インプレッション:日産 ノート
日産 ノート 日産 ノート
■プロフィール
 マーチに始まったニッサンのコンパクトカー路線は、キューブ、ティーダと好評。そして第4のルーキーとして「ブラザーズ」に加わったのがノートで、これがなかなか魅力的。エンジンは1.5Lの1タイプで、FF+CVTを基本とし、e-4WD+4ATの設定もある。
(発表:2005/1/20 UP:2005/3)
新鮮でいて抜群のユーティリティに注目。クラスを超えた実力に感心しきり
 ノートの最大の特徴は、室内/荷室スペースの広さと使い勝手のよさ。ただ広さを確保しただけではなく、使う身になった親身な設計に拍手。あちこちに設けられたポケット類などは、好例のひとつだ。これで走行フィールがよければ言うことなし。期待してのスタートだった。
 ティーダに初めて乗ったとき、コンパクトにして上級感のある造りには、なるほど!と感心させられた。が、1.5L+CVTのフィールはいまひとつ。加速時、パワートレーンからのノイズが耳につき、持ち前の上級感が損なわれるのが残念だった。それは、ノートでも気にしていたポイントのひとつだったのだが……。
 しかし、市街地や高速道路を走ってもとくに不足はない。ノイズレベルは、音質を含め耳につくこともなかった。100km/hはDレンジで2200、スポーツで4400、Lレンジで5400回転相当。Dレンジではレスポンスもよいし、Lレンジのマキシマムが55km/hだから守備範囲もワイド。少なくとも、1.5Lレベルをはるかに超えた余裕と快適感を備えている。エンジンは、レッドゾーンの始まる6500回転までスムーズ。不出来なCVTに見られるリニア感に欠けた違和感を覚えることもなく、あらゆる状況下でスムーズな加速フィールをもたらしてくれる。
 3.3回転のパワステは軽く、トータル的には素直なハンドリングをもたらすが、ケースによってステアリングに剛性不足を感じることも。14インチタイヤ径より15インチ車のほうがよく、乗り心地は両車ともにマイルド。ぜいたくを言えば、ダンパー系のフリクションを抑えればヨーロッパ的な好フィールになるはず。とはいえ高速直進性もよく、全体に好感が持てる。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
日産 ノート ツートンのインパネ、トリムのデザインは新鮮味もあり、なかなかおしゃれ。握りが程よく太めのチルト機能付きステアリングは手になじむ。メーターは見やすく全体に機能的だ。 日産 ノート 室内の広さは、ノートの美点。ベンチタイプのシートは、座面中央部もソフトで座り心地がよい。背もたれのサイズ、形状がよくゆったりくつろげる。
日産 ノート シートは、スポンジーなソフトタッチで座り心地は体に優しい。ラチェット式のリフターが、だれにでもうなずける着座高をもたらしてくれることだろう。 日産 ノート 3990mmの全長に対してホイールベースは2600mm。クラスを超えた車格と居住性を持つ。かつ、最小回転半径4.7mという機動性が評価できる。
日産 ノート ユーティリティ、使い勝手のよさは群を抜いている。とくに深さ250mmのアンダーボックスを備えた2段マルチトランクは優れものだ。 日産 ノート 軽量な1.5Lオールアルミエンジンは後方排気で、クリーン排出ガスを実現。かつ平成22年燃費基準+5%を達成。
ノート 15S Vパッケージ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3990×1690×1535mm
ホイールベース 2600mm
トレッド前/後 1480/1475mm
車両重量 1070kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1498cc
最高出力 109ps/6000rpm
最大トルク 15.1kgm/4400rpm
10・15モード燃費 18.2km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 175/65R14
全国メーカー希望小売価格
126万〜158万5500円
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