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エンジンは175馬力と209馬力の2つの出力を持つ2L・直4DOHCインタークーラー付きターボと、255馬力の2.8L・V6DOHC同ターボとなる。V6は32ビットエンジンマネジメントシステムが点火タイミングや燃料噴射、ブースト圧、スロットル設定を制御&コントロールするなどの改良が施された。結果、アイドリングから実用域までスムーズに吹け上がる。
今回試乗したのはまさにそのV6で、気持ちのいい吹け上がりを実感した。アクセルに対する鋭いレスポンスはコンピュータ制御によるところが大きい。また、わずか1800回転で最大トルクを発生させるのもこのエンジンの特徴。低圧ターボの使い方はじつに絶妙で、航空機技術が投入されていることがわかる。今回は可変バルブタイミング機構の恩恵もあって、スムーズさはシリーズ最高に達した気がする。
クルマの挙動はよくも悪くもサーブらしさが残る。FF特有のトルクステアが強く、ステアリングをしっかりつかんでいないとクルマをコントロールできない。が、逆を言えばクイックなステアリングフィールはFFらしいスポーティさを演出する。これがサーブの走りだ。
(文:九島辰也 写真:犬塚直樹)
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