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5ナンバーサイズの枠を超え少々大きめになったのは北米ニーズかと思いきや、2ボックスとSUVのクロスオーバーをねらって16インチタイヤを履かせたためにサイズアップしたというのが実情とのこと。あえて車名を踏襲したのは個性的、スタイル重視、先進的というコンセプトが同じだからなのだ。従って見た目だけでなく、クルマの基本性能的にもコンパクトカーを超えるものとなっている。
大きくなってしまって取り回しが心配という方も、乗ってみると安心するに違いない。シートリフターやテレスコピックステアリングが装備されているので、ドライビングポジションはSUV風にバッチリ決まる。加えて、想像以上にコンパクトカーらしくキビキビ走ってくれるからである。というのも、クルマの動き方が全然SUVっぽくないのだ。目線的にはSUV風なのだが、感覚的な全高よりもロールが抑えられているので安定感が高く、もっさりした動きはまったく感じられない。ハンドリングもナチュラルな元気いっぱいなクルマなのである。
パワートレインは1.5L+CVTと1.8L+4AT。見た目からは1.5Lモデルでは鈍重な感じを受けるが街乗り+αなら十分。乗り心地も快適でなかなかバランスが取れている。逆に1.8Lモデルは少々固められた足まわりのせいか路面によってはゴツゴツ感と若干跳ねる傾向がある。しかし、余裕のあるエンジンパワーとATとの組み合わせで、出足のスムーズさなど全体的なゆとり感はこちらが上だ。
(文:竹岡 圭 写真:犬塚直樹)
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