インプレッション:ダイハツ タントカスタム
ダイハツ タントカスタム ダイハツ タントカスタム
■プロフィール
 ワゴンRが旗揚げしたマルチワゴン軍、また21世紀になって猛威を振るったセミハイトワゴン軍ともひと味違ったカタチで、平成15年11月にデビューしたのが「タント」である。
 コンセプトは「しあわせ家族空間」。わかりやすく言うと、広々空間ということになるのだろう。それを表すように、軽自動車というかぎられたサイズ枠のなかで、これでもかっ!というくらい長くて高い室内空間を確保しているのは、見事と言うしかない。
 そのタントをベースとして、エクステリアはエアロ武装で力強いスタイリングを強調したのがこの「タントカスタム」だ。
(発表:2005/6/30 UP:2005/9)
高いユーティリティはそのままに、上質感とスポーティさをプラス
 タントカスタムの特徴は、インテリアはスエード調のファブリックシートやブラック基調のカラーコーディネートで、上質感とスポーティ感を演出。またディスチャージ式ヘッドランプやドアミラーターンランプなどの上級装備を追加し、魅力をグレードアップさせている。わかりやすく言えば、上級感溢れるチョイ悪風にまとまっているというワケである。
 基本的には見た目の演出なので、運動性能はオリジナルのタントと同じなのだが、今回試乗したターボエンジンが搭載されたRSだけは、走り味が少々違う。
 15インチタイヤと大径フロントスタビライザーの採用(2WD車のみ)で、走りをイメージさせるRSというグレード名どおり、しっかり感の増した足まわりになっているのだ。なので、コーナリングは、オリジナルよりもさらにロールが抑えられて安定感が増している。しかしその分、路面によっては少々乗り心地に突き上げ感を感じることも……。つねに荷物を満載というワケでもなく、普通に街乗り重視ならば、パワー的にも乗り心地的にも、NAエンジンモデルで十分と言えるだろう。
(文:竹岡 圭 写真:犬塚直樹)
ダイハツ タントカスタム ブラック×ガンメタのスポーティなインテリア。RSには、MOMO社製ステアリングが標準装備される。ポケッテリアもたくさんあって、便利なことこのうえナシ。 ダイハツ タントカスタム スライドをいちばん後ろに下げれば、余裕で足が組める広々空間を確保。5対5のセパレート式なので、乗車人数と荷物の量に合わせてフレキシブルに。
ダイハツ タントカスタム 広々とた空間的に加え、男性が座っても十分にシート自体が広く感じられるベンチシートを採用。アームレストにも小物入れが装備されている。 ダイハツ タントカスタム クリアクリスタルカバーを採用したコンビランプやバックドアガーニッシュなどで、フロントフェイスとの統一感を演出している。
ダイハツ タントカスタム 後席をたためば、ちょっとした引っ越しができるくらいの広大なスペースが出現。とても軽自動車とは思えない! ダイハツ タントカスタム 低回転域からトルクが出るタイプの力強いターボエンジン。ドッカンターボではないぶん、街なかでも扱いやすいのが特徴。
タントカスタムRS(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1725mm
ホイールベース 2440mm
トレッド前/後 1300/1290mm
車両重量 920kg
エンジン 直3DOHCターボ
総排気量 659cc
最高出力 64ps/6400rpm
最大トルク 10.5kgm/3200rpm
10・15モード燃費 17.6km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 165/55R15
バリエーション&価格
カスタムL 122万8500円(132万6150円)
カスタムX 131万2500円(141万150円)
カスタムRS 153万3000円(165万1650円)
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は4WDの価格。北海道地区のみ価格が異なる。
TOP > クルマ情報 > ニューモデル試乗 > ダイハツ タントカスタム