インプレッション:ミニ ジョンクーパーワークス
ミニ ジョンクーパーワークス ミニ ジョンクーパーワークス
■プロフィール
 1960年代ジョン・クーパーがチューニングしたミニクーパー、そしてさらにチューニングが進んだミニクーパーSは、めいっぱいダイレクトなFFで、ホントにすごいチューニングモデルだった。いまだそのフィールが脳裏に焼き付いているほどインパクトは大きかった。そのジョン・クーパーの息子であるマイク・クーパーが、現代風にミニをチューニングするためのキットとして登場させたのが、ジョン・クーパー・ワークス(JCW)チューニングキット。ミニクーパーの5MT仕様とミニクーパーSの6MT仕様の2キットがあり、BMWの新車保証が効くなど、アフターケアも万全である。
(発表:2003/10/15 UP:2004/4)
もうひとつのミニクーパーSの世界が味わえる、正当派チューンの快感!
 試乗したミニクーパーSのJCWキットは、シリンダーヘッド、スーパーチャージャー、プラグ、エンジンカバー、スポーツマフラー、そしてJCWのバッジがフロントとリヤに付けられる。このキット装着でエンジン出力は163ps/6000rpm、21.4kgm/4000rpmから200ps/6950rpm、24.5kgm/4000rpmにアップする。
 数値的には大きなパワーアップが図られているが、乗ったフィールは驚くほどスムーズで、絶妙なエンジンレスポンスと力強い加速感が続き、低回転から高回転まで伸びるような気持ちよさに包まれる。とくにエキゾーストノートが変化する4500回転からレッドゾーンの6750回転まで一気の加速が味わえ、7000回転近くまでパワーは乗ってくる。
 サスはやや堅めだが突き上げ感はなく、クイックなステアリング、小気味いい6MT、ホールドのいいバケットシートに支えられ、ややクセのあるFFをコントロールするのが楽しくなるチューニングである。クラッチはやや重めであるが1500回転近くから十分なトルクがあり、渋滞をも苦にしない、トータルバランスに優れたチューニングモデルである。
(文:編集部 写真:犬塚直樹)
ミニ ジョンクーパーワークス ノーマルのミニクーパーSと基本は同じであるが、エンジンフィールの違いからであろう、操作フィールはこちらのほうが一枚上手の軽快感があり、ミニの魅力をさらに引き出していた。 ミニ ジョンクーパーワークス リヤシートは大人が2名乗ってもなんとか耐えられる居住性を持つが、長距離は辛いものが……。シートバックは5対5の前倒しでスペースアップ。
ミニ ジョンクーパーワークス シートはしっかりとしたホールド感がありスポーツ走行が楽しくなるし、ドライビングポジションも良好。もちろんこのおしゃれなデザインも買い。 ミニ ジョンクーパーワークス タイヤは前後ともピレリのランフラットの205/45R17を履くがフィールは良好。外観上の違いは誇らしいJCWのバッジだけではあるが……。
ミニ ジョンクーパーワークス シリンダーヘッドまで手が入れられるJCWキットだが、気むずかしい面はまったくなし。レスポンスのよさと気持ちいい加速感が魅力。 ミニ ジョンクーパーワークス ミニを購入した時点でアフターパーツとして組み込まれるJCWキット。カッコいいカムカバーを装備するなどおしゃれ度も一級品である。
ミニ クーパーS ジョンクーパーワークス(6MT)主要諸元
全長×全幅×全高 3625×1690×1425mm
ホイールベース 2465mm
トレッド前/後 1455/1460mm
車両重量 1180kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1598cc
最高出力 200ps/6950rpm
最大トルク 24.5kgm/4000rpm
10・15モード燃費 11.6km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 205/45R17
全国メーカー希望小売価格
クーパー ジョンクーパーワークス 236万2500円(41万1600円)
クーパーS ジョンクーパーワークス 273万円(73万2900円)
※()内はキット価格となります。また、表示価格は消費税込みの価格となります。取り付け工賃は別途かかります。
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