インプレッション:フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション
フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション
■プロフィール
 パサート・ヴァリアントのトップモデルに位置づけられるV6・4モーションがシリーズに加わった。セダンを含む先代パサートの販売比率は、ヴァリアントが70%に達し、なかでもV6・4モーションが40%を占める人気モデル。それだけに、最新モデルの登場が待たれていた。
(発表:2006/7/25 UP:2006/10)
実力・快適性でトップランクのV6・4モーション、いざ登場
 超高張力鋼板やレーザー溶接などを駆使した高剛性ボディに、新開発の4リンク・リヤサスを採用するなどした新パサートは、たしかに大きくグレードアップしている。コンフォートを重視したというだけあって、ファーストインプレッションはしなやかの一語。荒れた路面の市街地でさえ快適な乗り心地を見せるのだから注目ものだ。
 だが、本当に感心させられたのはワインディングロードを走って。コーナリング時のロールは小さく、安定感があるばかりか、2.9回転のパワステに素直なハンドリングを見せる。そのおかげでワゴンとは思えない、なかなかのハイペースで不安なくコーナーをクリアすることができた。快適な乗り味を損なうことがないから好感度が高まるのだ。全体のバランスのよさの表われとも言える。
 しかも、3.2L直噴V6との相性がよい。このエンジンは、全域にわたり軽やかスムーズ。フル加速時にシフトされる6500回転まで、何のストレスも感じさせず、予想以上の快足ぶりを披露してくれる。ミッションはハイレスポンスの6速DSG。Dレンジホールドのままでも十分だが、シーケンシャルシフトではさらにスポーツ性を高める。ちなみに100km/hは、6速2100、5速2400、4速3200、3速4400回転相当。このクロスレシオのDSGとV6がもたらすスムーズな加速フィールとしなやかなフットワークが、味わいのある快適感を生む。ウエット路での安定した走行性は、前後駆動力が100対0から50対50にまで配分される4WDシステムによるものだ。
(文:横越光廣 写真:柳田由人)
フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション 3本スポークのレザーリムステアリングは電動テレスコ・チルト機能付き。スポーツムードとウッドパネルなどがかもす上質ムードがコラボレート。全体に機能的で操作性のよさも見逃せない特徴だ。 フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション 後席の居住性のよさは、まさにVIP級。スペースは断然の広さを持ち、レザーシート自体がサイズにゆとりがあって座り心地が快適このうえなし。
フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション 12ポジション調整のレザー電動スポーツシートは、ソフトタッチで体を優しくサポートしてくれる。運転席はメモリー付きで、シートヒーターを備える。 フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション シリーズのトップモデルとしての風格を漂わせるのがV6・4モーション。全体のフォルムは、品よくスマートだ。7.5J×17インチアルミホイールがスポーツ性を高める。
フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション ヴァリアントは優れたユーティリティを備えている。一見してわかるとおり、ラゲッジスペースは広大。後席はもちろん分割可倒式となる。 フォルクスワーゲン パサートバリアントV6・4モーション バンク角が10.6度という狭角V型レイアウトの3.2L直噴は、可変バルブタイミングコントロール、可変マニホールドを採用。走行状況に応じて細やかに制御、全域スムーズだ。
パサートバリアントV6・4モーション(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4785×1820×1530mm
ホイールベース 2710mm
トレッド前後 1540mm
車両重量 1740kg
エンジン V6DOHC
総排気量 3168cc
最高出力 250ps/6250rpm
最大トルク 33.1kgm/2750rpm
10・15モード燃費 8.9km/L
サスペンション前/後 ストラット/4リンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 235/45R17
全国メーカー希望小売り価格
455万円
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