インプレッション:スバル ステラ
スバル ステラ スバル ステラ
■プロフィール
 軽自動車マーケットのなかでもっとも人気のあるハイトワゴンカテゴリーに、スバルがはじめて参入したモデルがこのステラ。R2系のプラットフォームを基に、1645mmという高い車高のボディを与え、ユーテリティ性を大幅に向上している。
(発表:2006/6/14 UP:2006/7)
4気筒+スーパーチャージャーで上級感のある走りを実現
 エンジンは4気筒のDOHCで、自然吸気が54馬力、スーパーチャージャー付きが64馬力という設定。どちらもレギュラーガソリン仕様だ。走りのフィールはスーパーチャージャーが好印象だ。低速からしっかりトルクを発生し、クルマをぐんぐん加速させていく。低めのエンジン回転数で走れるので、ノイズも少なく好印象。アクセルに対するピックアップもよく、発進加速、中間加速ともにしっかりとしている。
 自然吸気、スーパーチャージャーのどちらにもFFと4WDが用意されるが、組み合わされるミッションはすべてCVT。CVT独特のノイズも少なく、全体としてのノイズもかなり低めに抑えられている。
 車高が高いクルマだけにハンドリングは気になる部分だが、これが予想以上に安定している。ロール自体は大きいのだが、タイヤのグリップは失われることなく、しっかりと路面をつかんでいる印象。さらにタイトなコーナーに速めのスピードで進入した際は、フロントがグイッと入り込んでいく動きを見せ、なかなかスポーティなハンドリングを示す場面もある。また、ブレーキングの際は、ノーズダイブに合わせてリヤサスペンションも沈み込むような動きで、安定感がある。
 リヤシートやラゲッジルームの使い勝手に関しては◎。子供がいる家庭ならば、ユーテリティパッケージをオプション装着することで、助手席の水平可倒も可能となり、使い勝手はさらにアップするだろう。
(文:諸星陽一 写真:柳田由人)
スバル ステラ R2系との共通性も高いインパネデザイン。写真はスーパーチャージャー付きのRSのもので、独立3眼メーターを採用。ほかのグレードは一体式のメーターを採用する。 スバル ステラ リヤシートは左右独立して200mmのスライドが可能。もちろんリクライニング機構も付いていて、リヤシートの自由度も高くなっている。
スバル ステラ フロントシートは左右独立したベンチタイプ。乗り心地はかなり確保されているが、走り込んでいくとちょっとサポートが足りない印象を受ける。 スバル ステラ リヤコンビランプはクリアレンズで囲まれて高級感を高めている。写真はカスタム系ではなく標準系で、リヤバンパーのデザインもスッキリしたものとなっている。
スバル ステラ ユーティリティパッケージをオプション装着した場合は、助手席も前倒しにすることができる。ラゲッジ部分はトレイ状となっていて、使い勝手もいい。 スバル ステラ シリンダーヘッド上にインタークーラーを備えるスーパーチャージドエンジン。冷却風はボンネットに設けられたバルジから取り込まれる。
ステラカスタムRS(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1645mm
ホイールベース 2360mm
トレッド前/後 1295/1285mm
車両重量 890kg
エンジン 直4DOHCスーパーチャージャー
総排気量 658cc
最高出力 64ps/6000rpm
最大トルク 9.5kgm/4000rpm
10・15モード燃費 18.8km/L
サスペンション前後 ストラット
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 155/65R14
全国メーカー希望小売り価格
ステラ 98万7000〜121万6950円
ステラカスタム 119万7000〜150万5700円
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