インプレッション:ダイハツ ミラジーノ
ダイハツ ミラジーノ ダイハツ ミラジーノ
■プロフィール
 レトロ調の個性派スタイルが特徴のミラジーノがモデルチェンジ。最近の軽カーと同じく、大幅なクオリティアップが体感できる。イメージユーザーはM&D(マザー&ドーター)、つまり友達感覚の親子というセレブリティ・ミニだ。バリエーションは、エンジンが660cc3気筒NAに4ATのみ。駆動はFFと4WD。
(発表:2004/11/29 UP:2005/1)
レトロと洗練を意識させるセレブリティ・ミニ
 グレードは4タイプで、そのうち試乗したのは上級なXリミテッドと、最上級でスポーティなミニライト。最初に乗ったのは前者だが、その時点で感心しきり。軽カーとは思えない走りのクオリティの高さにインパクトがあった。
 そのひとつは、マイルドな乗り心地であり、ヒステリックなノイズを発することのないエンジン音。低振動なことを含め、3気筒とは思えない完成度だ。しかも、4ATは変速ショックが気にならず、意外なほどスムーズな加速フィールをもたらす。パワーは必要にして十分。660ccNAとしては、水準の高い今日のレベルにおいても標準を超える。
 Dレンジフル加速では、8000回転レッドゾーンのところ、7200回転でシフト。ストレスなく吹け上がるだけに気持ちよく、高周波ノイズもとくに耳障りでもない。まして、ハンドリングが素直となれば、一段とイメージアップ。Xリミテッドの3.6回転のパワステは、万人向きで扱いやすいし、きっちりとしたインフォメーションを伝えてくれることが支持できる。操作系のすべてが軽く、最小回転半径4.4mという機動性に好感が持てる。
 ミニライトは、Xリミテッドの14インチタイヤに対し15インチ。路面によって乗り心地の硬さが気になる一方、スポーティな走行フィールが魅力。3.3回転のクイックなパワステ・フィールはなかなかのもの。回転半径は4.6mとなるが、市街地やワインディングロードでのキビキビ感のある走りっぷりは、ミニライトのイメージにピッタリ。シリーズ中、もっとも躍動的だ。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
ダイハツ ミラジーノ スポーティムード満点のミニライトのインパネまわり。チルト機能付き3本スポーク・ステアリングはMOMO製レザーリム。手触りのよさはいうまでもない。小さいながらタコメーターを装備する。全体に機能的で質感もある。全方位、視界は至って良好というナイスカーだ。 ダイハツ ミラジーノ ボディサイズのわりに、室内スペースは広々。後席はレッグスペース、ヘッドスペースともに、とても軽とは思えないゆとりがあり、居住性はグッド。
ダイハツ ミラジーノ ドアは90度近く大きく開き、室内への乗り降りがラク。ミニライトのファブリック・シートは、リフター付きで、ポジションは上々。 ダイハツ ミラジーノ レトロ調の味わいのあるスタイルがミラジーノの魅力。なかでもミニライトのスポーティなキャラクター性は、軽自動車界でも貴重。
ダイハツ ミラジーノ たくさんのポケット類をはじめ、ユーティリティは断然。ラゲッジルームの開口部面積も広くて、使い勝手がよい。 ダイハツ ミラジーノ 電子制御でバルブ開閉時期を最適化するDVVT機構を採用するエンジンは、トルクフルでクリーン。しかも省燃費だ。
ミラジーノ ミニライト(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1515mm
ホイールベース 2390mm
トレッド前/後 1300/1290mm
車両重量 780kg
エンジン 直3DOHC
総排気量 659cc
最高出力 58ps/7600rpm
最大トルク 6.5kgm/4000rpm
10・15モード燃費 20.5km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 ディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 165/55R16
全国メーカー希望小売り価格
98万7000〜138万6000円
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