| HONDA ACCORD WAGON |
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アコードワゴンは、仕様グレードによっても異なるが、ほとんどが乗用車感覚で使っている。しかし、中には荷物の運搬を主目的に使われている車両もあるので、ラゲッジスペースとリアシート周辺が荒れていないかチェックしよう。重い物を積んでいると車体に負担がかかっている。同様に、過激な走行を繰り返している場合も車体が疲労するので、できれば試乗して、きしみ音が出ていないか確かめたい。また、点検整備記録の詳細を探って、整備状態をチェック。エンジンやトランスミッションも実際に操作して、動きの様子や不具合がないかチェックしよう。 |
| 2002年11月から販売されているアコードワゴン4代目の現行モデル。メインとなるのは2.4リッターエンジン搭載車。手応えのある操作感としなやかな乗り心地で走行感は輸入車に近く、余裕のある走りはステーションワゴンの中でもトップクラス。インテリアの質感も高く、ひとクラス上のワゴンとして人気も高い。2004年モデルからは、平成22年度燃費基準+5%達成車が加わっている。 |
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車体表面に付いた小さな傷や凹みも見逃さない |
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ラゲッジスペースとリアシート周辺の状態を観察 |
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点検整備記録の内容と時期を確かめる |
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全体の雰囲気を見る
車両からやや離れて、車体に映る周囲の景色を見てみよう。歪みや凹み、あるいは波打っているのを見つけることもある。車体表面の色艶などでも、修復した形跡がわかる。一部だけくすんでいたり艶が違って見えたら、修理したことも考えられる。また、細部にも目を向けよう。ナンバープレートは曲がっていないか? 左右のヘッドライトの色は同じか? バンパーは車体とずれていないか? 車体の切れ目の隙間(チリ)は均一か? 見る角度を変えてみると異常を見つけやすい。遠目からの雰囲気も、目利きチェックのポイントだ。 |
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ボンネット交換は事故修理の履歴?
事故などでボンネットにダメージを負うと、新しいボンネットと交換することも少なくない。ボンネットを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジに脱着した形跡を発見したら、事故を疑ってみる。ただし、エンジンの修理などでボンネットを外す場合もある。もし、エンジンに手を入れるために外したのなら、整備手帳に記録が残っているはずだから確かめてみよう。 |
不自然な部分や新しい部品
エンジンルーム内各部の塗装の状態を観察しよう。車体内部と左右のフェンダー、ラジエターを支えているラジエターサポートなど、各部の色を見比べながら色の違いを探ってみる。一部だけ色合いが異なっていたり、周囲と比べて不自然にきれいな部分があれば、そこは修理した後で再塗装した可能性がある。さらに細部に目を向けて、ゴムホースやベルトの劣化など、消耗部品を中心にエンジン関係の部品をチェック。オイルのにじみや汚れにも注意。周囲と比べて新しく見える部品は、交換している。整備手帳の記録を参考にすると、トラブルが発生した箇所や修理などの経緯がわかるはずだ。 |
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前部フレームの先端部分
エンジンルームの前部にあるラジエター横のすき間から覗くと、車体を支えているフレーム(骨格部品)の先端が見える。フレームの先端には鉄板が接合されているが、溶接部分に錆があれば要注意。錆は、大がかりな修理で車体に熱を加えたせいで発生することがある。一般的な使用状況で錆が発生することはないので、不可解な錆を見つけたら、事故を起こして修理している可能性が高いといえる。 |
側面のダメージを推測する
車体側面のドア部分に大きな損傷を受けると、ドア自体を交換してしまうことも多い。交換する際はドアを支えている金具(ヒンジ)を固定しているネジを脱着するので、ネジの状態をチェックしよう。前後左右のドアを見比べて、特定のヒンジだけネジの頭に傷が付いていれば、工具を使ったことが考えられる。ただし、新車の組み立て時やドアの立て付けを調整するためにネジを回すこともあるので、ネジを脱着したように見えても、必ずしもドアを交換しているとはいえない。 |
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色と隙間を見る
事故などで前部に大きな衝撃を受けて車体が歪むと、外板パネルを修理することになるが、組み付ける際に誤差が出ることがある。それは、各パネル同士の隙間(チリ)を見ればわかりやすい。フロントフェンダーの後端とドア、さらにフロントフェンダーとピラー(フロントガラスを挟んだ左右の柱)など、それぞれのチリが均一でなければ、前部の外板に手を加えた(修理した)可能性が高い。判断が微妙な時は、車体の左右の同じ場所を比べてみよう。また、再塗装すると、色が微妙に違うことがある。隣り合う外板の色艶が合っているかもチェックしよう。 |
