。 |
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溶接の状態を注視する
後部に大きな損傷を負うと、トランクリッドを交換することもある。支えている金具(ヒンジ)やネジの脱着、周辺に手を加えた痕跡がないか、チェック。
また、トランクの開口部は、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、接合されている。溶接やシーラー、塗装の状態などの状態を手がかりに、修理した様子はないか、観察してみよう。ヒンジの取り付けネジもヒントになる。
特に、コンビネーションランプ(テールライト)の上部に注意。ランプの立て付けも含めて、左右を見比べると判断しやすい。
後部から強い衝撃を受けると、キャビン(室内部)との接合部やルーフパネルの前部にまで波及することもある。修理箇所を見つけた場合は、関連する部分も詳しく調べる必要がある。 |
スペアタイヤを外して見る
スペアタイヤパン(タイヤを収納している窪み)まわりも、確認しよう。凹み、波打ち、板金修理跡、交換跡などはないか、チェック。
底部や周辺に貼ってある防振シートも調べよう。切り接ぎ、張り替えた形跡、亀裂などが、修理を推察する目安になる。
塗装している形跡がある場合は、錆などを補修したか、板金修理などによるものなのか、周辺を詳しく調べて判断する。 |
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奥にある鉄板にも注目
バンパーは、外観の傷や凹み、立て付けをチェックしたら、下を覗いて、取り付け状態も確認しよう。
さらに、奥を見て、バンパーの後にあるパネルやメンバー(左右に通っている補強柱)を観察しよう。修理や交換した形跡があれば、バンパーで吸収しきれない大きな衝撃を受けていることがわかる。 |
床下を調べる
下まわりは、鉄板部の変形や凹み、支え金具類の歪み、修理した痕跡などはないか、チェック。
塗装や溶接の異常、取り付けネジの傷などから、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。
また、マフラーなどの床下の部品類に、傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも、探ろう。オイルやグリスなどの油脂類が漏れていないかも、チェックしよう。
参考車両は、マフラーやサスペンションの部品など、各所に錆が浮いてる。降雪地域で使っていた車両は、融雪剤の影響で錆が発生することも多く、一般的な使用ではあまり気にする必要はないが、腐食がどの程度まで進んでいるか、確かめておこう。 |
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車体を構成する部分が鍵
ドアの下にあるサイドシル(車体の前後方向に通っている梁の部分)の下端を覗いてみよう。外側に被せているサイドステップは飾りにすぎないが、その奥に見える外板と床の鉄板を接合している部分がチェックポイント。
特に、溶接状態(スポット溶接)に注意しよう。乱れがあれば、修理している。車体の左右を見比べて、判断しよう。 |
エンジンをかけてみる
かかり具合、アイドリング、異音、回転の上下、排気ガスの色をチェック。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽って、スムーズに回転が上下するかどうかも、試してみよう。
容易にエンジンがかからない場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。異音や、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。 |
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作動状態と機能を調べる
装備機器類は、まず、保安関係(ウインカー、ホーン、ヘッドライト、ブレーキやバックなどのテールランプ類)の作動状態をチェック。さらに、電装機器や電動機構などは、正常に機能しているか、確かめる。
エアコンの温度/風量調節をはじめ、オーディオの操作など、装備類はすべて試してみよう。
ドアロックやパワーウインドウの開閉、座席ランプの点灯なども、忘れずにチェックしよう。 |
試乗して確かめたい
MTは、シフトレバーの動きと、クラッチの切れ具合を確認。ギヤが入りにくかったり、異音が出ているようなら、不具合が起こっている可能性がある。
ATは、NからDへ、NからRへなど、セレクトレバーを操作してみる。ギヤが切り替わる時のショックが激しい、切り替わるタイミングが異常に長いなど、不良や故障の症状が出ていないかにも注意しよう。 |
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後部座席まわりまで確認
インテリアは、シートや内装材の傷、破れなどをチェック。
樹脂部品の傷も、しっかり調べよう。小さな傷でも、毎日乗ると気になることがある。深い傷や割れなどは、修繕できたとしても、補修跡の見栄えがよくないので、交換が必要かもしれない。
また、フロアマットの下も、調べよう。濡れている場合は、雨が吹き込んだか、車体の隙間から漏れたか、確かめる必要がある。 |
減り具合と減り方を見る
タイヤは、まず、残り溝の深さ(1.6mm以上が目安)をチェック。
減り方も、調べてみよう。外周の接地面を見て、一部が極端に減っている偏摩耗を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)狂っているだけなのか、あるいはダメージを受けて車体が歪んでいるのかを確かめる必要がある。
タイヤの角が削れていたり、側面まですり減っていたら、激しい走り方をしていたと推察できる。その場合は、車体やエンジン、走行系など、各部に負担をかけていると判断できる。 |
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車両の情報を見逃さない
車両をチェックする前に、備え付けの書類に目を通しておこう。
点検整備記録は、記載内容を調べて、定期点検や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。
車体まわりの表示ステッカーや注意書きにも、注目。エンジンルーム内やドアに隠れたピラーなどに、オイル交換記録シールを貼っていることもある。
また、書類は、車両の取扱説明書の他にも、オーディオやカーナビなどの説明書が揃っているか、確認しよう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
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