中古車目利き講座 トヨタ アレックス

中古車目利き講座
トヨタ アレックス
TOYOTA ALLEX 中古車を探す
アレックス アレックスは、カローラ兄弟の中のハッチバックタイプ。基本的にはファミリーカーだが、使い方や走り方によって差がある。通勤や買い物などの日常生活で使っていたのか、遊びで走り回ることが多かったのか、インテリアの状態から推測してみよう。車体まわりは、後部に重点を置いてチェック。ハッチバック車は、リアゲート周辺を修復してると、程度によっては後部にダメージの影響が残っている場合もある。エンジンをはじめ走行系は、点検整備記録などで整備状態を確認してから各部をチェック。整備状態がよければ、走行距離よりも全体のコンディションで良否を判断するといいだろう。グレードによって細部に違いがあるとしても、基本のチェックポイントは変わらない。エアコンやオーディオ系など装備類は、すべて操作してみよう。
2001年1月から発売されている現行モデル。カローラ・ランクスの兄弟車で、細かな穴柄の入ったバーイプのフロントグリルがアレックスの顔の特徴だ。全体的に骨太感があって落ち着きのある外観はヨーロッパ調。インテリアはスポーティな色調で独自の雰囲気があり、広い室内はカローラ譲りだ。エンジンは、1.5と1.8リッターが用意されている。1.8のほうはスポーティな走りにも対応できるので、4速オートマチックのほか6速マニュアルトランスミッションと組み合わせた仕様グレードもある。また、1.5仕様には4WDの設定もある。
CHECK POINT
01
インテリアの徹底チェックで使い方を推測
02
後部を念入りに観察するしてダメージを探る
03
できれば同一車種の同じ部分を比べてみる
全体の雰囲気から探る
車両全体が見渡せる位置まで下がって、外観を眺めてみよう。まず、車体表面の色艶を見ながら、異常がないかを観察。車体に映る周囲の景色も見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。塗装表面が肌荒れ状態になっている場合は、事故を起こして板金塗装した修理跡かもしれない。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーがずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は均等な線になっているか? 「何となく変な感じ」を受ける部分は、近寄って念入りに観察しよう。遠目からの雰囲気は、意外に重要なチェックポイントなのだ。
アレックス アレックス
アレックス エンジンルーム内を観察する
ボンネットを開けて、エンジンルーム内各部の塗装の様子を観察しよう。車体と左右のフェンダーをはじめ、ラジエターを支えているラジエターサポートの色を周辺と比べてみる。色の違いがポイントだ。一部だけ色合いが異なっていれば、修理した可能性がある。周囲と比べて異常にきれいな部分も、修理した跡かもしれない。また、エンジン関係の部品やオイル漏れなどもチェックしよう。周囲と比べて新しく見える部品は、交換しているはず。整備手帳の記録を参考にすると、トラブルが発生した箇所や修理などの経緯がわかる。
ボンネットの交換は理由が問題
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着した形跡があったら要注意。事故の修理でボンネットを交換した可能性が高い。まれにエンジンの修理などのためにボンネットを脱着することもあるが、その場合は整備記録簿に記録が残っているはずだ。
アレックス
アレックス ダメージ跡が残りやすい部分
ボンネットを開けて、フロントグリルの後ろにあるラジエターサポートと呼ぶ部品(エンジンルームの一番前で左右に渡してある)を見てみよう。これは、前部をぶつけると簡単にダメージを受けるので、修正あるいは交換することが多い。左右のフェンダーとの接合部も、不自然なところはないか点検しよう。
フェンダーの状態から判断
フェンダーを固定しているネジの頭の塗装に傷が付いていれば、工具を使ってネジを脱着した跡、つまりフェンダーを交換あるいは修理している。フェンダーに手を加えても事故車(修復歴車)扱いにはならないが、フェンダーが無傷なら大きな事故は起こしていないと判断できる。
アレックス
アレックス 色と隙間を見る
車体にダメージを負って外板(車体の外側のパネル)の修理や交換をする場合は、再塗装あるいは新しい外板部品を塗装することになる。しかし、色合わせは難しく、塗装した色調が微妙に合わないこともある。隣り合う外板の隙間を「チリ」と呼ぶが、チリを境に色が違っていないかチェックしよう。また、新しい外板部品を組み付ける際に誤差が出ることがある。チリの幅が均一でなければ、どこかの外板を修正または交換した可能性がある
側面のダメージを推測
車体側面のドア部分に損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換の際は、ドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右ドアを見比べて、特定のドアだけネジの頭に傷が多ければ脱着したことが疑える。ただし、新車組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着しているように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。
アレックス アレックス
アレックス リアゲート開口部の溶接部を見る
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両の場合は、溶接部分が均一に揃っていないし、車体の左右で違っている。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛って隙間を埋めているシール材を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、新しいシールを盛ったということなので、修理したことがわかる。
支え金具と周辺を観察する
