C30のボディサイズはフォルクスワーゲン・ゴルフと同等。それに対してエンジンは2.4L自然吸気と2.5Lターボだから、自然吸気のアクティブでも加速は余裕さえ感じる。T-5は2000回転あたりでおだやかにターボが立ち上がったあとは、かなり豪快なダッシュが体感できる。でもATのレスポンスがおだやかなので、クルージングではリラックスできる。
試乗したT-5はスポーツサスペンションを組み込み、標準の16インチに代えて17インチホイール/タイヤを履いていたためもあって、乗り心地はやや固めだが、ダイレクトなショックはない。自然吸気エンジンのアクティブはそれよりまろやかになるが、ほかのボルボに比べるとやや締まったフィーリングだ。
パワーステアリングは重め。それを切ったときの身のこなしは、ほかのボルボよりは軽快だが、フロントに5気筒エンジンを積んでいるために、アクティブではペースを上げるとフロントがふくらみがちになる。T-5になるとグリップレベルは高くなるが、それでも前の重さは伝わる。逆にリヤのグリップは安定しきっている。ボルボのブランドイメージのなかで楽しさを追求したハンドリングと言えそうだ。
(文:森口将之 写真:犬塚直樹)
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