インプレッション:ホンダ ストリーム プロトタイプ
ホンダ ストリーム プロトタイプ ホンダ ストリーム プロトタイプ
■プロフィール
 走りがよい5ナンバーサイズの7人乗りミニバンという新境地を開き、一気にブレークしたストリーム。プロトタイプながら2代目もまた完成度が高く、時代をリードする出来栄えだった。5ナンバーサイズの7人乗りで、まるでセダンやクーペ感覚の乗り味。走り、ユーティリティなど、すべてにおいて進化したストリーム・プロトに乗り、たしかな手ごたえを感じた。
(UP:2006/7)
新たな伝説を生むか!? 炎のストリーム・プロトタイプ
 エンジンはシビックと同じ1.8Lと、それをベースにロングストローク化した2Lの2タイプで、最高出力は1.8Lが140ps/6300rpm、2Lが150ps/5500rpm。ミッションは1.8Lが5AT、2Lが7MTモード付きのCVTとなる。
 この試乗での驚きは、最速モデルの2.0RSZのパワフルさ。軽量化は2代目の命題だったようだが、現行型の2LのSに対して、エンジンだけで10kg減の125kgのスリム化を達成。その本気さが走り出してスグに伝わってきた。
 中高速域でのレスポンスはビンビン。Dレンジホールドでさえ、十分にスポーティな走りを見せるというのだから圧巻だ。小気味よいシーケンシャルシフトをキメれば、戦闘力は高まり快感度も上昇。ちなみに、100km/hは7速(Dレンジ)2200、6速2500、5速3200、4速4000、3速4500回転相当で、パワフルな加速フィールにダイレクト感を伴い、操っていて気持ちがいい。遮音対策に気を配りつつ、控えめな快音を発するところもうれしい持ち味だ。
 もちろん、フットワークが悪ければ話にならない。その点でもミニバンと意識させないのがストリームらしさ。RSZプロトに至っては、高剛性ボディをベースにハイチューン。2.8回転のパワステに、違和感なくキビキビと応答、ツイスティなコースを苦もなく駆け抜けるというからたまらない。それも路面にうねりや荒れのあるサーキットでということに価値がある。
 スタビリティの高さもさることながら、17インチを履きながら乗り心地が上質なところにも注目できる。RSZプロトがそのままの形で市販化されれば、新しいストリーム伝説が誕生することになるだろう。
(文:横越光廣 写真:本田技研工業)
ホンダ ストリーム プロトタイプ 全方位視界は良好で、ポジションは運転感覚と同じく、セダン/スポーツクーペ的で違和感なし。ミニバンとは思えない。 ホンダ ストリーム プロトタイプ 全幅×全高は1695×1545mmの5ナンバーサイズ。低床で、前後のデザインはメリハリがある。腰高でもなければボディの見切りのよさにより、運転がしやすい。
ホンダ ストリーム プロトタイプ 全長×ホイールベースは4570×2740mmと現行より+20mm。低いウエストラインやショルダーラインが映えて、アスリートイメージをアピール。 ホンダ ストリーム プロトタイプ
ホンダ ストリーム プロトタイプ ベーシックな1.8Xとてストリームらしさは不変。140馬力とは思えない軽快でスムーズな加速性と、クラスを超えたフットワークを見せる。十分に座れるサードシートをはじめ、居住性のよさ、マイルドなフィールは魅力的。リーズナブルなはずだし、主力車種となるのでは。 ホンダ ストリーム プロトタイプ 現行のアブソルートに代わるRSZは、またまたミニバンの常識をくつがえした。7名が普通に座れ、しかも使い勝手はよくなっている。そればかりか、走行フィールはスポーティカーそのもの。レスポンス、スタビリティともに2Lとしてはメジャー級だ。
ストリーム プロトタイプ2.0 RSZ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4570×1695×1545mm
ホイールベース 2740mm
車両重量 1408kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1991cc
最高出力 150ps/6200rpm
最大トルク 19.4kgm/4200rpm
サスペンション前/後 ストラット/ダブルウイッシュボーン
※主要諸元はプロトタイプのものです。市販時には変更されることもあります。
TOP > クルマ情報 > ニューモデル試乗 > ホンダ ストリーム プロトタイプ