そんな内容の新型スカイラインクーペは、とにかく走って楽しい。ステアリングを握って数分もすれば次のコーナーが待ち遠しくなる。
それはドライバーズシートに座ったときからにわかに感じる。適度なタイト感がスポーツカー的で、走りを予感させるのだ。実際動き出すてすぐに高いボディ剛性感をうかがわせた。ステアリングを左右に揺さぶってもボディはしっかり追従するし、段差のこなしもいい。嫌なきしみ音もいっさいない。
感心したのはブレーキで、踏みはじめこそあたりはやさしいが、効きは上出来。ガツンとクルマを止めるだけのパフォーマンスを持つ。個人的には踏みはじめからガツンといってほしいが、これはこれで納得でもある。今回はキャリパーまでデザインしているということだ。
エンジンはアクセルのレスポンスに対して申し分ないパワーを供給してくれる。マニュアルモードの5ATとの組み合わせも悪くない。また、サウンドもグッド。4000回転から上はまんまスポーツカーだ。惜しいのは下の回転域でのチューニング。低音が唸ればさらに魅力は増す。
試乗は18インチと19インチだったが、個人的には18インチが気に入った。バランスがよく快適性も高まる。それにホイールのデザインもこちらのほうがかっこいい!
(文:九島辰也 写真:犬塚直樹)
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