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| 参考車両 : Xi AT 2.0 初年度登録2003年12月 |
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TOYOTA
AVENSIS WAGON UA-AZT250W
トヨタ アベンシス ワゴン |
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| ヨーロッパ向けの造りや新車価格が高めなこともあるが、ユーザーはクルマ好きが多い。車体まわりは、特に後部を念入りにチェック。内装の状態なども含めて、全体の様子から車両がどのように使われていたかを探ることも、車両の傷み具合を掴む目安になる。エンジンや走行機能系の整備などは、比較的しっかりやっている傾向にあるといえるが、定期点検整備記録簿を調べると同時に、各部を見ながら異常の有無を確かめよう。 |
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| ●参考車両と同時期の仕様グレード設定 |
| グレード |
型式 |
シフト |
駆動 |
| Li |
UA-AZT250W |
4AT |
FF |
| Li スポーツパッケージ |
UA-AZT250W |
4AT |
FF |
| Xi |
UA-AZT255W |
4AT |
4WD |
| Xi |
UA-AZT250W |
4AT |
FF |
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●アベンシスは、ヨーロッパ市場向けに専用開発し、イギリスで生産しているヨーロピアンスタイルが特徴。アベンシスワゴンは、アベンシスのステーションワゴンタイプで、全長はセダンより70mm長い。
2003年10月にセダンが発売され、11月にステーションワゴン追加されている。参考車両は、発売直後に登録された初期モデルだ。
エンジンは、2リッターで、駆動方式は2WD(FF)と4WD。トランスミッションは、2WDにシーケンシャルシフトマチック4AT、4WDには電子制御フレックスロックアップ付4ATを組み合わせている。
クッション分割引き起こし機構6:4分割可倒式リアシーによるフラットラゲッジスペースを特徴に、トノカバーやパーテーションネットなども標準装備。グレードは、ベーシックな「Xi」と、17インチタイヤ&アルミホイール、ディスチャージヘッドランプ、カーナビなどを標準装備した上級仕様の「Li」の2タイプ。Liには、エアロパーツを装備した「スポーツパッケージ」も設定されている。 |
全体の様子から掴む
やや離れた位置から、車両を眺めてみよう。
外板パネルの隙間(立て付け)、塗装面の光沢や色むら、車両の傾きなど、外観各部に異常はないか、チェック。
前面は、バンパー/ボンネット/ヘッドライトの横線が揃って、左右対称になっているか。後部も、バンパーとテールゲート、コンビネーションランプ(リアライト)がずれていないか、確認する。
ナンバープレートの歪み(変形)や傷にも気を付けよう。特にリアは封印を外した傷があれば、テールゲートを修理や交換している疑いがある。また、ヘッドライトやリアライトは、左右の片方だけ交換されている場合は、周辺の車体部に修理跡などはないか、確かめよう。 |
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斜めから透かして見る
車体まわりの傷や凹みを探る時は、見る角度を変えながら観察しよう。表面を斜め方向から透かして見ると、波跡(波打って見えるしわ)や、見落としやすい広くて浅い凹みなども見つけやすい。
しわが寄っているのは、衝撃を受けているか、板金修理跡と判断するのが妥当だ。
また、塗装表面の色艶が周囲と違っていたる箇所も、板金塗装した修理跡の疑いがある。
擦り傷を見つけたら、凹みを伴っていないかも、調べよう。 |
整備状態を確かめる
消耗部品の交換状況やエンジンと周辺部品を、まず点検。オイルの汚れやにじみ(漏れの兆候)にも注意。冷却水やオイルの量および汚れ、ブレーキやウォシャーの液量なども点検したい。
周囲と比べて新しく見える部品は、交換していることが疑える。事故などでダメージを受けて交換したのか、部品自体の故障や不良で交換したのか、周辺部のチェックと合わせて点検整備記録も、探ってみよう。 |
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鉄板部分の異常を探る
エンジンルーム内は、車体内側の鉄板(インナーパネル)に塗装状態や溶接、交換などの形跡がないかをチェックする。
樹脂カバーで覆われているので、全体を調べるのは難しいが、サスペンションの上部取り付け部周辺をしっかりチェックしよう。
カバーが新品と交換されている、あるいは車体前部のどこかに異常がある場合は、カバーを外して内部の様子を探る必要があるかもしれない。 |
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ボンネットのチェックポイント
外面の傷や凹み以外に、裏側に修理跡がないかも、調べよう。縁のパネルの合わせ目にヒントがある。
ダメージを負うと、交換することもある。取り付け状態(固定ネジを脱着した形跡)も探ってみよう。交換の疑いがあれば、車体前部を修理している可能性がある。詳しく調べて、確かめよう。 |
取り付け状態から推察
傷、凹み、腐食、補修や修理跡をチェックするが、固定ネジを調べて、取り付け状態も確かめる。
フロントフェンダーは、車体を構成する重要な骨格部材にはなっていなので、傷や凹みを補修したり、修理や交換していても、修復歴車にはならない。
