インプレッション:トヨタ プレミオ & アリオン
トヨタ プレミオ & アリオン トヨタ プレミオ & アリオン
■プロフィール
 コロナ&カリーナの後継モデルとして平成13年に登場したのがプレミオ&アリオン。プレミオがコロナの、アリオンがカリーナのそれぞれ後継となり、プレミオがラグジュアリー、アリオンがスポーティという位置づけ。基本的な仕様やグレード展開(グレード名は異なる)は同一だが、価格はプレミオのほうが2万1000〜10万5000円ほど高くなっている。
 今回のマイナーチェンジは、内外装の変更と排ガスのクリーン化、装備品の充実などが主な内容で、走りに関する面ではほとんど変更を受けていない。
(発表:2004/12/20 UP:2005/3)
ファミリーカーとしてのセダンのよさを感じるなめらかなフィール
 もともと目立つタイプのクルマではないが、じつは月販約6500台(平成15年10月〜16年9月の平均)ものボリュームを誇るヒット車だ。どのグレードに乗っても、ヒットの理由はすぐにわかる。1.5L、1.8L、2Lのすべてのエンジンで、明らかに上質な乗り味が体感できるのだ。卓越した動力性能や、ワクワクさせられるハンドリングなどは持ち合わせていないが、家族を乗せてゆったりとドライブするには、ピッタリと感じさせるものを持っている。
 しっかりとした加速感を持っているが、それはカドのあるものではない。普通にアクセル操作をしているかぎり、加速に伴う雑多な要素はサスペンションやボディ、シートといったクルマを構成するほかの要素が上手に吸収してくれる。コーナリングや車線変更についても同様で、現代のクルマとして十分な運動性能を備えているが、それらをひけらかすことはない。
 2LモデルはミッションがCVTとなるので、さらにダイレクト感が増したドライブが可能。フラットなトルクが魅力な直噴D-4エンジンとのマッチングがよく、乗っていてストレスを感じない。
 ダブルフォールディングを可能にしている分割式リヤシートは使い勝手がよく、ときにはワゴンなみの搭載性も発揮してくれる。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
トヨタ プレミオ & アリオン 上級グレードには文字情報がメーター内に表示されるマルチインフォメーション・ディスプレイを採用。木目調パネルはプレミオ、アリオンともに全車標準装備。 トヨタ プレミオ & アリオン リクライニング&トランクスルー機構を持つリヤシートながら、中央席にも3点式シートベルトを採用。センターアームレストは全車に装備。
トヨタ プレミオ & アリオン シートリフターは全車標準装備。ヘッドレストを外せば、リヤシートのクッションまでのフラットシートを作ることもできる。 トヨタ プレミオ & アリオン 手前がプレミオ、奥がアリオン。グリルやヘッドライトのデザイン、リヤコンビランプの形状などが異なる。
トヨタ プレミオ & アリオン タイヤハウスの処理がうまく、広々としているトランク。トランクスルーは7対3のダブルフォールディング式で、かなりの拡張性を持つ。 トヨタ プレミオ & アリオン 1.8Lの2WD車は平成17年基準排出ガス75%低減と平成22年燃費基準を達成し、グリーン税制の対象車となった。
アリオン A20 Sパッケージ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4565×1695×1470mm
ホイールベース 2700mm
トレッド前/後 1480/1460mm
車両重量 1240kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1998cc
最高出力 155ps/6000rpm
最大トルク 19.6kgm/4000rpm
10・15モード燃費 15.2km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 195/65R15
全国メーカー希望小売価格
プレミオ 159万6000〜233万1000円
アリオン 157万5000〜222万6000円
※北海道地区と沖縄地区は価格が異なります。
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