インプレッション:ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム ホンダ ストリーム
■プロフィール
 走れて5ナンバーサイズの7シーターとあって、一気にブレークしたストリーム。2代目の進化のほどは、すでに乗ったプロトタイプでは手ごたえ十分。市販モデルのグレードは、2L、1.8LそれぞれにRSZとベーシックモデルがラインアップ。FFと4WDが用意される。
(発表:2006/7/13 UP:2006/9)
走れて、扱いやすく使い勝手もよい新ジャンル7シーターカー
 発売前のプロトタイプでは、アップダウンの続くシビアなサーキットでも臆することなく、キビキビとした走りっぷりを見せた。中高速域でハイレスポンスなエンジンと、コーナーの連続を苦もなくクリアする優れたロードホールディングは、まさにスポーティカー。とてもミニバンとは思えないものだった。
 では市販モデルは? 山道で乗った2LのRSZは、プロトタイプよりは少々マイルドになった感じだが、走りのよさは健在。Dレンジホールドはもとより、7速モード付きCVTのパドルシフトならより小気味よい走りが堪能できる。ちなみに100km/hは7速2200、6速2500、5速3200、4速4000、3速4500回転相当。パワフルな加速フィールに一体感があるだけに、走っていて気持ちよい。ロードホールディングは、サスはガチガチではなく、ほどよいロール感とともに、マイルドな乗り味をもたらす。ハンドリングは、2.8回転のパワステに対して素直な性格。安定志向なことも見逃せない。
 これが10馬力ダウンで5ATの1.8RSZはというと、絶対性能はともかく、十分にスポーツ性を楽しめる。Dレンジフル加速では6400回転でシフト、小気味よいパドルシフトがキマる。
 一方、2.0Gはステアリングが軽く全体に好バランス。タイヤは15インチながら十分にストリームらしさを発揮する。CVTはスムーズで、とくに最高110km/hと守備範囲の広いLレンジと、ハイレスポンスなSモードがスポーツ性を高める。うれしかったのは、最廉価な1.8Xが意外なほど軽快で乗りやすかったことだ。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
ホンダ ストリーム 運転席に座った感じは、ミニバンというよりスポーティカーのそれ。テレスコ&チルトのステアリングは、シビックと同じくワンモーションで3次元的に操作できるのがよい。操作類はすべて扱いやすい。 ホンダ ストリーム 2列目シートは、6対4分割ウォークインスライド機構を持ち、容易に3列目へアクセスできる。ヘッドルーム、レッグルームともに十分な余裕があり快適。
ホンダ ストリーム 前席に座れば、並みのミニバンでないことがわかる。ポジションは至って自然。Aピラーは急角度ながらまったく圧迫感がなく、視界良好、腰高感はない。 ホンダ ストリーム 2列目は6対4分割、3列目は5対5分割フォールダウン機構を持ち、アレンジは多彩。うれしいのは、3列目としてはスペースが広いこと。大人2人が普通に座れる。
ホンダ ストリーム 全長とホイールベースは、従来車より+20mm。低いウエストラインやショルダーのキャラクター・ラインが映えて、ミニバンというよりスポーツハッチ。RSZは17インチのアルミホイールがアスリートイメージを高める。 ホンダ ストリーム 2Lは、シビックの1.8Lをベースに超ロングストローク化。従来の2.0Sより10kg減の125kgと軽量化。熟成されたi-VTECはドライブバイワイヤによりハイレスポンスに。
ストリーム 2.0RSZ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4570×1695×1545mm
ホイールベース 2740mm
トレッド前後 1470mm
車両重量 1400kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1997cc
最高出力 150ps/6200rpm
最大トルク 19.4kgm/4200rpm
10・15モード燃費 14.6km/L
サスペンション前/後 ストラット/ダブルウイッシュボーン
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 205/55R17
全国メーカー希望小売り価格
180万6000〜254万1000円
※価格は全国メーカー希望小売価格。
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