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。ドアを支えている金具(ヒンジ)と周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか確かめてみる。ずれているせいで、スムーズにロックできないこともある。そして、ヒンジを固定しているネジを見て、脱着した形跡がないかを探ってみる。ネジの脱着が修理や交換したかどうかの目安となる。また、ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。
アレックス
アレックス 合わせ目に盛ってあるシールが鍵
ドアは外と内のパネル2枚を合わせた構造になっている。修理する場合は溶接をはがして板金することもあるが、その際はパネルの合わせ目をシーリング(防水防錆のために隙間を埋める)し直すために、シール材を盛った形状が新車とは違うことがある。また、シール材を爪で押した時に「プチッ」と音を立てて表面が割れたら要注意。表面だけが硬くて中が柔らかいのは、修理の際に盛った新しいシールだ。
車体の床下もチェック
床下は、意外なところにダメージを受けているのを発見することがある。アンダーガード(車体の下部をカバーしている部品)の歪みや部分的な変形をはじめ、床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がない見えない部分は、そのまま手を付けていない(修理や部品交換していない)ことがあるので、事故などで受けたダメージを見付けることがある。
アレックス
アレックス スペアタイヤを外してチェック
後部ラゲッジスペースの床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。床部に歪みなどを見つけた場合は、車体後部にダメージを受けている。塗装が周囲と違っていたり、防音防振材(床部や車体内部に貼っているマット)が剥がれていたり波打っていたり、何らかの異常があれば、後部を修理しているかもしれない。また、スペアタイヤ自体の状態もチェックしよう。
記録の内容と時期をチェック
整備手帳などにも目を通して、定期的に点検整備を受けてきたかどうかもチェックしよう。記録簿以外にも、ガソリンスタンドやカー用品ショップなどでオイル交換などをすると、記録シールを貼ったり、カードなどを記録簿にはさむこともある。車体や車検証ケース内も探ってみよう。いずれにしても、詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。
アレックス
アレックスのコンディションはここで見極める!
エンジントラブルを察知する
エンジンをかけてみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。キーを捻ると、モーターが勢いよく回って容易にエンジンが始動するかどうか。モーターの回転が弱かったり始動がもたつく場合は、バッテリーが弱っていたり、エンジンの調整が必要かもしれない。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するかどうかも試してみよう。
アレックス
アレックス 試走してチェック
異音が発生していないか、確実に切り替えができるかどうか、トランスミッションの状態を確かめてみよう。オートマチックは、NからDへ、NからRへなど、各ポジションにセレクトレバーを動かして、操作してみる。さらに、ギヤが切り替わる時のショックが激しくないかをチェック。使い方によっては5万kmも走行しないうちに不良になることもある。アクセルを踏んで動き出す時や加速する時のタイミングが長い場合は、滑って繋がりが悪くなっているので要注意。
インテリアの状態から使用状況を推測
ファブリック(布製)のシートは、汚れは目立ちにくいが座面は意外に汚れている。シミなどもたいていはカーケア用品などで目立たなくすることもできるが、傷やタバコの焼けこげなどが気になれば補修やシートの交換を考えなければならない。また、インテリアの状態で、どのように扱われていたかが推測できる。後部の内装やシートに傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。
アレックス
日本自動車査定協会
クルマの鑑定ならおまかせ!
中古車目利き講座のチェックポイントをアドバイスしてくれるのは、財団法人「日本自動車査定協会」。経済産業省と国土交通省の指導の下で中立公正な第三者機関として、査定士の技能検定試験や、実車を使った修復歴判定の査定トレーニングなどを行っている。車両の状態を判断するプロフェッショナルだ。全国の52カ所にある支所に依頼すれば、査定目的に応じた査定額を算定して、証明書を発行してくれる(有料)。
Tel. 03-5776-0901 www.jaai.com
愛車が高く売れる、しかも手間なく安心。車買取ならGoo-net買取オークション
メールマガジン『@Goo』
中古車目利き講座 新着記事



ブランド別検索
中古車目利き講座  トヨタ トヨタ 中古車目利き講座  日産 日産
中古車目利き講座  ホンダ ホンダ 中古車目利き講座  マツダ マツダ
中古車目利き講座  三菱 三菱 中古車目利き講座  スバル スバル
中古車目利き講座  ダイハツ ダイハツ 中古車目利き講座  スズキ スズキ
Goo-netクルマ関連記事

Goo-net News

新車情報をはじめクルマ業界の
ニュースをいち早くお届け

中古車特集

中古車選びに役立つ情報満載!
あなたにピッタリのクルマが見つかる

新車紹介・試乗

発表されたばかりのニューモデルを
独自で紹介、試乗レポート

中古車目利き講座

上質な中古車を見極めるポイントを
詳しく解説!買う前に要チェック

Goo-net Voice

「燃費をよくするには?」など
今知りたいクルマに関する豆知識満載

今が売り時!旬のクルマ

グーオク(買取オークション)で高値で
売れるクルマをピックアップ

TOP > クルマ関連記事 > 中古車目利き講座 > トヨタ アレックス