しかし、交換していれば、車体前部を広範囲に修理している可能性もある。外したり、交換していなければ、大きなダメージを受けていないといえる。 |
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隙間の幅と色調を見る
外観がきれいでも、外板パネルの立て付け(隙間)を念入りに観察しよう。
車体前部から側面にかけては、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス左右にある柱)、ボンネットなどが隣合わせになっている。
それぞれの隙間の幅を見て、均等になっていなければ、修理している可能性がある。
また、隙間を境に、隣り合う塗装面の色調も比べてみよう。補修や修理、交換をしていると、色艶が違って見えることがある。 |
周辺を確かめて判断する
側面に大きな損傷を受けると、ドアを交換することも多い。ヒンジ(ドアを支えている金具)の固定ネジをチェックしよう。塗装してないネジは、確かめにくいが、前後左右のドアを見て、特定のネジだけに脱着した形跡があれば、ドアの交換も考えられる。
ただし、ドアの立て付け調整のためにネジを回すことがあるので、即断はできない。ピラーやフェンダーなど、隣接する周辺の状態も含めて判断する必要がある。 |
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リアフェンダーのチェック
開口部を見てみよう。リアフェンダー周辺を補修、あるいは修理した車両には、リアドアの開口部分などにマスキングした跡が残っていることもある。
また、ホイールアーチ(フェンダーを内側に折り返してある部分)に修理跡はないか、チェック。タイヤハウス内も、除いてみよう。部品などに塗装の飛沫が付いていれば、周辺に修理跡がないか、確かめよう。 |
給油口の周囲にもヒント
フューエルリッド(給油口の蓋)を開けて、内部にマスキング跡がないか、チェック。
板金修理するために、リッドを外すことがある。固定ネジを脱着した形跡がないかも、見てみよう。また、リッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲(フェンダー本体)と違って見えることがある。
いずれにしても、リアフェンダーを修理しているヒントになる。 |
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立て付けで推察できる
テールゲートを閉めた時の立て付けを見て、全体に狂っていれば、ゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも疑えられる。
右または左の片側だけ隙間に異常があれば、車体部を修理していると判断して間違いない。
また、テールゲートを開閉してみよう。しっかり閉まらない場合も、ゲートのずれか、あるいは車体の歪みなどが考えられる。 |
床の様子を探る
荷室の床を開けて、スペアタイヤを外してみよう。波打ち、板金修理跡、交換跡などはないか、チェック。
底に貼ってある防振シートを張り替えた形跡は、修理の疑いがあるとみる。
水溜まりの跡があれば、水が浸入した理由と場所を突きとめる必要がある。 |
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交換していないかを探る
後部に大きなダメージを受けると、テールゲートを交換することもある。固定しているヒンジ部のネジに手を加えた痕跡がないか、見てみよう。
交換している疑いがあれば、周辺に修理跡がないかも、確認。 |
左右を比べてみる
テールゲートを開けると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、接合されている。鉄板の合わせ目を調べてみよう。
異常があれば、修理していると考えられるが、疑わしい場合は、車体の左右同じ場所を見比べると、判断しやすい。
ポイントは、塗装とシーラーだが、スポット溶接の状態に注意。
コンビネーションランプの周囲を、念入りにチェックしよう。 |
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異常や不具合を察知する
エンジンをかけてみよう。
かかり具合、アイドリング、回転の上下などをチェック。
実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、スムーズに回転が上下するかどうか、試してみよう。
容易にエンジンがかからない場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。異音や大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。 |
操作して確かめる
ATセレクトレバーを操作してみよう。エンジンをかけて、ブレーキを踏んだまま、PからDへ、NからRへなど、各ポジションにレバーを動かして、引っかかりやゆるみ(ぐらつき)などはないか、切り替え時にショックがあるなどの異常がないか、試してみよう。
シーケンシャルシフトマチックは、シフトレバーを前後に倒してマニュアルシフト操作が異常なくできるかどうか、実際に動かして作動具合を確認。できれば、試走して確かめたい。 |
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装備機器を試してみる
保安関係(ヘッドライト、テールランプ、ブレーキ、ウインカーなど)の作動状態を、まず確認。
パワーウインドウの開閉や後部座席ランプの点灯なども忘れずにチェックしよう。
さらに、電装機器や電動機構などは、正常に機能しているか、確かめよう。エアコンは、温度調節や風量を試してみる。ラジオやCDは、音量なども聴いてみる。
