インプレッション:トヨタ RAV4
トヨタ RAV4 トヨタ RAV4
■プロフィール
 都会派のSUVとして人気のRAV4がモデルチェンジ。3代目となる新型は、新開発プラットフォームや新設計サスペンション、2.4Lエンジン+7MTモード付きCVTを採用するなどして格段にグレードアップし、商品力を高めた。RAV4の登場により急速にレベルアップしたこのはクラスは、ますますの激戦模様だ。
(発表:2005/11/17 UP:2005/12)
走りの気持ちよさは、実力と質感が調律されているからこそ
「走る・曲がる・止まる」という基本性能を重視したとあって、走行フィールは自慢のセールスポイント。その素直さと扱いやすさは、乗った直後から体感できる。
 最初に乗った225/65R17インチタイヤを装着する「G」で乗り味のよさに注目。2.8回転の電動パワステはほどよくクイックで、じつに気持ちよくワインディングロードを駆けめぐることができる。コントローラブルなこと、そしてマイルドで上質感のある乗り心地を併せ持つこと、そこが素晴らしい。ステアリングギヤボックスをブッシュを介さずサスペンションメンバーに直付け、ダブルウイッシュボーンのリヤサスは各アームを軽量化してバネ下重量を軽減、さらにS-VSC+アクティブトルクコントロール4WDの協調制御など、こだわりのチューンとナイスマッチングの成果と言えるだろう。
 235/55R18インチを履くスポーツは、走りがキビキビ。じつに扱いやすく、乗り心地がよいことも見逃せない。一方、FF車は身軽だが、4WD車より乗り心地面で見劣り、とくに上質感は味わえなかった。
 走りのよさはトータルで優れていてこそ評価できる。もちろんRAV4はぬかりなし。エンジンはトルクフルだし、高回転域までスムーズ。ヒルクライムでも持ち前の軽快感を失わない。7速CVTとのマッチングのよさは、レスポンスが優れていることで証明される。100km/hはDレンジで1800、7速2200、6速2700、5速3300、4速4200、3速5200回転相当で、その余裕は静粛性の高さからも知れること。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
トヨタ RAV4 ダッシュまわりのデザインは上々。機能的だしメリハリもあり、質感も高い。タッチのよい本革巻きステアリングはテレスコ&チルト機能付き。オプティトロンメーターは魅惑的。 トヨタ RAV4 後席もまたゆとりのサイズで2名がゆったりとくつろげる。6対4分割で、15mm刻みの165mm前後スライド、26度までのリクライニング調整がOK。
トヨタ RAV4 座面、背もたれがサイズアップされゆったり。ソフトなフルファブリック地で、体を優しく包んでくれる。上方30、下方15mmのリフターなど調整面もグッド。 トヨタ RAV4 先代と比べ全長、全幅、ホイールベースが拡大しているが、最小回転半径はー0.2mの5.1mと機動的。スタイルはダイナミックでスポーティだ。
トヨタ RAV4 ダンパーを床下配置として低床で広い荷室を確保。容量は標準時で450L。ワンタッチの後席スーパーチルトダウンなど使い勝手は抜群。 トヨタ RAV4 VVTi(連続可変バルタイ)採用の2.4Lはトルクフルでスムーズ。CVT特有のノイズが低いせいもあり全体に静かだ。
RAV4 G 4WD(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4335×1855×1685mm
ホイールベース 2560mm
トレッド前後 1560mm
車両重量 1530kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 2362cc
最高出力 170ps/6000rpm
最大トルク 22.8kgm/4000rpm
10・15モード燃費 12.6km/L
サスペンション前/後 ストラット/ダブルウイッシュボーン
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 235/55R18
全国メーカー希望小売り価格
197万4000〜247万8000円
※北海道・沖縄地区のみ価格が異なる。
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