| TOYOTA ALLION |
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アリオンは、日本の道路事情にベストマッチの車体サイズに大型クラス並みの居住性やトランクスペースを確保しているのが最大の魅力。たいていは実用車として使われているので、中古車は各所に小さな傷が付いている車両が多いようだ。また、ほとんどが比較的おとなしく走っているが、整備手帳などを見て、エンジンをはじめ走行機能系の点検整備の状態をチェックしよう。 |
| アリオンはカリーナの後継モデルで、2001年12月から発売されている現行モデル。後席は広く、リクライニング機構を備えているうえにダブルフォールディング(折り畳み機構)でワゴン車並みの積載スペースを確保しているセダンだ。エンジンは、1.5、1.8、2.0リッターの3種類。1.8には4WD(4輪駆動)の設定もある。2.0モデルにはCVT(無段変速機)が組み合わされている。 |
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外観の小さな傷や凹み |
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ブレーキやタイヤなどの消耗部品 |
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点検整備の時期と内容 |
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車体側面の映り込みを観察する
車両からやや離れて、車体に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合も、事故を起こして板金塗装した修理跡かもしれない。正面、左右、上下から、見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。 |
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ボンネットを開けてみる
エンジンルーム内各部の塗装の状態を観察しよう。車体と左右のフェンダー、ラジエターを支えているラジエターサポートなど、それぞれの色を比べてみる。一部だけ色合いが異なっていれば、そこは修理した可能性がある。周囲と比べて不自然にきれいだったり艶が違う部分も、修理した跡かもしれない。また、エンジン関係の部品やオイル漏れなどもチェックしよう。 |
ボンネットを交換した理由を探る
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着した形跡があったら要注意。事故の修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれにエンジンの修理などのためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は整備記録簿に記録が残っているはずだ。 |
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フェンダーの状態で判断する
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷が付いていれば、工具を使ってネジを脱着した跡、つまりフェンダーを交換あるいは修理しているはず。フェンダー部分に手を加えても、事故車(修復歴車)扱いにはならないが、フェンダーが無傷なら大きな事故は起こしていないと判断できる。 |
前部をぶつけると証拠が残る
ボンネットを開けて、フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ鉄板を観察してみよう。車体前部をぶつけると、高い確率で修正あるいは交換することになる。歪みや手を加えた痕跡がないかじっくりチェックだ。周囲と色が違っていたら交換した証拠と思っていい。フェンダーとの接合部に不自然なところはないか、ラジエターサポート各部のネジを脱着した形跡がないかも見てみよう。 |
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側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際にはドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右ドアのネジを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が多ければ脱着したことが疑える。ただし、新車組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともある。ネジを脱着しているように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
隙間の幅と隣り合う色を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付けの際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリと呼ぶ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)、それぞれのチリが均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。同じ場所の車体の左右を見比べてみるのもチェックのコツだ。また、再塗装する際に色合わせがうまくいかないと、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色が合っているかもチェックしよう。 |
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塗装表面に段差ができる
リアフェンダー周辺の車体にダメージを受けて修理した車両には、リアドアの開口部分などに塗装作業時にマスキング(塗装スプレーが他の部分に広がらないようにするカバーを留めるために粘着テープを貼る)した跡が残っていることもある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような段差があれば、新しく塗装している可能性が高い。段差が直線状になっていれば間違いなくマスキングテープを貼った跡なので、板金修理あるいは傷の補修など、何らかの理由で塗装したことがわかる。車体の左右同じ場所を見比べると、判断しやすい。 |
トランクを開けてみる
トランクリッド(トランクの蓋)を開けて開口部を見ると、左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されている。追突をはじめ、後部が変形するような事故などで修理した車両は、溶接部分に手を加えていることがある。板金塗装をしていれば、周囲とは雰囲気が違って見えるので、車体の左右を見比べながら色艶や形状などを念入りに観察してみよう。また、トランクリッドを何度か開閉してみて、スムーズに動いて軽くロックできるか、閉めた状態で左右および前後も車体との隙間は均等になっているか、チェックしよう。 |
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スペアタイヤ周辺の床をチェック
トランクルームの床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。車体に大きなダメージを受けてできた歪みなどが床部に残っている(走行に支障がない部分は修理しない)のを見つけることもある。塗装が周囲と違っていたり、防音防振材(床部や車体内部に貼っているマット)の状態などに異常(剥がれていたり波打っていたり)があれば、後部を修理しているかもしれない。また、スペアタイヤを外したついでに、タイヤ自体の状態(空気圧や傷の有無など)もチェックしよう。 |
給油口の蓋を外すことがある?
車体後部にあるフューエルリッド(給油口の蓋)もチェックポイント。リアフェンダーを板金修理するために外すことがある。ネジを脱着した形跡がないか点検してみよう。フューエルリッドを交換していれば、塗装表面の艶が周囲と違って見えることがある。いずれにしても、リアフェンダー周辺を修理していることが疑える。また、フューエルリッドの色を参考にして塗料を調合するために外すもある。取り外した形跡があれば、再塗装するなど、他の部分を修理したり補修していることも考えられる。 |
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床下を覗いてダメージをチェック
日頃あまり見ることがない、車体の床下もチェック。鉄板の歪みや部分的な変形、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうか探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく外から見えない部分は補修や修理しないままにしていることがあるので、大きなダメージを発見することもある。 |
点検整備記録の内容と時期をチェック
整備手帳などに記入された記録に目を通して、定期的にきちんとメンテナンスを受けてきたかどうかチェックしよう。点検整備記録簿以外にも、ガソリンスタンドやパーツショップでオイル交換などをすると、記録シールを貼ったり、カードなどを記録簿にはさむこともある。車体や車検証ケース内も探ってみよう。いずれにしても、詳細な記録が残っている車両ば、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、走行機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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装備類はすべて操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなどの作動をチェックするのは常識だが、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。 |
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どのように扱われていたか推測する
車内は、日焼けなどをチェック。長期に渡って野外駐車していると、リアシート上部などが日焼けして脱色し、白っぽくなっていることもある。また、インテリアの状態で、どのように扱われていたかが推測できる。シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。 |
トラブルを事前に察知
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってからアクセルペダルを軽く煽ってみて、高回転までスムーズに回転が上下するか試してみよう。比較的おとなしく走った車両は、ほとんど使われていない高回転域までスムーズに吹き上がらない場合もある。 |
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トランスミッションに異常はないか?
必ず試走して、異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、操作してみる。オートマチックトランスミッションは、セレクトレバーをNからDへ、NからRへと、各ポジションに入れてみて、作動の具合いを試してみる。各ギヤへの切り替え時のショックは大きくないか? アクセルを踏むのと連動してスムーズに発進や加速ができるか? できる限り試走して確かめよう。 |
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| クルマの鑑定ならおまかせ! |
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com |
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