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デビューは2005年、ライバルメーカーである世界一のトヨタから技術を有償提供してもらい誕生したモデルだ。いわゆるトヨタで言うところの第2世代のHV技術で、先代のカムリHVに搭載されていたシステムをアルティマ用に改良し搭載したのだ(現行のカムリHVは第三世代の、より進んだHVを搭載中だ)。
発売当初、試乗を行ったが、その時の印象では、ブレーキフィールは初代プリウスとほとんど変わらないし(カックンブレーキ)、ハンドリングはフロントが相当に重たくてバランスが悪く、モーターのみの走行は超低速域のみだったので、あまり好印象ではなかった。
しかし、今回2008年モデルのアルティマHVに試乗して、その印象を変更することにした。やはり、同じ製品でも新しい方が確実に良くなっており、HVは電気製品だと改めて思ったのだ。
まず、モーターのみのEVDRIVE(インパネ内に表示文字あり)が増えているのだ。アクセルをパーシャルに踏んでいくと、40マイル(約64km/h)までモーターで走れるのだ(専用走行のみの切り替えスイッチは無い)。さらにブレーキは回生ブレーキ自体の音は気になるが、フィーリングは通常モデルと遜色ないレベルに改良されているのだ。
ハンドリングも、ボディの重さは感じるものの、バランスが良くなっており、シャープでダイレクト感のあるものになっていた。これなら日常のパートナーとして充分なような気がした。販売価格は通常のモデルが2万ドルに対して、約5000ドル高い2万5160ドル(約264万円)となっている。ガソリン価格が4ドル(約400円)/1ガロン(約3.8リッター)に迫りつつある現状に、ほとんどのアメリカ人は相当にHVに興味を持っているようだ。
(文:網中泰雄 写真:アスペクト)
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