スイッチを入れるだけでなく、調整してみることもポイントだ。 |
荒れ方から使い方を推察
室内は、後部シートやラゲッジスペースも念入りにチェックしよう。汚れや傷などの状態から車両がどのように使われていたかが推察できる。
特にラゲッジスペースは、傷やしみ、穴などに気を付けよう。 |
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摩耗状態にポイント
減り具合(残り溝の深さ)を、まずチェックする。さらに、減り方も必ず調べてみよう。
接地面を見て、一部が極端に減っている「偏摩耗」を見つけたら、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは車体が歪んでいるのかを確かめる必要がある。
偏摩耗は、車体前部のインナーパネルやサスペンションにダメージを受けていることが原因になっていることもある。 |
車両の情報を参考にする
定期点検整備記録簿は、必ず記載内容を調べよう。
過去の整備歴を見ると同時に、点検整備や消耗部品交換などの実施時期と、その時の走行距離を把握しておくと、車両各部の状態を探る参考になる。
また、車両の取扱説明書はもちろん、標準装備類や純正オプションに限らず、後付けの社外製品が付いている場合も、それぞれの使用説明書などが揃っていることを確かめよう。 |
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床下を覗いてチェック
前部、側面、後部と、あらゆる角度から車体の下を覗き込んで、鉄板部に変形や凹みなどのダメージを受けていたり、修理している痕跡などはないか、チェックしてみよう。
サイドシル(ドアの下にある車体前後方向に通っている梁の部分)下部に修理跡がないか、特に念入りに調べよう。疑いがあれば、車体左右を見比べて判断する。
支え金具類などにも、歪みなどはないか、修理や交換していない形跡がないか、確かめよう。
また、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも、探ろう。 |
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塗装 |
●部分的に色調や艶が違う場合には、周辺の状態もチェック。
●タイヤハウス(フェンダーのタイヤを覆っている部分)内に外装塗料が付着しているとか、メッキやゴム部品などに塗料の飛沫が付いているなどの場合も、周辺を詳しく確かめる必要がある。
●ドアの開口部などにマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留める粘着テープを貼る)跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような直線状の段差があれば、何らかの理由で塗装していることがわかる。 |
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取り付けネジ |
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれているのは、ネジを回している証拠だ。
●普通はネジの頭は塗装されているので、傷は比較的容易に確認できる。無塗装の場合は判断しにくいので、車体の左右を見比べるといい。 |
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溶接とシーラー |
●車体を構成する部品が溶接で固定されている部分は、シーラー(接合部の隙間を埋める充填材)が塗布されている。修理や交換で再溶接すると塗り直すので、不自然になっている。
●疑わしい場合は、爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、修理後に新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を見比べて判断しよう。
●車体各部はスポット溶接されている(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)部位も多いが、修理工場でスポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、窪みが深い、2度打ちしたずれなど、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。 |
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立て付け |
●外板パネルなどを修理すると、組み付ける際に誤差が出ることがあり、それは、隣り合うパネルの隙間(チリ)を見ればわかる。隙間の幅が均等になっていなければ、修理している可能性が高い。
●バンパーなどは、押されてずれることがある。たとえ修理していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●モール類(フェンダーからドアにかけて線状に繋がっている飾りなど)やプレスライン(外板が折れ曲がっている角の線)がずれていることからも、立て付けに異常があることがわかる。 |
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車の目利きチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行(有料)してくれる。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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