インプレッション:ダイハツ ソニカ
ダイハツ ソニカ ダイハツ ソニカ
■プロフィール
 全高が1470mmという、4人乗りの軽ではもっとも背の低い軽自動車が新登場。コンセプトは爽快ツアラー。つまり、走りにふった軽なのである。しかもその走り味はGT(グランドツアラー)系。今までになかった新ジャンルに挑戦してきたというワケだ。
(発表:2006/6/19 UP:2006/8)
軽自動車ということを忘れてしまうほどの安定感と質の高い走り
 新しいということなら、エンジンもトランスミッションも新開発である。エンジンは、エッセに搭載されるNAのターボバージョンと思えばわかりやすい、直列3気筒インタークーラーターボだ。NAで十二分に元気いっぱいだっただけあって、文句ナシにパワフルである。CVTは、世界初のインプットリダクション方式3軸ギヤトレーン構造を採用した、トルクコンバーター付き。ちなみにダイハツの軽でCVTを搭載するのは、これまた初である。
 このエンジンとCVTのおかげで、100km/h巡航時で2800回転と軽とは思えないほど回転数が低く抑えられることとなり、GTカーにふさわしい静粛性の高い高速ドライブが可能になっているのだ。さらには、ターボのくせに23.0km/Lという驚きの低燃費と、ダイハツお得意のスーパーインテリジェント触媒で、走りと環境を見事に両立してきたというワケなのだ。
 その高速走行では、チョロチョロしない安定性の高いハンドリングを実現。オマケに乗り心地も問題ナシなのだ。突き上げ感もなく、高速道路のつなぎ目などでも不快感はまったくないので、軽であることをうっかり忘れそうになるくらいである。むろん、高速からのブレーキング性能は、制動力も安定感も十分なので、安心して踏める!と言ってイイ。
 そしてパッケージングは、これだけ走りにふっているにもかかわらず、室内の広さは十二分というのがまた抜かりのないところ。ラゲッジこそ狭いが、縦にも横にも室内が広いのには驚かされた。
(文:竹岡 圭 写真:犬塚直樹)
ダイハツ ソニカ スイッチ類が大きく、手放し操作性が高いインパネ。シフトレバーも、フロアシフトの角度をなるべく損なわないようにと、かなり上目にセッティングされている。RSリミテッドには7速アクティブシフトが標準装備。 ダイハツ ソニカ 前後のカップルディスタンスは860mm。ニールームの広さもマルチワゴン並み。高めのウインドウラインで包まれ感のある後席。軽自動車では珍しい6対4分割可倒式。
ダイハツ ソニカ ドライビングポジションは、寝かされたフロントウインドウに、長めのステアリングボスで、少々寝た感じになる。走りたい!と、その気にさせられる。 ダイハツ ソニカ サイドウインドウのラインがスポーティイメージを高める。RSとRSリミテッドには15インチアルミを標準装備。
ダイハツ ソニカ フル乗車状態だと、お世辞にも広いとは言えないラゲッジルーム。後席シートの背もたれを倒すとそこそこの荷物が入るが、スライドなどはしない。 ダイハツ ソニカ パワフルなNAエンジンにターボが付いたというわけで性能はお墨付き。ただしドッカンターボではなく低回転から効く仕様。
ソニカRSリミテッド(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1470mm
ホイールベース 2440mm
トレッド前/後 1300/1290mm
車両重量 820kg
エンジン 直3DOHCターボ
総排気量 658cc
最高出力 64ps/6000rpm
最大トルク 10.5kgm/3000rpm
10・15モード燃費 23.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 165/55R15
全国メーカー希望小売り価格
118万6500〜154万8750円
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