スペアタイヤの周辺をチェック
ラゲッジスペースの床に収納されているスペアタイヤを外してみよう。床部にダメージを受けた跡の歪みなどを見つけこともある。塗装が部分的に不自然だったり、防音防振材(床部や車体内部に貼っているマット)の状態に剥がれていたり波打っているなどの異常があれば、車体後部を修理しているかもしれない。また、スペアタイヤを外したついでに、タイヤ自体の状態もチェックしておこう。 |
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開口部の溶接部を見る
リアゲートを開くと、開口部は左右両側共に鉄板が横から回り込んで、溶接で固定されているのが見える。追突をはじめ、後部が変形するようなダメージを受けて修理した車両の場合は、溶接部分が均一に揃っていないし、車体の左右で違っている。また、板金塗装をしていれば、周囲と色の雰囲気が違って見えることもある。さらに確かめるには、鉄板の継ぎ目に盛って隙間を埋めているシール材を爪で押してみよう。表面が硬くても内部が柔らかい(爪で押すと「プチッ」と表面が割れる)ようなら、修理の際に新しいシールを盛ったということがわかる。 |
支え金具と周辺を観察する
リアゲートは面積が大きく、後部をぶつけるとダメージを受けやすい。ドアを支えている金具(ヒンジ)と周辺をチェックしよう。まずは、ドアがしっかり閉まるかどうか確かめてみる。ずれているせいで、スムーズにロックできないこともある。そして、ヒンジを固定しているネジを脱着した形跡を探ってみる。ネジの脱着が修理や交換したかどうかの目安となる。また、ヒンジが接している周辺の鉄板が歪んでいる場合は、ダメージが大きかったと推測できる。 |
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床下のダメージをチェック
日頃あまり見ることがない、車体の床下もチェックしよう。鉄板の歪みや部分的な変形、マフラーなどの床下の部品類に傷や凹み、交換した形跡がないかどうかも探ってみよう。外観はきれいに修理しても、走行に影響がなく、見えない部分はそのままにしていることがあるので、大きなダメージを発見することもある。 |
点検整備記録に目を通す
点検記録簿(整備手帳など)の内容を、車両をチェックする前に確認しておこう。過去にどのような整備を受けてきたのがわかり、車両各部の状態を探る参考になる。定期点検時の走行距離とも突き合わせてチェックしよう。詳細な記録が残っている車両は、走行距離が伸びていてもコンディションがよく、機能部分には大きな問題を抱えていないと推測できる。 |
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トラブルを事前に察知する
エンジンを始動してみよう。異音が聞こえり、大きな振動が出ているようなら、トラブルを抱えている可能性がある。実際に走ってみるのが望ましいが、エンジンが暖まってから少しアクセルを踏んでみて、スムーズに回転が上下するか試してみよう。 |
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装備類はすべて操作してみる
ターンシグナル(ウインカー)やライト類、ワイパーなど、保安装置関係は正常に作動するか、スイッチを入れて確かめよう。さらに、エアコンやオーディオシステムなどの装備機器も、必ずONにして正常に機能しているかチェックしよう。純正、社外製品を問わず、オーディオ類やカーナビなどは、取扱説明書が揃っていることも確認しよう。 |
試走してチェック
オートマチックトランスミッションは、セレクトレバーをNからDへ、NからRへと、各ポジションに入れてみて、作動の具合いを試してみる。各ギヤへの切り替え時のショックは大きくないか? アクセルを踏むのと連動してスムーズに発進や加速ができるか? できる限り試走して確かめよう。 |
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どのように扱われていたか推測する
車内は、日焼けなどをチェック。長期に渡って野外駐車していると、リアシート上部などが日焼けして脱色し、白っぽくなっていることもある。また、インテリアの状態を見れば、どのように扱われていたかが推測できる。ワゴン車などは、内装やシートに傷が多いとか、ひどく汚れている場合は、常に荷物を出し入れしていたはず。一般に乗用車として使われていた車両は、目立つような傷は少ない。また、シートに染みが付いていたり、カーペットの隙間や裏に食べ物のかすなどが埋まっている場合は、子供を乗せていたと推察できる。犬を乗せていた車両は、しっかり掃除してあってもカーペットの溝や裏に犬の毛や臭いが残っていることもある。 |
タイヤで走り方を推測
走行距離とタイヤの減り具合を見よう。高年式車で走行距離が少ない場合、極端にタイヤの一部が減っている偏摩耗の状態に注意。アライメント(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで車体が歪んでしまったのかを確かめる必要がある。また、タイヤの接地面だけでなく角や側面まですり減っていたら、激しい走り方をしていたと推測できる。その場合は、車体やエンジン、サスペンションなど各部に負担をかけていると判断できるし、走行に関わる部品などの消耗も進んでいるはずだ。 |
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