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トゥインゴのスポーティモデルはルノースポール(RS)とGTの2種類がある。133馬力にチューンした1.6L自然吸気エンジンを積むRSがピュアスポーツなのに対して、1.1Lターボで100馬力を出すGTはグランドツアラーという位置づけ。しかも燃費は16.9q/L、二酸化炭素排出量は140g /qと、環境性能との両立も追求している。
その走りは、扱いやすさと速さを高次元で両立したもの。わずか1500回転からじわじわとターボによるトルクを盛り上げてくれる一方で、回せば100馬力を実感させるダッシュを味わわせてくれる。しかも小排気量らしいきめ細かい吹け上がりまで堪能できる。確実なタッチのシフトレバー、ヒール&トゥに最適のペダルを操っての加減速は、文句なくスポーティだ。
しかも新型は、乗り心地とハンドリングのバランスで定評のあった旧型ルーテシアのプラットフォームを使っている。おかげで快適性はもちろん、旧型ではいまひとつだったフットワークも確実にレベルアップ。自然なタッチの電動パワーステアリングを切るとノーズがスッと動き、しっとり動く足まわりが確実に路面をとらえ、安定した姿勢のままコーナーを抜けていく。
旧型ではターボエンジンを積んだスポーティモデルなんて想像もできなったトゥインゴ。でも新型はこうしたバージョンも似合う、走れるコンパクトカーに成長していた。
(文:森口将之 写真:南陽一浩)
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