インプレッション:マツダ マツダスピードアテンザ
マツダ マツダスピードアテンザ マツダ マツダスピードアテンザ
■プロフィール
 最近のマツダ車と聞いて、いちばん始めにイメージされるキーワードは「スポーティ」じゃないだろうか。ミドルクラスに位置するアテンザもそう。バリバリのスポーツではないが、適度にスポーティなのである。
 それをダイナミックにグレードアップしたのが、マツダスピードアテンザなのだ。新開発の直噴2.3Lターボエンジンに6MTを組み合わせ、4WDの走破性能を奢ったスポーツセダンとして進化。ズバリ、ライバルはレガシィB4といったところだ。
(発表:2005/6/23 UP:2005/11)
知的で節度を持った大人のイメージと素質。でもやるときはやるんです
 まず注目のエンジンだが、2500回転付近からジワジワとターボが効いてきて、その後は5000回転付近までフラットにパワーを発揮するタイプ。パワーが乗った加速感は、さすがターボエンジン。とは言ってもふり回されるようなパワーの出方ではなく、扱いやすいところがポイント。しかし、極低回転域でのトルクが薄いのが気になるところ。ストップ&ゴーを多用する街なかでは、もう少しトルクを太らせたほうが扱いやすさは増すハズだ。
 ハンドリングはスパッと切れ味が鋭いかと思いきや、想像よりおっとりした味付け。しかし、ヨーロッパ車のような手ごたえがあり、もちろんスポーティな走りにも対応する。全体的に節度を持った大人のスポーツセダンといった雰囲気にまとまっている。
 乗り心地は18インチタイヤとは思えないほど心地よく、不快な突き上げ感はほとんど感じられない。ワインディングを走っても路面をしっかり捉え、安定した走りを楽しむことができる。乗り心地方向に重点を置いたスポーティセダンといったところだろう。
 インテリアの質感も高いので、ラグジュアリームードは満点。静粛性もそこそこ。快適なスポーツクルージングを楽しみつつ、ときにアグレッシブに走る……そんな大人の楽しみにピッタリの1台だ。
(文:竹岡 圭 写真:菊池貴之)
マツダ マツダスピードアテンザ ブラックにシルバーのアクセントを効かせた、スポーティななかにもシックな雰囲気のインパネ。280km/hのフルスケールメーターやアルミペダルでスパルタンなイメージを演出。 マツダ マツダスピードアテンザ 6MTのみの設定。シフトフィールは滑らかで気持ちイイ。個人的には、ポジションの関係で、もう少し上の位置から握れたほうが扱いやすそうだが……。
マツダ マツダスピードアテンザ 3パターンのシートメモリー付き。8ウェイパワーの本革シートはオプション。通常はサイドサポートの張り出しを強めたセミバケットシートを装着。 マツダ マツダスピードアテンザ 抑揚感の増したエクステリアはいい意味で色気があり、艶かな雰囲気が演出されている。シチュエーション問わない大人の余裕を感じさせる。
マツダ マツダスピードアテンザ 215/45R18という扁平タイヤを履いているとは思えない。見た目とのギャップを感じるほど乗り心地はイイ。 マツダ マツダスピードアテンザ 新開発の直噴2.3Lターボエンジンは、想像以上に滑らかで穏やかという印象が強い。ただし走らせ方次第では強力な武器になる。
マツダスピードアテンザ(6MT)主要諸元
全長×全幅×全高 4760×1780×14300mm
ホイールベース 2675mm
トレッド前後 1540mm
車両重量 1560kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 2260cc
最高出力 272ps/5500rpm
最大トルク 38.7kgm/3000rpm
10・15モード燃費 11.0km/L
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 215/45R18
全国メーカー希望小売り価格
マツダスピードアテンザ 302万4000円
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