インプレッション:フォード マスタング
フォード マスタング フォード マスタング
■プロフィール
 フォード・マスタングはアメリカを代表するモデル。デビューは1964年4月で、すでに今年で42年の月日が経っている。で、新型はその初代をデザインモチーフにし、現代に蘇らせたもの。いまだに人気の高いファーストモデルだけに、そんなアイデアが浮かんだようだ。
 新型はアメリカでは2004年にリリースされ、すでに高い人気となっている。その要因のひとつはロープライス戦略。初代マスタングがそうであったように、新型もリーズナブルな価格設定となる。もちろん、日本仕様はほぼフルオプションだけに、それほど驚く低価格ではないが、それでもこのスタイリングと走りは、高い費用対効果が望めるはずだ。
(発表:2006/7/31 UP:2006/11)
スタイリング、価格設定、エンジンサウンドと、コンセプトごと復活!
 日本に導入されるマスタングはV8エンジンのGTとV6エンジン車となる。ボディタイプはクーペとコンバーチブルで、開発の段階から取り組まれたほど、それぞれに特徴がある。
 で、ステアリングを握ったのはV8GTクーペ。ボリュームゾーンと思われるモデルだ。
 イグニッションを回してまず驚いたのは、エンジンサウンド。低音から唸るようなそれはまさにアメリカンV8といったところ。シボレーとは違いドロドロした感じはないにしろいい感じだ。もちろん、踏み込めばより迫力は増す。ボンネットを持ち上げながら、リヤのリジッドアクスルが地を蹴る様子は、さながらオールドスクールなアメリカ車そのままである。
 ハンドリングもそう、といいたいところだが、そこは現代のクルマ。当時のユルユルではなく、ピタッとコーナーでのトレースを決めてくれる。ブレーキを含めて、スポーティな走りが楽しめる造りは大歓迎。
 ユーティリティはフロントに座っている分では問題なし。スポーツカー気分がプンプンだ。
(文:ジョン・ミシガン 写真:犬塚直樹)
フォード マスタング 特徴的なのは60年代風のデュアルコクピットと当時を彷彿とさせるアナログメーター。しかもこのメーターはバックライトを赤や青や黄色などに変えられる。こんなギミックも正直うれしかったり。 フォード マスタング プラス2となるリヤシート。先代よりはホイールベースを延ばすなどの工夫で広くはなっているものの、けっして快適ではない。まぁクーペですから。
フォード マスタング V8は本革スポーツシート、V6は本革シートという設定。調節機構は6ウェイ電動式となる。スポーツシートのホールド性は高く、スポーティな走りが可能。 フォード マスタング V8エンジン搭載車に用意されるコンバーチブル。ウインドシールドの傾斜やリヤシートのバックレストの角度など、クーペとは異なる部分も多い。開発の段階からコンバーチブルの優位性を高めた結果だ。
フォード マスタング クーペという性格を考えると十分ともいえるトランクスペース。スタイリングからして多少の割り切りはあったと考えられる。もちろんふだん使いは問題なし。 フォード マスタング エンジンは304馬力のV8と213馬力のV6というラインアップ。どちらも先代のユニットをブラッシュアップしたものだが、そのフィールは感激。
フォード・マスタングV8・GTクーペ・プレミアム(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4765×1880×1385mm
ホイールベース 2720mm
トレッド前/後 1580/1585mm
車両重量 1630kg
エンジン V8OHC
総排気量 4606cc
最高出力 304ps/5750rpm
最大トルク 44.2kgm/4500rpm
サスペンション前/後 ストラット/ソリッドアクスル
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 235/50R18
バリエーション&価格
V6・GTクーペ・プレミアム 390万円
V8・GTクーペ・プレミアム 460万円
V8・GTコンバーチブル・プレミアム 530万円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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