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モデルはクーペとカブリオ。その関係は既存と変わらず、カブリオはキャンバス製のトップを電動で開閉する。左右のデタッチャブルルーフレールを取り外せばフルオープンに変身。また、全体のデザインはもともと完成度が高いだけに大きな変更はない。そのためこれでフルモデルチェンジ?と思ってしまうかもしれない。
が、ボディはひとまわり大きくなった。歩行者保護やリヤの衝突保護性能の向上などが目的だ。当然、走らせてそれがどうのこうの……というわけではない。もともとマイクロサイズだっただけに、逆に安心感が高まった。それにワイド化されたトレッドで乗り心地も快適だ。
その快適さはエンジンのスケールアップからもくる。700ccだった排気量は1Lとなった。ボディサイズと排気量が上がったことで日本での軽自動車規格に入ることはなくなったが、それによって得た快適性と「走り」は確実にクラスの違いを見せつける。
では実際に走らせてどこが大きく変わったのかというと、いちばんの違いはどうしてもなじめなかったあのトランスミッション。ギヤチェンジのたびに前につんのめりそうになる動きは取り除かれた。新開発マニュアルモード付き5ATは操作性がよく、エンジンとのマッチングもグッド。どちらのモードでもつんのめることなく、キビキビ走る。これで助手席の友人に「運転ヘタ?」と誤解されることはなくなった。また、サスが一新されたのもいい。あの細かなピッチングがここまで抑えられれば万歳!である。
(文:九島辰也 写真:犬塚直樹)
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