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新型は外観から「走り」が強調される。ゼロクラウンもそうであったが、バンパーやグリル、フェンダーの形状はよりエモーショナルな装いとなった。見るからにアグレッシブだ。
そして走りだが、まず2.5L(2WD)を乗って驚いたのはボディ剛性の高さだ。近年日本車のそれは飛躍的に進歩しているが、今回は予想を上回る。ある部分でドイツ車と肩を並べるほどだ。そして静粛性は言わずもがな。クラウンならではの世界観がそこにある。ただ、特筆したいのはやはり「走り」。アクセルレスポンスがよく、回転数に対してリニアに加速する。「アレ、クラウンてこんなにスポーティだっけ?」という感じだ。
が、その真骨頂といえば3.5Lモデルだ。トルクの出方がひとクラス上となり、高級車+スポーティさが増す。シーケンシャルシフトを使えば、かなりアグレッシブにコーナーも攻められる。とはいえ、個人的にはDレンジでのスポーツモードに感心した。シフトタイミングやステアリングフィール、それとダンパーの減衰力が同時に変わるのだが、そのマッチングがじつにすばらしい。一般道から高速道、ワインディングまで広いレンジでスポーティな走りが楽しめる。ハイブリッドを抜かせば、これが新型クラウンのイメージする姿だろう。
(文:九島辰也 写真:犬塚直樹)
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